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蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

人妻アレルギー

2011-08-05 | オトコとオンナ

自分のこと、「人妻」って言ってるひとのブログがある。
じゃあ、既婚男性は、人夫?
労務請負人みたい。

幼妻とか、○○妻とか、大衆男性向け週刊誌の、お安い見出しみたい。
90歳の妻は、老妻か?
その呼び方も、気に入らない。

夫も、老夫?
幼夫?
なんか、違う・・・

暴力夫、アル中夫、自己チュー夫、マザコン夫、ケチ夫・・・こういうのは、目にするような気がするが、
秀才夫、富豪夫、親切夫、出世夫、律儀夫、しっかり夫・・・とか、あまり使われてないかも。

一方、妻分野も、アル中妻、ギャンブル依存症妻、買い物依存症妻、・・・悪いほうは、見たことあるが
お嬢様妻、才媛妻、キャリア妻、こっち系より、
美人妻、若妻、色白妻、むっちり妻、がっちり妻、倹約妻、おねだり妻、・・・
あれれ、途中からジャンルが広がってきてしまった。

こんなのは?
メガネ妻、おしゃべり妻、ふんどし夫(意味不明)、メタボ夫、野球夫、韓流妻、・・・

なんでも、かんでも、特徴に、夫や妻をつけただけやん。

人の目を引くために、下卑た雰囲気をもたせて、わざと使う場合の「人妻」は、
キライ。
男性が使うならまだしも(嫌は嫌だけど)、
女性が自分で、注目を浴びるために、使うのは、もっとキライ。

見出しにそういう文字をわざとらしく使われているのを発見すると、とたんに、嫌気がさす。

で?
だから?

いえ、その・・・特に意味はなく、
たんなる、わたしの感想です。

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ピカリと光る、おばあさん

2011-08-04 | 趣味

社交ダンス、練習施設の、更衣室での女性たちの会話。


年齢は、60代後半???~70代??


「ねえ、いっしょに、旅行に行かない?
ヨーロッパは、13時間もかかるし、もうしんどいわ。
もう、あっちこっちヨーロッパには行ったし、いまさら、もう、いいわってかんじ。
韓国なら、近いし、便利だし、いいと思うけれど、どう?
あれこれ、お友達に声をかけてるんだけど、みんなスケジュールが合わなかったり、
なかなか調整できなくて。
行ける人と、行こうと思ってるのよ」


一人の女性が、もう一人の女性をお誘いしておられた。



みなさん、やはり、お年が上がるにつれ、ヨーロッパは、きついみたい。
別のダンス教室の後期高齢者の元クラスメート(女性)は、同じ年の元・同級生と
今も毎年ヨーロッパには行っておられるようだけれど。
(ヨーロッパ以外も、じゃんじゃん活動的に)


介護がある、夫が嫌がる、心配事がある、からだに自信がない、・・・などなど
あれこれ、家庭や本人の事情が整わないと、家をあけることはできない。
それに、まず、お金。
ということで、老後にホイホイ海外旅行に出かけられるってことは、
幸せな条件が、幸運にもそろっているということだ。


だいたい、社交ダンスをされているお年寄りの皆様
(あ、失礼。ご高齢の皆様。あ、失礼、そこそこの年齢の皆様)
彼らは、垣間見るところでは、優雅なライフスタイルを送っておられるようにお見受けする。


先日も、個人レッスンの行われるスタジオで、
わたしより1歳年上の娘さんがおられる、妙齢の?女性と、レッスンの合間にお話した。
彼女は、20歳代の先生(男性)に毎週、毎回1時間の個人レッスンを受けられている。
(先生は、孫ぐらいですね)


老人虐待かと思われるほどの、怒号、罵声を浴び、足をピシャッと何度もたたかれる彼女。
「よく、あんな怖いレッスンに、ついて行かれますね。
とても、大変だと感心します」
と、わたしは、思ったままを言った。


すると彼女は、こうおっしゃった。
「わたしは、わがままだから、あれぐらい、きつくしてもらわないと、言うこと聞かないのよ。
いままで、いろんな先生に教えてもらったけれど、やさしくしてもらうと、ちっとも身に付かないから。
今の先生は、とてもキッチリ正確に教えてくださるから、とてもいいわ」
銀色ダンスシューズの足元も軽やかに、爽やかに踊られる、その姿には、年齢は感じられない。


他にもゴルフや、いろんな趣味をやってこられたが、結局残ったのは、社交ダンスだけだった、と。
80歳は軽く超えておられるのに、背筋はピシッ、お顔も艶々、つるつる、ピカピカ。
きめ細かいお肌に、メークがきれいに、のっている。
ゴールドまじりの茶髪ヘアスタイルも、決まっていて、かっこいい。
わたしのほうが、シワもあって、肌も、どんよりなんじゃなかろうか。


