へんな洋食屋より発信!

横浜市南区にある洋食屋から旬な話題を発信します。

へんな洋食屋カフェ

2015-07-13 07:13:48 | Weblog
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梅雨の合間の大快晴に町内の殆ど全ての家庭では朝から物干しに励んでいるなっ!へんな洋食屋カフェの内装は漆喰壁なので適度に湿度を調節してくれるので快適だが、問題はギターである。10日間の雨降りで湿気を吸った木の楽器は乾燥すると変形したり割れたりする訳である。危ないのが梅雨の合間の大快晴・大乾燥と冬場の湿度30%以下の状況である。割れるのである。割れた場合は当然、修理に出すのだが修理代金はかなりかさむ。表面板なんかだと割れた隙間に同一素材の杉や松や楓の籤(ひご)で埋めて塗装の塗り替えをするんだな。塗装とは言うものの、ペンキではなく被膜塗装でニスやウレタンやポリウレタンやセラック塗装を施す訳である。特にセラック塗装なんかは高級ギターに施されているが素材はブラジルのジャンル奥地に生息する貝殻虫の体液だそうだ。入手は困難である。しかして当然ながらセラック塗装を施すと価格は塗装だけで10万円以上は掛かる。タンポで小さな円を描きながら幾度も施すので数週間は掛かる。しかも、セラック
塗装の被膜は薄く剥がれや擦れに弱いので楽器自体の扱いにも注意が必要である。長袖で弾くか、肘に汗止めの手拭いを敷いてギターに触れなければ汗でセラックはやられてしまう。オイラの所有する一本はセラック塗装だから常に注意が必要だが薄いセラック塗装の施しも因して音色は素晴らしい。表面板なんか二ヶ所が大きく割れているが革の帯で大修理をしたので今のところは驚異の音色を出してくれている。毎年、この梅雨時はびくびくしながら弾いているのには違いない。