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蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

三兎物語~欲の皮との闘い

2010-02-27 | ささいな事
ブログランキングに、日曜日の夕方から参加してみた。
刻々と細かい時間ごとに、得票数と順位が示される。
得票といっても、記事に貼り付けてあるにクリックするだけなのだが。

しかし、このランキング参加は、どうも、いいような悪いような。
弊害が、さっそく出た。

金曜日は、私は社交ダンスのレッスンを受けている。これは、楽しみの一つでもある。
ケガでもしない限り、その時間はいつも確実に出席している、マジメな生徒だ。
いつものように、スケジュールをこなそうとしていた。
時間いっぱい、ギリギリまで、ブログにかかっていた。
ブログランキングを貼り付けていない時より、気合いが入っている。

しかし2月末ということもあって、銀行関係の作業が迫っていた。
とある銀行が、従来のインターネットバンキングとはまた、ちょっと違う、
新案のインターネットを使った預金を募集していて、公表してある利率適用が2月末となっていた。
ダンスに行く時間があと30分に迫ってきたが、新しいその預金に、資金を移動する段になって、
あまりわからないまま、資金を移動するのも不安になった。
内容や、やり方を把握しないまま、振り込むのはカンタンにできるが、
それではやはり、振り込め詐欺の「カモ」と大して変わらないカモ、と
ネット上で、試行錯誤し、自分の口座を確認し、テスト運転したりしていた。

でも、もう、これ以上は時間をかけられない、という制限時間が来て、パソコン作業続行は無理、
で、その銀行に電話して聞いてみた。

「今からはもう、作業できないんですけれど、ほんとに今日まででないとだめですか?」
「はい、本日の3時までとなっています」
「利率は、2月末となっていましたが、インターネット手続きの場合、3時を過ぎると、どうなるのですか?」
「3月からの利率となります」
「公表されているのは2月末までの利率ですが、3月からの利率は、わかりますか?」
「はい、今よりぐんと落ちます。○○パーセント下がって、○○パーセントになります」
「え! そんなに下がるんですか。じゃあ、3時までに手続きしないとだめですね」
「はい、ぜひ、そうしてください。お急ぎください」

そういうやりとりの結果、私は、急きょ、ダンスに行くことを断念した。
それでも、遅刻して参加できるかも、と淡い期待も寄せつつ、
書類とにらめっこしながら、カチャカカチャとキーを打って格闘していたが、
ダンスレッスン参加は、結局は無理だった。

自分の新しい口座を確認し、そこに振込み、定期預金の手続きを終えた後で、
ネット上での画面をあれこれ操作しようとすると、どうしても振込や振替、解約する操作がない。
通常のネットバンキングでは、お金の移動ができるのに・・・
不安になって、書類などで、しっかり説明を読んでみたら、
なんと、「満期日にお支払いします」となっている。
つまり、途中解約するのは、困難?
焦らせて、入れるだけ入れさせて、あとは、出金できない!!
3年定期なので、3年も凍結?!
やられた・・・・

急がせて、考える時間を与えないというのは、詐欺商法の常套手段だ。
ただ、今回の場合は、情報を得たのが2月になってからだったので、初動が遅かったことと、
資料請求して取り寄せてあったのに、私がほったらかしていたこともある。
次の日に時間が充分取れないなら、前の日に、しかも夜中に前倒してやっていれば、なんてことなかったのに。
もともとの失敗の元は、ブログランキングに熱を入れすぎ、
持ち時間をいっぱいいっぱい使ってしまったことにある。
夢中になると、他のことをする時間を圧迫する。

ダンスは行けない、預金は不本意、で、どっちもダメ。
二兎のネズミ?ウサギ?を逃がした。
しかも、ブログも大したことがないので、三兎逃がしたことになりそうだ。

またまた欲の皮が突っ張っている弱みに付け込まれた。
明らかに、自業自得、自己責任だけれど。
今度は、以前の失敗の「パン半額セール」とは違って、もっと大きい。
自分は、この「欲の皮」と、「注意力散漫」のせいで、
いずれ、ころっとカンタンに騙される高齢者になりそうだ。

それにしても、あと3年。
今から、窮屈で不安な3年間が待っている。





やたら長くてすみません

マイワールドよりも、とりあえず目の前の現実を!

