蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

シニア・サロンに華が咲く【2】

2008-12-25 | ささいな事
先生は、かなりのご高齢。まあ、それは、よしとしよう。
皮膚科で調べたのに、いただいたクスリの袋には、外科、整形外科、理学診療科、
胃腸外科、肛門科、皮膚科、となっていた。
病の総合商社を一人で切り盛りされているわけだが、ご専門はいったい、なんだろう?

待合室のご高齢の方々・・・
顔見知り同士で、身辺のお話をされている。
最近ボケてきた夫のこと、50周忌を迎える亡くなった親のこと、電気製品取替えのこと、
大きくなってしまって寄り付かない子供のこと、お正月支度は特別にはしないこと、
戦前の娘時代のこと、毎日の暮らしのこと、時代の行き先、これからの不安、
家ではなにをしているか、どんな服装で家にいるか、等など・・・・
なんでも、かんでも、頭に浮かんだことが話題になっているようだった。

途中で、お話のなかに出てくる、「ボケたご主人」が、立派な身なりで現れ、
奥方(待合室の患者さん)に、自宅の鍵がある場所の指示受けていた。
見た目は、とっても素敵なナイス・シルバー紳士なんだけれどなぁ。
いかにボケているか、具体的に手のうちをばらされたら、かわいそう・・・。

楽しい趣味談義にも華が咲いていた。
上品なご婦人、謙遜されて
「ほほほ、ヘタの横付けですわ」
ん? 横付け?

私は、目パンダだし、目が腫れるわ、ひきつるわで人相が悪いし、ノーメークだし、
初めての医院だし、うつむいてケータイをいじって順番を待っていた。
年末年始のスケジュールを入力していたのだが、
その私の目の前にいる、お二人の会話。
「私は、ケータイなんかは、さわらんわ」
「私もや。メールなんかは特になぁ」
はいはい、そーですか。

前々から言われているが、
病院や医院の待合室は、地域コミュニティー、サロン的役割を持つ。
「○さん、最近、見ないね」
「病気らしいよ」
ということで、本当に病気になったら、病院には行かないものらしい。

あれこれ、これこれで、無事、診察は終了し、クスリをもらってきたが、
ノーメークの、赤パンダ顔で、ジムに行くのも嫌になり、
本日は、すべてのスポーツ・メニューをキャンセル。
さぼりの一日となった。

だから、なんやねん!!の、オチもなく、
だらだら、やたら長いだけだった日記を二つに分けてみた。
だから、どうやねん!!となってしまったが。

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