夏の2日間開催された「京都市動物園」の「夜間開園」。動物園が大好きなミモロは、楽しみに出かけました。
地下鉄東西線の「蹴上駅」に徒歩数分で到着できるように、新たにできた動物園の東出入口から、さっそく動物たちに会いに行きます。
まず、出会ったのは、白い顔のシロフクロウ


ペンギンや亀にもご挨拶。


続いて、大きな水槽の前に…「あれ?だれもいないの?」

しばらくすると「あ、カバのツグミちゃん」

キョロキョロ辺りを見回しているのは、ミーアキャットです。


ミモロが、じっと立ち止まったのは、フラミンゴの前。



南国生まれのフラミンゴでも、さすがに暑いのか、気持ちよさそうに、バシャバシャと水浴びを…。
「あ、フワフワの子がいるー」と指差す先には…。グレーの綿毛に包まれたフラミンゴの雛。大人になると、美しい色彩が体を包みます。「体の割に足が太くて、しっかりしてるー」と、小さいながら走るのは速そう…。


「これ、フラミンゴの赤ちゃんの綿毛みたい…」

春にも訪れているミモロ。動物園の中は、歩きなれた場所。「キリンの赤ちゃん大きくなったかな?」と、動物観察がしやすくなった「アフリカの草原」のキリンのところへ。


「あ、いたいたー」ミモロが、見つめる先には、すっかり育ったキリンの赤ちゃんが。けっこう大きくなりましたが、まだママのミルクが恋しいよう…。


次第に、陽が落ち、暗くなってゆく動物園。どこからかガォーガォーとの太く低い声が響きます。

さて、すぐ近くには、りっぱなアムールトラが。

「このトラは、お母さんで、隣りのケージにいるのが、息子ですよ」と、さきほど会った動物園の獣医さんの坂本さん。どうりで、隣りが気になってしょうがない様子。時折見える息子の姿を凝視しています。
隣りでは、若いオスのトラが、水浴びをしています。

「あのーこんなに暑いと、動物たちも大変なんでは?」と、暑さにまいっているミモロは、坂本さんに尋ねます。
「この動物園にいる動物は、アフリカや東南アジアなど熱帯に生息するものが多いので、暑さには強いんですよ。でも、このアムールトラやレッサーパンダは、標高の高い所やアジアの寒い地域に住む動物なので、京都の夏は苦手なんです。だから、よく水浴びをします。でも、ライオンは、やはりプールがあるんですが、全然入らない…」
「へー。プールつきのおうちなのに、もったいないねー」と、プールが羨ましいミモロです。
「わー気持ちよさそうに寝てるー」エアコンが入った涼しい部屋で寝ているのは、ジャガー。


「このジャガーは、高齢なので、涼しいとこにいるんですよ」と。「お年寄りは、熱中症に十分注意しないとね」と、ミモロは納得。
この夏は、動物園では、ナマケモノが初めて公開されたました。でも、ミモロは、他の動物を訪ねていて、時間切れに…。

「もっと見ていたいよー」と、名残惜しげに夜の動物園を後にしました。

「きっと真夜中は、もっとみんな活動的になるんじゃないのー?昼間は、とても暑くて動物園に来るのが大変だけど、夜から、ずいぶん楽…」
秋にも、夜間開園を計画中とのこと、夜の動物園は、昼間とは、また違った雰囲気が楽しめて、お勧めです。

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