2010-02-25 | ささいな事
朝、出かける準備をしていると、ふいにポロポロと、どこからか文字が零れ落ちてきた。
頭を通さず、いきなり文字。(これは、よくあることなのだけれど)
わっ。掬(すく)う間もなく、ざざざとその場で流れ落ちる。
そのまま、いつものように慌ただしく外出し、日常に塗(まみ)れたら、
流れ落ちたまま、なにも残っていない。
予想していた通り、雑事から解放された夜には、きれいさっぱり忘れている。
なんだったんだろう?
あの連なった一連の文字群。
キラリと光る滴が見えたような気がした。
どうせ大したことではないだろうけれど、気になる。
ネタ帳的なものが必要だ。

と、帰路途中、地下鉄車内で、ここまでケータイに一気に入力したところ、
ふと、駅員さんのアナウンスが聞こえた。聞きなれない駅名だ。
どこなん? ここ? 頭でぐるぐるぐる、 検索機能が作動。
システムが古いので、なかなか即座に答えが出ない。

地下鉄、反対方向に乗っていることに、ようやく気がついた。
急に慌てて降りるのも恥ずかしいので、ひと駅向こうで、降りて引き返す。
あぁぁ、いつもこの調子。
どうでもいいことにこだわっていると、実生活に支障をきたす。
今からまた反対向きに出直しだ。
私の人生の縮図のよう。
単なる天然キャラなだけだけれど。

ネタ帳よりも、もう20年以上も乗り続けている電車に、乗り間違えるな!
って、自分に言いたい。





これを貼ると、チアノーゼになりそうです

不思議、というより、ヘン

2010-02-19 | ささいな事
昨日、一昨日と、訪問IP数(閲覧パソコン数)が、激変した。(私のささいな範囲基準で)
閲覧PV数(同じパソコンから何度でもカウント総数)ではない。
特に一昨日は、アップしていないのに、一気に今までにない訪問者IP数に増えた。
これって、なにも自分がその日アップした記事とは、関係がないということだ。

大量数のパソコンを動かせる誰かが、あやつっている?
国家権力の介在?
愉快犯ハッカーの仕業?
私を恨む者の陰謀?
まさか、こんな、なんの影響力もないブログにそんなことをするヒマ人もいないだろう。
第一、達成感が実感できない。
愉快犯にとっては、一番、避けたいところだ。

訪問IP数は、あてにならない、ということのよう。
gooのシステムの故障かも知れないし。
増えるのは、減るより景気がいいから結構なことだが、
自分とは関係ないところの数字だということがわかったので、
あまり気にしないで、今までのようにやっていこう。

とは言いながら、私は、にやりニタニタ、キモチ悪い顔をしている・・・。

揚げ足取りは、嫌われる

2010-02-09 | ささいな事
国際結婚されて、海外で住まわれている方のブログを拝見した。
日本の文化である着物をお召しになって、あちこちにお出かけになる。
年齢よりもずっとお若く見えるが、なんと実年齢は私よりも上。

お住まいは、イギリスだが、パリに小旅行に行かれたり、なかなかの行動派。
憧れがぎゅっと詰まった、とても素敵なブログだ。

それは、それとして・・・
私が少し感じるのは、お出かけ先の会場や、お店で、お着物を召された方をお見かけすると、
そのお着物の質や格に対して、
「勝った!」とか、正直な反応をブログに何気なく綴られること。
もう、そこそこのお年なのだから、あまり、人と比較して優越感を感じたり、
そういうことは、卒業されてもいいのではないかと思う。
単に着物を着ることが好きで着物を着る、自分のために着る、それだけでいいのではないかと。
しかし、人と比較し、競争心を煽られるということは人間の本質のひとつで、
それを感じたままブログに綴るということは、正直な、あけっぴろげで気さくな方なのだろうけれど。

