蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

もうちょっと、どうにか、ならん?

2012-11-25 | 趣味

金曜日は、勤労感謝の日で、国民的祝日。
お休みだった。
土曜、日曜も休み。で、三連休。

なにもせず、パソコンに向かっているだけでは、あまりにも、もったいない。
最近、ブログでは、他人のことばかり書いているが、
リアル個人生活としては、先週末、ゴルフ帰りに来客が2名、押し寄せ、宴会ありで、先週は振り回された。
的矢牡蠣、あわび、ユッケと、生ものを主にし、白ワイン3本、日本酒1升が、空になった。
すごい勢い。
がばがばがばと食べ、ぐいぐいぐいと飲み、さささささーと引き上げていった。
漫画みたいだ。

好評、超ご機嫌で、また、ぜひ次も開催したいと、リクエストを頂戴してしまった。
ええ~っ!?と思ったが、「どうぞ、こんなので良ければ」と言ってしまった。
「遠方から参加するの人も呼びたいので、ゴルフ前泊でよろしく」
などと追加のリクエストには、ちょっと難色を示したが。
(先々月、2名、引き受けたばかりで、たいへんだった。うちは、民宿ではない)

秋の一泊旅行にも行った。(旅のブログにはアップした)


そんなこんなの、リアルに触れない、ネット生活を満喫していたが、
なにごとにも振り回されない、黄金の3連休を、
3日続けて、じっと家の中で、ネット三昧で過ごすのは、too much と思った。
大好きなことも、やりすぎては膿んでくる。


で・・・。
(やっと、話が本題に・・・)

昨日は、ダンスを踊りに、出かけた。
これは、便利。
だれともアポとらなくてもいいし、思い立ったら、一人で勝手に行けばいい。
ダンスパーティは、ダンス情報誌の情報をチェックして行けば、いろんな会場でもやっているし、
常時開催している民営のホールもある。

ここに行こう、と最初に決めていたA会場があったのだが、電車に乗っている途中で、別のB会場にしようかと、迷った。
B会場にするなら、○○駅で降りて乗り換えなければならない。
ああ、どうしよう、早く決めなければ、その駅を過ぎるとA会場になってしまう。
降りる寸前まで迷っていたが、B会場にして、駅で飛び降りた。
降りたホームで、しばらく、まだ迷っていたが。

人生の一大決心を要する、岐路じゃあるまいし、たかだか、どっちになっても同じような、趣味の会場選びに、
そんなに気合を入れてどうする?

だが、迫り来る駅を前に、わたしのアタマの中では、A会場の会場の様子と、B会場の様子が映し出され、
A会場が、すとんと落ちて、B会場が、勝ち抜いた。
決定的な選択ポイントは、(関係ない人にとっては、限りなくどうでもいいと思いますが)
「B会場の平日は、スカだが、土日は、良いらしい」という情報。
土曜日に、いつもA会場でダンスパーティが催され、何度か行ったことがあるのだが、
土日だからといって、格別、ダンスレベルが高いとは感じなかった。
そして、平日のB会場には行ったことがあり、スカぶりを経験していた。あのスカは、定評があるのか。
せっかくの土曜日だから、経験のため、A会場ではなく、B会場にしてみようと、突如、電車内でチャレンジ精神が湧いてきた。

A会場には、たまに顔見知りが出入りし、しかもその人は、わたしとばかり踊る人で、踊る相手には、そう困らないと思う。
だが、最初は、嬉しかったものの、その人は、踊っていて上達につながるかどうかは、疑問。
そう言いつつ、わたしも、中途半端なレベルなので、その人が来ていなかったら、壁のシミになるリスクもまだまだ充分ある。

最近のわたしは、「向上心」という仮面をかぶった、実質は「高飛車」な思い上がりが、むくむく形成され、
誰とでもいい、壁のシミにならず、単に踊れたらいい、という段階を超えようとしている。

どうせなら、ちょっとぐらい辛い目や、恥ずかしい目をしても、上手な人と踊って、少しでも上手くなりたい。
安心、安全、現状維持、より、上達を目指したい。

リスクの低い「安定」と、リスクの高い「挑戦」が、アタマのなかで、バトルし、「挑戦」が勝った。

で、行きにくい場所にあるB会場。
野を越え、山越え、やっとこさたどり着いたのは、もう4時。
更衣室で、「今頃から? もう、人はあんまりいないわよ」と帰ろうとする女性客に、驚きと軽蔑?の声をあげられ、
いつもながらスタートの遅い自分に、ほんと、あほやなあと、再認識した。

