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蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

醜いアヒルの劣等感の渦の中で

2017-03-09 | 趣味
社交ダンスをしている女性は、相対的に若々しい。
美しくオシャレな人が多い。
ダンスで魅せるには、誰もが認める絶対的なダンスの上手さに加え、ドレスが映える素晴らしいスタイルがモノをいう。いわゆるダンス体型というものだ。

知り合い(ただし一方的に)を見ても、美人で若々しくスタイルのよい人が、ウヨウヨいて、石を投げると美人に当たる。
これに当然、必須最低条件として当たり前のように、ダンスの上手さが加わる。
これだけ揃えば自然に、お人柄もぐんと増量アップされて高品質。
重いほど頭を垂れる稲穂の厚き人徳に、隠しきれない溢れんばかりのゴージャスな薔薇の微笑でオーラを振りまき、益々、人々からの評価を高める。


さて、私。
ダンス、だめ。見た目、だめ。歳、若くない。
さあ、どうする?
こうなれば、殿方に泣いて、すがる?

嫌だ。

ではどうすれば?
ダンス、練習して精進する。
身体、日々、トレーニング。
お顔、マッサージに美白エステ。

たぶん、しない。おそらく、しない。かなりの確率で、しない。

いつものパターン。
逃げる。後退する。暗闇に隠れる。
ダンスなんかしない。
ぼってぼてに丸々太って、家で寝っ転がって、ボリボリお菓子を食べて、漫画を読みふける。
(ちなみに私、漫画は、読まないタイプ。最近では「この世界の片隅に」と「逃げ恥」しか読んでない)

あれも嫌、これも嫌。
しかたないので、期限が目前に迫っている、肩にどかんと乗っかった宿題のルーチン表(電子版)をチェックしながら、ルーチン通り踊っているダンスDVDを観ることにするか。

私は何かコトをするには、エネルギーの溜めが必要なようだ。
1分で出来ることを、1週間、1ヶ月、グズグズ先延ばしにするタイプ。
「あんたは、グズで、のろま」と、母に散々言われた悪夢が蘇る。

この人、毎日、何回何回も、「顔見せに来て〜」と電話で哀願してくる人間と、同一人物である。


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お兄ちゃんだからガマンしなさい

2017-03-02 | 日々のこと
娘婿が、一週間出張のため、娘と子供たちは、我が家にホームステイ中である。
娘は朝7時過ぎには家を出るので、わたしは子供らに朝食を取らせ、保育所に送る。
わたしも、在宅では無理な、どうしても出なければならない案件があると、時間を気にしつつ、意のままにならない魔物たちに、手こずらされる。

「これ、食べない」
「あれ、食べる」
「それ(弟の)、食べる」
「ちょうだい」
「嫌だ」

「お菓子、食べる」
(まだ、食事終わってないでしょ)
「袋、切って」
(はい、どうぞ)
「そうじゃない、こう切るの」
(どう切るの?)
「こう切って」
(切ってるでしょう?)
「そうじゃない〜、わ〜ん」

こっちが泣きたい。

あれ、したい。
これ、したくない。
これ、着る。
それ、着ない。
もっと遊ぶ。
行きたくない。
着替えたくない。
こっちの道を通りたい。
あっちの道がいい。

ベビーカーで行きたい。(もう、そんな歳じゃない)
オモチャ持って行きたい。
靴、履きたくない。
大人のスリッパがいい。

あーだ、こーだ。
言いたい放題。

小さい方(弟)を抱えて、大きい方(兄)の手を引っ張って、無理やりひきずるようにして、保育所へ。
保育所に入れたら、こっちのもの。
保育所の入り口ゲートが、隔離施設の鉄格子に見える。
あとは、泣いてもわめいても、室内に入り、保育所グッズを所定の位置に収めると、ぱあ〜と、天からお日様の光を浴びるかのごとく。

なんとまあ、帰り道の軽やかな足取り。
帰宅後、やたらたくさん、ちまちまある洗濯ものをいくつもいくつも干し、その後に訪れる輝くコーヒータイムを目前に、あと一息。

コーヒーって、こんなに美味しかった?
知らなかった、、、。


kids。
兄弟ゲンカが、一番しんどい。
片方の意見を通せば、もう一方が泣く。

夫は、「お兄ちゃんなんだから」と言い聞かせている。
わたしが、一番嫌いな説得法である。
そんなの、お兄ちゃんには分が悪く、不公平。
理に適わない。
弟は、まだ年齢がいっていなくて、幼くて未熟なのだから、お兄ちゃんは年長で理解力もあるのだから、ガマンしなさい。
こんな理屈、大人でも嫌なのに、なんであんな4歳の子供に理解させられる?
平気でそういうことを言う夫と、つくづくわたしとの性格の違いを感じた。
埋めようのない、ものの考え方のギャップをしみじみ感じた。
ほんのあんな小さな出来事でさえ、そう感じるのだから、あれは氷山の一角であり、いかに我々は、合わない夫婦かということである。

しかし、ジジババが協力して、この一週間を乗り越えねば。
ケンカしている場合ではない。
大岡越前もサジを投げる熾烈な闘争の仲裁は、降りる。

が、我が家における、育児要員のいかに少ないことか。
夫は仕事で朝早く出かけ、夜遅い帰宅。
(休日は、こういう時に限って遠方ゴルフ)
次女は、同じく朝早く出勤、夜遅く退社、ブラック企業。
しかも、出張が続く。
プレミアムフライデーって、なんのこと?

kidsの母親(長女)も人事異動かなにかの会合がある日や残業があると、帰りが遅く、わたしはkidsと孤軍奮闘。
お迎えも、分担し、事態の緊急変動に対応スタンバイ。
いつも手抜きの苦手な食事作りは、3世代分、四苦八苦。

人間と動物の間のkidsと、わたし一人である。
つくづく、娘婿の有り難さを思い知った。
(娘婿は、通常、食事作り担当)

これが、毎日、365日、何年も続いている人は、心底、尊敬する。
あと何日の御奉公、、、と、指折り数えている。
が、数える指が折れる速度は、そうとう遅い。

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