「ミモロの住む岡崎エリアって、美味しい料理店がいっぱいあって、幸せー!」というミモロ。この日訪れたのは、平安神宮の東側、「京都市動物園」の並び、岡崎道に面した「京うどん生蕎麦 おかきた」です。
地元の人たちから愛され続けるお店で、この場所に開業したのは、昭和15年。初代から受け継がれた麺や出汁へのこだわりと、独特の具材の使い方が、多くの人を魅了する味をつくっています。
2008年に店内を全面改装。和をコンセプトにしたモダンで洗練された雰囲気のお店になりました。
「坪庭もあって、京都らしい雰囲気…」とミモロ。
職人さんが、丹精込めて作った木の椅子は、ゆったりサイズ。座り心地も上々です。壁には、江戸唐紙を使い、上質感が漂います。
「山野草も活けられてるー」入口に置かれた花瓶には、常に季節の草花が…。
さて、この日、ミモロが注文したのは、ここで人気の「天とじうどん」1000円。
「わー大きなエビが2本入ってるー」どんぶりから飛び出したエビ天を、とろりとした卵とじの中に…。
「こういう風にふんわり、トロリと卵でとじるのって、家ではできないよねー」と。
京都のうどん屋さんの卵の使い方は、関東とは少し違っていて、とろみが多く感じます。それがスゴク美味しい!
特に、「おかきた」の卵づかいは、とてもやさしい感じです。
現在、お店は、3代目の北村正樹さんを中心に、息子さんの4代目が他のスタッフと共に、「おかきた」の味を守っています。
「毎日、挽きたての国産小麦粉を使い、自家製の麺を打っています。うちのうどんは、艶やかでコシがあり、まるで京美人のよう。お客様の注文を受けてから湯がきますので、ちょっとお待ちいただくことに…」と北村さん。
「美味しいものを食べられるなら、待つ待つ…」とミモロ。
「ここのお出汁も美味しいんだよねー」天とじうどんをお汁を残さず飲み干したミモロです。
天然利尻昆布だけを使い、風味豊かな削り節をたっぷり入れて仕上げた出汁は、なんともやさしいお味です。
また、蕎麦も評判で、石川県の白山山麓でできたそば粉を使ったもの。
「次に来たときは、カレーうどんにしようかな?それとも親子丼もいいなぁー。うーどれも美味しそうで悩んじゃうー」と、種類豊富なお品書きを見ながら、もう次に食べるものを選んでいるミモロです。
店の評判を聞きつけた人たちが、週末のお昼時には、お店の外に列が…。
「ミモロちゃん、また食べに来てくださいねー」と言われ、「はい、もう次に食べるもの決めちゃいましたから…」と。
「ホント、岡崎エリアって、美味しいものが多いよねー」と言いながら、平安神宮の前を通りトコトコとおうちに戻ります。
*「京うどん生蕎麦 おかきた」京都市左京区岡崎南御所町34 075-771-4831 11:00~20:00LO 火曜休み
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ブログを見たら、金魚をクリックしてね。夏バテ気味なのに、食欲は、衰えないミモロより