着物を着て出かけると、人々の視線を感じて、気持ちが高揚するとのこと。
日本でさえも、着物を着ている人は少ないのだから、海外だとなおさらのことだろう。
しかも、ストリートや地下鉄などの、誰もが自分の所要でいる場所だけではなく、
芸術を愛好する人たちが寄り集まる場所、ホールでのお披露目なら、さらに人々の目を引くだろう。

日本文化の発信と同時に、ご自分の自己顕示欲?のようなものも満たされるので、一石二鳥。
私もそういうライフスタイルは素敵だと思う。非難する気は、全くない。
ただ、同じ行動を取る日本人同士、勝った、負けた、は、ちょっとがっかりした。
若い人ならいざ知らず、ある程度の年齢に達すると、そういうのってどうだろう。
せっかくの素晴らしいブログなのに、底流にそういう思いが感じられると
本質的に、違うものを感じる。
ひょっとして、日本での生活や評価に、満足を得られなかった人なのではないかと。
それで、海外で注目を集めたいのかと。
旅の紹介のところにも、確かに素晴らしいのだが、「いかに、普通の人では味わえないか」
というところあたりに、ちょっと引っかかるニオイを感じることもある。

しかし、海外で暮らし、しかもそこで仕事をされるのは、並大抵のことではないだろう。
それなりの能力がおありだと思う。
人に勝ちたいという負けん気がないと、大成しないのだろうし。
まあ、細かいところを、重箱の隅をつつくように、目くじらを立てたら、
世界中のどんな人にでも、文句をつけかねない。
その小さな部分が、さらっと流せる部分か、どうしても、流せない部分か、それにつきると思う。

私のブログも、おそらく(いえ、100%)、他の人が、スミからスミまで読んでみると、
気に入らない部分が多々あると思う。
(スミからスミまで読んでくださるような、そんな殊勝な方は、いないだろうけれど)
お互い様。人のことは言えない。
そういうことをわかった上で、自分が欲しい情報だけを取得すればいい。
なんやかんや言っても、私はそのブログのファンである。
今日も、その人のブログを見に行っている。



小泉さんから、年賀状?

2010-01-06 | ささいな事
義母、新年開けるなり、小泉孝太郎から年賀状が来ている、と言う。
は?? 小泉孝太郎? 
あの、顎がきゅっと細い、甘いマスクが頭に浮かんだ。

私「違うでしょう。小泉進次郎じゃないんですか?」
義母「そう、そう。背広姿で、上半身の写真の入った年賀状やわ」
生まれ変わった自民党、新しい顔をイメージづけるために、
小泉進次郎を前面にもってきたのか?
私「自民党も、えらい力、入れてるんですね。
地域の支援者一軒一軒に、選挙を控え、新年から、もうPRですか」

で、その年賀状を義母が、見せてくれた。

「おかあさん、これは、小泉進次郎じゃなくて、小栗旬じゃないですか!?
しかも、自民党からじゃなくて、郵便局からですよ。
それに、これ、ペラペラの薄い紙ですから、通常の年賀状じゃないです。
うちには、3枚も4枚も入ってましたよ」

「あ、ほんとぅ。てっきり、小泉さんやと思ったわ。
で、この人、誰? 
こんな人、初めて見るわ」

「小栗旬です」
「え? 誰って?」
「お・ぐ・り・しゅ・ん です。
今、売れてますよ。あちこちテレビにもCMにも出てます」
「へーーー、全然知らんわ。全く初めて見る顔やから」
「おかあさん、NHKの大河ドラマ『天地人』見てなかったですか? 
たぶん、ご覧になってると思いますけれど。重要な役で、出てましたよ」
「見てたけど、こんな人、出てなかった」
「石田三成の役で、いつも紫色の服で、出てましたが」
「ふーん、知らんわ、こんな顔・・・」

・・・・・・
どれぐらいの時間が経過しただろう?

