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蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

涙が出るほど哀しいことは、考えないこと

2019-07-04 | 日々のこと
暗い愚痴を書いたところで、本人は多少救われても、読んだ人にヘドロを押し付けるだけ。
他人さんに迷惑をかけてまで、自分が楽になりたいか?
まあ、それほど深刻な場合は、記事を未公開にすれば良いわけで。

自分のことは、自分が熟知している。
バカを装って実は少しパワーを備蓄しているつもりが、米びつには米の一粒もなく、干からびた虫がいるだけだったり。
自分のポテンシャルを買いかぶっていると、しっぺ返しに見舞われる。
サボりを肯定ばかりしていると、細胞や神経は死に、機能していないことをチェックする機能まで、機能していない。
知らないうちに、ダメになっている。
イケている、と思い込んでいても、ある日、とっくにイケてない現実を知る。

痛みを感じない人は楽でいいなあ、と思っているが、痛みセンサーが働かないと、重症になっていて手遅れでも痛みを感じない。
人間の身体は、痛みアラームで異常を知らせるように出来ている。
アラームが機能しないと、、、ちーん。


今朝、何気なく地域のコミュニティ誌をパラパラ見た。
小さな地元記事かいっぱい掲載されていた。

地元で催される文芸、歴史、文化塾、開催告知。
面白そうだが、興味を覚えた1秒後、きっと受講しても、1分で寝てしまう自分が見えた。
教室の中で座って催されるものに対しては、わたしの脳みそ耐久時間は1分。
せめて、歩きながら見る、展示、展覧でなければ脳が機能しない。
外に出て、身体を動かして、実物を見て触って、というなら、寝ている暇がないかも。
しかし、孫(子供が幼い頃も)、食べながら眠ったり、歩きながら眠ったり、踊りながら眠ったりしていた。
いわゆる居眠り。
わたしも、だんだんそうなるんだろうなあ、と予測している。

日頃、エネルギーを蓄えていても、使わないエネルギーは、すでに放電されてしまっている。
つまり、エネルギーはチャージされていない。
(賃金が上がっても、物価上昇率のほうが高い。
貯金したつもりが、インフレ率のほうが高く、金庫を開けると紙クズ、、、に近いものがある。ちょっと話が逸れている、、、)
エネルギーを出し惜しみしていることによって、自分自身の持つエネルギーの容量サイズを下げている。
いつも自転車を漕ぐように、歯が伸びてきては困るネズミがいつも何かをかじっているように、いつもいつも、動いていなければならない。
ああ、しんど。

容量が小さくなってもよい。
サイズダウンは、エイジングである。
いざという時のためにエネルギーを貯めているはずなのに、その時が来ても頑張れないと思うから、哀しくなるし、涙が止まらなくなる。
老人鬱になるのは、そういうこともあるのだろう。(研究していないから知らないが)

米びつが空になっていても驚かないこと。
カップ麺や、お餅など、好きなものが食べられるじゃない?と、アタマを切り替える。
(あ、これ、マリーアントワネットだ。
「パンが無ければケーキを食べるといいわ」。
わたしも無意識にマリーアントワネットになっている、、、愕然)

運転ミスによる事故防止のための、素敵な小さいオモチャみたいなクルマも、開発されているようで、見ているだけで楽しくなる。
でも、炎天下や風雨が強い時は乗れそうもない。
大きなクルマに当てられたら、イチコロだろうし。
まあ、いいんじゃない?
(イチコロが、いいわけではない)


話がコロコロ変わる。
昨夜、暗闇の中、トイレに駆け込む大きな物体を見た。
ちなみに、掃除が大の苦手なわたしの家にしては、非常に不思議なのだが、ゴキブリがあまりいない。
だが、昨夜の大物はゴキブリだった。
知らん顔しても良かったのだが、、、

かつてわたしは、ゴキは瞬間技で宮本武蔵の如く、叩き潰していた。
後のリアル処理を考えるより先に、仕留めることに集中していた。
しかし、、、ゴキ退治専用の噴霧剤の存在を知り、それにしたところ、わたしが受ける衝撃が減少した。
で、昨夜は最初は新聞紙を丸めて刀がわりにして宮本武蔵だったが、いや待てよ、と、噴霧殺虫剤を取って来た。
シューッとひと吹き、あら、ころり、というわけにはいかず、二吹き、三吹き、、、
ゴキの詳しい生々しい描写は控える。
わたしは殺生をしてしまったのだから。

と、歳を重ねるともう、自動的に瞬間的に、宮本武蔵にはならない。
なんて便利なの、、、とわたしは薬の効力に驚いたわけだが、、、

自然に加齢に伴い、マインドも行動も変わるということだ。

さらに、
地域コミュニティ誌の求人欄を見ると、わたしはどの仕事もできないと思った。
70代でも働いている人には本当に頭が下がる。
人には人の適性がある。
(年齢の次に、今度は個性を持ち出して、自分擁護にかかっている)
しかし、こころの病気になるほど、自分を追い詰めてはいけない。
平時、何事もないことに感謝して、毎日を送りたい。
と、唐突に〆ている。


ゴキ事件、書き足しは、蛇足だった感あり。