社交ダンスをはじめて1年という、別の方(わたしより、少なくとも5歳~7歳以上は年上)とも、
そこでお会いした。
パーティで嫌な思いをした、と、わたしがぼやくと、
その方は「わかるわ~、その気持ち」と話を合わせてくださったが、
ダンス歴1年のその人よりも、わたしのほうがきっと上手くないと想像した。
(彼女が踊っているところを見たわけではないけれど)
彼女は、まだはじめて1年なのに、もう、個人レッスンを受けている。


やっぱり、違うんだ。
上達には、近道があるんだ。
地獄の沙汰も、カネ次第。


そりゃあ、毎日の筋トレ(してないけど)や、練習、努力が大切だというのはよくわかる。
しかし、要は、プロに個人レッスンで教えてもらうと、そりゃあ、上達は早かろう。
と、自分の能力がないのを棚にあげて、ここで、また、ひがむ、わたし。
「ひがみ」は、わたしの定着したライフスタイル?

「わたし、苦節5年」なんて、恥ずかしくて、言えなかった。
日の当たらない道を、ひとり、とぼとぼと、歯を食いしばって耐えて歩いて行こう。
(一昔まえの、スポ根ものの、アニメになってる・・・)


しかしまあ、なんで、こう、皆さんが、きらきら光って見えるんだろう。


とは言うものの、わたしは、一人遊びが、けっこう好きなので、
世の中を観察しつつ、ひとり、にやけたりして、不気味な時を楽しんでいる。


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なんで、いつも、こうなんだろう。

2011-08-03 | 趣味

昨日、社交ダンスの自主練習をした。

お安い入場料金(600円)がgoodな、どこかの共済組合が運営している施設を利用した。

来ている人は、お上手な方が多い。
(年齢は、わたしより、7~8~15才ぐらい上? 勝手な想像)
順番に、来場している別の人たちと踊る時間があるのだが、わたしは、またまた、くじけた。
とても短い、ほんのちょっと踊っただけで、はい、さようなら。
ある人に、放り出された。

失礼しちゃう。

わたしも、最近、いろいろ、思うことがある。
そんな短時間で人を馬鹿にしたように放り投げるような人は、
人格が成熟していなくて、なっていない人間だと思うようになった。
ヘタにちがいないと。

だいたい、こっちだって、クセがありまくる初対面の人に合わせて踊るのは、
すごく大変なんだ。
先生みたいに、お上手な人は、それはそれは、踊りやすい。
踊りにくいと感じるってことは、わたしもヘタだけど、相手も、ヘタだってこと。
その人は、いつも踊っているパートナーさんなら、
相手のクセもよくわかってくれているし馴れているだろう。同じ人と練習してるんだし。
が、初対面の人に通じてこその、リード・テクニックじゃないのか?
自分のヘタさを認めたくなくて、傷つきたくなくて、相手のせいにしているのでは?
と思ってしまうほど、わたしは、傷心を通り越して、むかついた。

もし、お上手なら、途中で放り出すような失礼なことはしないから、
力量不足の狭量人間にちがいない。
そうとでも思わないと、やってられない。
自分だけを責めて反省ばかりをしていては、めげる一方で、いっこうに上達しないし、
そういう人々をバネに、踏みつけられた分、別のエネルギーに転化しようじゃないの。
(→口先おんな)
できるか、できないかは、別として。

「すみません、すみません」って、謝りたおすのは、もう止めようかな、と思った。
ヘタっぴの人に、気まずい踊りをされて、なんで、こっちだけが謝らないといけない。
おたがいさまなのに。
その時はショックだったが、考えてみると、今頃になってアタマにきた。

と、自分のヘタを棚に上げて、これを逆切れと言うのだろうか。
ま、あんな失礼な人のことは、きれいさっぱり忘れて、明日からのことを考えよう。


ダンスのステップや、テクニックだけではなく、基礎体力、柔軟性が必要と感じる。
総合的にそういった力をつけるためには、日々の積み重ねが大事ってことだ。
若さだけに頼っていては、だめということ。

ある程度の年齢になって、年齢に応じた省エネダンスをするにも、
かつて踊りこんだ基礎が身に付いていないと、たんなる盆踊りになってしまう。
ただし、自分では自画自賛でも、ものすごく我流が身についている場合もあるけれど。