忘れた頃に、
義母がバタバタと台所に入るなり、言った。
「あ、この顔、石田三成! 石田三成!!!」

ふぅっ
天然のギャグには、負けます。


優先順位

2009-12-25 | ささいな事
人間、カラダはひとつ。
仕事、家庭、公私それぞれのお付き合い、地域での役割、ありとあらゆる雑用・・・
めちゃめちゃ忙しい時、優先順序を決める、仕分け人が必要だ。

そうこうしていると・・・人生の分岐点に立った時、何を取って、何を捨てるか。
たとえば、結婚相手。
選ぶ基準は、人それぞれ。
お互いのニーズと時期が合致すれば、成立する。


「成功すれば、オンナはついて来る。」と豪語するのは、知人の辣腕(らつわん)税理士K氏。
彼は20代後半で独立した、努力家で、やり手の若手。
彼の年齢で独立する人は、いたって稀な業界に身を置く。
小柄な身体に、エネルギッシュな情熱がみなぎる、V6の岡田君似のイケメン。
合コンで射止めた、才色兼備の女性と、めでたくゴールインした。


本来、日本人は勤勉が取り柄、売りだったのに、
アメリカの陰謀によって、日本をダメにしたんですっ!!
なにが、頑張り過ぎるな!! 休め!!ですかっ!!
いまどきの男は、働きが悪すぎる。
気が回らなさすぎる。
言わないと、わからない。指示待ちではなく、頭を使え。
仕事する気、あるんかあぁっ!!

と、いつも、働きの悪い従業員たちに、頭から湯気を出して、怒っている。
彼らも頑張ってると思うんだけど、人の何倍も働き、努力するK氏にしてみると、
とんでもなく、ダメ・スタッフなんだろう。


結婚式の当日も、午前中いっぱいは仕事をしていた、というK氏。
その前後から、奥さんは、マリッジブルーに陥っていたようだが、
K氏の持前の自信と、押しの強さで、押し切った。
しかし、独立したばかりということもあって、超多忙。
私生活のほとんどを仕事に費やした。
仕事人間すぎて、家庭を顧みる時間も余裕もなく、ついに結婚生活は破綻。
その頃はさすがに、K氏も苦しそうな、やつれた顔をしていた。
が、あくまで、「オトコは仕事ですっ!!!仕事をしていて、何が悪いんですか!!」
と強気姿勢を崩さなかった。

何事も、やりすぎはよくないってことだ。
「私生活を共にしない、結婚生活って、なに??
これじゃ、結婚していないのと同じじゃないの」
奥さんの苦悩は、実によくわかる。

K氏は、あの極端な考えを変えない限り、再婚は遠そうだ。
超真面目な、デキるイケメンなのに、もったいないなぁ・・・
結婚向きではないのかなぁ・・・
遊び人でもないのになぁ・・・

彼の友人にも、私もお目にかかったことが何度かあるが、また似たような人が多い。
仕事に関しては、信頼できる。
要所を的確につかむ、カンの良さを発揮する。
デキる、イケメン、そして、ワーカホリック。
仕事が終わった深夜に、誰もいない部屋で、ゲームをしているそうだ。

結婚したくても出来ない男性・・・、ゴマンといる。
同じく、結婚したくても出来ない、デキるキャリア美人も、ゴマンといる。
キモチワルイ人種ではないのに、どうして、こう、うまくいかないのだろう・・・