一応、午後9時までやっているんだが、そんな遅くまでいる人は、ペアか、競技選手しかいない。
会場に入ってみると、ほんと、人影ぱらぱら。
でも、めげずに、シミになることなく(待ち時間はほとんどなく)踊った。
リボンちゃん(女性客用ダンスアテンダント)は、5時に引き上げ、最後に踊った人が5時15分ごろに帰ってしまい、
あとは、本当に、ペアと、競技選手と、指導のコーチのみ。
だあれも、踊ってくれる人などおらず、一人で個人レッスンの復習をした。
個人レッスンの先生が書いてくれた、カウントのメモを片手に、4,1,2,3,とステップを踏みながら覚える。
ホールの隅っこで、ちまちまやっているので、だんだん、体が冷えてきて、15分ほどでやめた。

たった1時間半しか、踊ることはできす、しかも最後の15分は、踊ったとは言い難い。
電車で帰る車内、その日の逆・時間給(=1時間あたりの使った金額)を換算してみた。
正味の踊った時間、行き帰りの往復・移動時間、出かける準備や後片付けの時間、交通費、会場費、
これを量りにかけて、ミキサーにかけて、ががががーっと、回してみて、
満足度と、時間と労力、お金、これは、バランスが合っているか?
収支のほどは?

やはり出発が遅かったのは、反省すべき点。
自分しかいないからって、約束してないからって、自由にのびのび、ゆっくりしていたら、
家から出発する時間が、どんどん遅くなって過ぎていく。
予定を立てるなら早めに。
そうすると、会場での時間(踊れる時間)が多く取れ、交通費や労力とのバランスが、よくなり、見合ってくる。

助走が長すぎて、行動スタートが遅れると、パワーを出し切らないうちに、打ち切り終了となってしまう。
これは、いつものわたしの悪い癖。
パワーや自分の時間は残っているのに、会場での状況が終了となり、あわわと、つんのめった状態で、退散。
これが、もし若かったら、つまんないなーと、夜の街をのそのそ歩いて、見知らぬ男性に声でもかけられるのだろうけれど。
(そういう心境の女性は、後姿ですぐわかるそうだ。
ナンパ師が、そう言っていた)

なにか外食して帰ろうかと思ったが、パリでもひとり外食は、あまり出来なかったし、日本でも、最近は、あまりしなくなった。
それなら、適当なものでも買って、家でビールを飲みながら、まったりするほうがいいかなあ・・・と。


一人暮らしの人は、いったいどうやって寂しさを紛らわせているのだろう。
そう思ったが、おそらく、一人での生活、パターンに慣れていて、寂しくないのだろう。
家でずっと一人でいる分にはいいが、街で一人は寂しかろうに。
家路を急ぐ人々の先には、明るく灯の灯った家があるわけで。
で、家族として、一人身を癒してくれるペットを飼っていたりする。
ペットを散歩させに出かけたり、帰宅時にペットが出迎えてくれたり。

わたしは、子供の頃に犬を外で飼っていた経験しかなくて、しかも、あれは、ペットとは言いがたかった。
今でも、口のあるものは、手がかかるので、ノーサンキューだ。

と、話がどんどん、それている。
今日こそは、短文にしようと決心したのに、どこが短文だ。
日に日に長くなっているではないか。
テーマも、ネット三昧→リアル生活→ダンス→一人暮らし→ペット、と、どんどん、だらだらと変わる。

彼氏と、こうした、ああした、こんなことをした、あんなことをした・・・に近い内容になっている。
・・・やめよう。

やはり、時間に制約がないと、なんでも、しまりがない。
で、ダンスの満足度はどうだったのか、ってことだが、わたしは、やはり教え魔がいつも現れる。
そういう性格、性質のようだ。

と、またまたどんどん長くなるので、このあたりで、おしまいにします。
最後まで辛抱強く、お読みになった方には、ご苦労様のねぎらいと感謝を込めて、
ぬくぬく膝掛け毛布と、あったか鍋セット、差し上げます(というぐらいの気持ちだ)。
 

にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ人気ブログランキングへ

記事タイトルは、 
「挑戦したが、だめだった」
または、「ウサギみたいに、寂しがり」
にしてみたり。

でも、やめた。
で、さらにインパクトのないタイトルにしてみた。