どんなスタンスであろうが、人は人。
自分は自分の目標を持って、やっていきたいけれど・・・

しかし・・・
昨日、痛切に感じたことは・・・

わたしは、覚えが遅い。
覚えたことを、すぐ忘れる。
ダンスのセンスが悪い。

つまり、ダンスには向いていないってことだ。
「下手の横好き」ということばは、わたしのためにあるようだ。
またまた出来もしない理想を描いて、ギャップに落ち込む、いつもの悪いパターン。
この思考癖、回路を変えないと、わたしは一生、ないものねだりをすることになる。

どこの誰とも交流せず、井の中の蛙で、外の世界をなにも知らず、なにも疑わず、
自分は素晴らしい、と、思いたい~~~っっ

あああ、がくっ。

まあ、挑戦しないであきらめるより、、挑戦して、みっとなく敗退するほうが、まだマシ。
悔いのないよう、わたし流に、ジタバタあがくことにしよう。
要領の悪い人間には、それしかない。

 

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婚活・今昔物語

2011-08-01 | 人生

今日は、なにも脳から指へ、伝達事項がない。

あっちこっちブログ散歩しているのだが、いっこうに、気配なし。

明日は、余裕がないので、今日、絶対にアップしておきたいのに、
そういうときに限って、なにもない。

こういうときは、ちょっとキライなブログをのぞいたりすると、けっこう、いいネタが落ちている。

ということで、ほんの短時間、そのブログに飛んでいった。
で、見つけた。ネタを。


話題は、釣書のことだった。
久しぶりに釣書を見て、いまどき、こんなもの、意味ないっていうような話だった。

釣書とは、結婚向け自己紹介プロフィールみたいなもの。
本人のカンタンな履歴と、親兄弟の紹介が、数行、ごくシンプルに書かれている。
この「釣り」には、相手を釣り上げる、釣り合いを見る、という意味合いがある。

わたしに関しては、とても釣書は、濃く深く密接に関係している。
あんなに、ボロのちょんに、あざけ笑い飛ばされると、ちょっとカミングアウトしにくいが。

わたしの時代でも、世間一般では恋愛結婚は盛んで、お見合いはごく少数派だった。
大学4回生でお見合いし、卒業した年に結婚というのが、理想のコースとされていたのが、
わたしのほんの少し上の先輩たち。

クラスメートのうち、親しいグループの結婚第一弾は、やはり、卒業した年に結婚していた。
彼女は、グループ一番の美人だった。
わたしの先輩である、姉の親友も、同じ時期にお見合い結婚。

時代からいうと、1割にも満たないかも知れないお見合い結婚だが、
なぜか、不思議とわたしの周りでは、お見合い結婚がかなりの数を占めていた。

子供の、とある塾のママ友たちも、ぞろり全員が、お見合い結婚だということがわかったときは、
なるほど・・・と、ある意味、納得した。
社会の構図を部分的に凝縮したサンプルのような結果に、
独特の暗黙の方程式のようなものを感じた。
社会の、ある部分には、
お見合い派が、佃煮のようにグチャっとひしめき、かたまって棲息しているようだ。
(辛酸なめ子の、最近発刊された新書のレポートに、ちょっと共通したものがある?)

自分の時代にも大いにお世話になったが、平成のこの世の中、この時代にも
釣書の写真だけを見て、笑い飛ばそうなどという、そんな気にはさらさらなれない。
親の気持ちがとても、よくわかるからだ。

でも、さすがに、この時代になると、娘たちも、すんなり釣書のやりとりには協力してくれない。
大手結婚相談所で、お相手を探そうという気にも、なかなかならない。
でも、自分を含め、多くのスペックを目にすると、
自分の市場価値が大まかにつかめる材料にはなるようだ。

本人が積極的に婚活しているならともかく、
親の手で婚活しているような男性は、嫌だという。
写真がどうとか、ファッションがああ、とか、それ以前の問題。
本人の意識のありかたが気になるようだ。

いくら親も本人もエリートといえど、女性たちの目は厳しい。
エリートに自力でなったのか、ママの力でなったのか、そのあたりが、チェックポイント。
経済力はあっても、生活力のない、お坊ちゃまでは、結婚生活は維持できるか?

女性たちも、おんなの武器のみで、エリートをゲットしようと虎視眈々だとしても、
そんなお坊ちゃまとの、今後の生活で、ちゃんとパートナーシップが築けるか。
おんなの武器だけを売りにして結婚した場合、なかなか、その後の運営が難しい。

一度でいいからお見合いをしてみたかった、という人々も、年齢を問わずおられる。
情熱家か、発展家、あるいは、モテモテで、お見合いの必要性がなかったか、
あるいは、まったく別の意味で、必要ないか、
その理由を、ご本人は、おわかりでない場合が多い。

そういう方は、いとも軽く、釣書を笑い飛ばせるようだ。

 

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