真っ白いキャンバス

2009-12-24 | ささいな事
毎朝、鏡を見て、お化粧をする。
若い頃は、どんどん綺麗になっていく自分の顔を見て、わくわくした。
髪を整え、その日の洋服を決める。
最後に、アクセサリーを選び、さらにブラッシュアップ。
鏡に映った自分。
今日も、最高の出来映え、と、にっこり。

自分の顔をキャンバスに見立て、あれこれ色を塗っていく。
ひとつの芸術作品のように。
お気に入りのファッションに身を包み、颯爽と風を切って外を歩くと、
人々の視線が注がれた(ような気がした)。

そんな日が、あったのか、なかったのか、忘れるぐらい、大昔のことだ。
それが、今は、どう?
千鳥足の酔っ払いも、避けて通る、この現実、このギャップ!!
いえ、過去は、過去。
どこのどなた様にも、あることでしょう、若いころのお話は。
それをうだうだ言い出したら、
もう、あの世からの使者が、ちらちら様子をうかがいに来ているのかも知れない。

今、私は、毎日、かつて鏡の前に座った時のように、
キャンバスに見立てた鏡の代わりに、パソコンのモニターの前に座っている、
「こころのキャンバス・タイム」が、ある。
さあ、今日は、なにを綴ろうか。
何も記入されていないブログ「新規投稿」欄に、パチパチと一文字一文字、入力していく。
(あ、仕事もしないと、いけません・・・。忘れているわけではないのですが・・・)

自分ながら、なんと、くだらないことを綴っているのだろうと思うことも、
多々、多々、多々ある。
ま、ご愛敬。
さて、今日は、真っ白いキャンバスに、どんな絵を、どんな色で、描こうかな?


本日は、とりあえず、アトリエを暖め、コーヒーを入れ、
パレットに、チューブから絵具を絞り出そうとしたところで、終わってしまいました。
明日は、全く違うシチュエーションの、自分が始まっていそう・・・です。


終電ラプソディ

2009-02-13 | ささいな事
最終電車、久しぶり。
泥酔、爆睡、座席を目一杯使ってる人、人、人。
人の領域、自分の領域、そんな線引き無縁のボーダレス・シート。

地下鉄、隣のお兄さん、6人用座席、横になって夢の中。
どんな夢を見てるのかな。
お家のベッドか、はたまたリビングか・・・。
赤の他人がその超リラックス姿を見ると、ちょっと引きますが。
無防備、平和な日本。

地下鉄最終電車は、当然地下鉄の終点までしか辿り着けない。
その時間には、地下鉄に連結している私鉄の駅、ホームは真っ暗、営業終了だ。
映画みたいに、念力でぱぱっと照明が灯るといいが。
その駅からタクシー。
もったいないけど仕方ない。
でも運転手さんはもうけ時。祝日前日、大歓迎。
火曜日なのにハナキン気分。

とは言え、あまり人影はない、タクシー乗り場。
不況の中、週の半ばで最終駅からタクシーに乗っているマヌケは私ぐらいか?

祝日が増えても、嬉しくない人もきっと多いだろう。
家に着く前、ほんの束の間、
電車の中で見る夢が、一番楽しいSTORYなのかも知れない。


シニア・サロンに華が咲く【2】

2008-12-25 | ささいな事
先生は、かなりのご高齢。まあ、それは、よしとしよう。
皮膚科で調べたのに、いただいたクスリの袋には、外科、整形外科、理学診療科、
胃腸外科、肛門科、皮膚科、となっていた。
病の総合商社を一人で切り盛りされているわけだが、ご専門はいったい、なんだろう?

待合室のご高齢の方々・・・
顔見知り同士で、身辺のお話をされている。
最近ボケてきた夫のこと、50周忌を迎える亡くなった親のこと、電気製品取替えのこと、
大きくなってしまって寄り付かない子供のこと、お正月支度は特別にはしないこと、
戦前の娘時代のこと、毎日の暮らしのこと、時代の行き先、これからの不安、
家ではなにをしているか、どんな服装で家にいるか、等など・・・・
なんでも、かんでも、頭に浮かんだことが話題になっているようだった。

途中で、お話のなかに出てくる、「ボケたご主人」が、立派な身なりで現れ、
奥方(待合室の患者さん)に、自宅の鍵がある場所の指示受けていた。
見た目は、とっても素敵なナイス・シルバー紳士なんだけれどなぁ。
いかにボケているか、具体的に手のうちをばらされたら、かわいそう・・・。

楽しい趣味談義にも華が咲いていた。
上品なご婦人、謙遜されて
「ほほほ、ヘタの横付けですわ」
ん? 横付け?

私は、目パンダだし、目が腫れるわ、ひきつるわで人相が悪いし、ノーメークだし、
初めての医院だし、うつむいてケータイをいじって順番を待っていた。
年末年始のスケジュールを入力していたのだが、
その私の目の前にいる、お二人の会話。
「私は、ケータイなんかは、さわらんわ」
「私もや。メールなんかは特になぁ」
はいはい、そーですか。

前々から言われているが、
病院や医院の待合室は、地域コミュニティー、サロン的役割を持つ。
「○さん、最近、見ないね」
「病気らしいよ」
ということで、本当に病気になったら、病院には行かないものらしい。

あれこれ、これこれで、無事、診察は終了し、クスリをもらってきたが、
ノーメークの、赤パンダ顔で、ジムに行くのも嫌になり、
本日は、すべてのスポーツ・メニューをキャンセル。
さぼりの一日となった。

だから、なんやねん!!の、オチもなく、
だらだら、やたら長いだけだった日記を二つに分けてみた。
だから、どうやねん!!となってしまったが。

赤パンダ、よろず診療所へ【1】

2008-12-25 | ささいな事
目のまわりパンダ病、口のまわりカサカサ病は、秋ごろから発症していた。
放置していたら、悪化に悪化を重ね、ついに皮膚科受診となった。

秋に東京に行った時は、目の両端をボンドで貼り付けたように
目のまわりが固まってしまっていたが、そんな顔で、
立食パーティ会場で、ステーキを待つ列に並んでいた見知らぬ人と、お話もした。
(きっと、へんな目の人だ・・・と思われただろう。
それとも、モディリアーニのアーモンド目の女性イメージ? いや、逆だし)
ベトナムでエステをしてもらったとき、丁寧な顔マッサージで、
目のまわりは、痛痒かったが、まあ、そのままにしておいた。

全く、ほったらかしにしていたわけではない。
知り合いの眼科の先生に、11月初旬にお会いする機会があったときに、
どんなクスリがいいか、お聞きして、その(ゆるい)クスリを塗ったが、
影響は、最初のうち、ちょっとだけで、あとはほとんどなし。

そのうち、目に腫れ物ができ、眼科受診。
点眼薬以外に、そこでもらった(ややきつい)クスリも塗ったが、はじめだけ効いた。

悪化した頃にもう一度、ゆるいほうのクスリを塗ったら、一夜にして
目のまわりが真っ赤に腫れた、見事なパンダになった。

別人のごとく腫れ上がった目を見て、さすがの私も
重い腰を上げて、わざわざ、時間をつくり、延々歩いて本日、皮膚科の門を叩いた。
ところが、なんとまだ25日だというのに、もうはや年末のお休みに突入していた。
1月5日までお休みだなんて・・・開業の先生って、およろしいですわね。プリプリ
たまたま女医さんだったのだが、「女性による女性への偏見」が頭をもたげた。
(イヤミたっぷり。いやな性格の私。電話で前もって確認しなかった自分が悪いのに。)

年末で、私ももう時間の余裕がないので、自宅に戻り大急ぎで皮膚科をネット検索した。
電話で問い合わせた、そこそこご近所の3軒中、1軒が本日、診療をしていた。
初めての所だったので、クルマで迷い迷い、診察時間ギリギリにどうにか駆け込んだ。