へんな洋食屋カフェ

post-ent@blog.goo.ne.jp classico-nova-@docomo.ne.jp 0457120525 09040259080
舞岡の喫茶店から東戸塚への途中に舞岡八幡宮が在る。舞岡という地名由来は知らないが地形的には谷戸で大昔からの集落として開かれていた筈である。八幡宮がこの相模の国に鎮座というのは源氏が鎌倉に本拠地を置いた頃からのおそらく八百年前からの事だろう。地形的には要衝の地である。八幡宮だから八幡造りのお宮で拝殿兼神楽殿が出前、奥に八幡様が鎮座している連立造りのお宮だ。神楽殿では舞いが奉納される事で舞岡なのか？と歴史推考しながらハードオフへ入る。巨大な建物の一階はスーパー、二階はホームセンターである。三階がハードオフという古着、古本、リサイクル品のスポーツ用品、電気用品、楽器、ブランド品等々が中古品だから格安で売られている。今日の大発見は、中古楽器売場でのギター弦だ。オイラが愛用する「プロ・アルテ」というクラシコギター用の弦だが、通常の楽器店で六本一組で1200円程度のところここハードオフでは780円だ。思わず何セットか握りしめたがセコい性格が2セットに買い直した。当たり前だが、中古品ショッ
プとは言うものの新品ダカンねっ！さすがにギター弦の中古というのは見たことも聞いた事も無いな。ギターなんかの木製楽器は弾きこなされていれば中古楽器は鳴る楽器であるが、些か弦は3ヶ月が寿命である。しかしだよ、中古の靴も売られているが汚れてすり減った中古靴は如何なモノか？しかも前所有者の汗も水虫もと考えたら履けるのかっ！

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ハードオフへ向かう途中、アトリエ喫茶店での或る方との会話を思い出す。芸術家達が募っている訳だから或る意味では皆さん自由業というか自営業である。自営業の自由さはオイラも実感しているが、お勤めの方々と絶対的に異なるのは全てを身銭を切って行っている事だなっ！全責任も持っている訳である。で、上手くいかない場合の方が多いし安定した収入為らない場合も多いし、なかなか認められない場合も多い。お勤めの方の様に若年時代から会社や先輩に育てられて身一つで労働し社会保険関係や交通費、有給休暇まで貰い、堂々とドゥだっ！なぁんてしているが、自由業や自営業者は有給休暇なぁんて有る訳無いだろっ！休めば収入な無し。社会保険も全て自己負担、交通費も自己負担、一番は会社設立費用から什器備品・仕入れ・資金のやりくり全てが自らである。だから、生きざまが違う訳である。大袈裟に謂えば、人種すら違う。人種というと民族的相違を謂われるが、生きざまとか人間の活きる本性が違う訳である。だからこそ自己表現の仕方も言葉以外に創作力や芸術性や
身のこなしと様々を持っているんだなっ！と結論してハードオフに着く。

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猛暑の中、朝一で歯医者の定期検診に出掛ける。９時の予約にギリギリは失礼だし、通うのに汗もかくから落ち着かせる為にも8時45分に着き待合室のヴィンテージカーの雑誌を眺めて待つのも毎月の日課というか月課である。しかしながら、今日は汗も退かず体も火照っていて雑誌も二頁しか眺めていないのに診察室に呼ばれた。ナァンだ、と呟き入り歯石除去と機械での歯磨きをしてもらうと隣の診察台では聞き慣れた声の方が大口を開けている。勿論オイラも大口を開けている。うがいの際に～さんかっー！どう？景気は？なぁんて会話をする。相手は常連の会計士さんである。お互いそれぞれの診察台から乗り出す。ドクターもへんな洋食屋カフェの常連である。ドクター一言「ちょっと々、喫茶店じゃないかんねっ！診察台並べて体も乗り出して騒いじゃ駄目じゃんっ！」と叱られた。診察が終わりかねてよりの舞岡のアトリエへ向かう。うーん、なんか田舎の東屋改造の喫茶店兼アトリエ兼工房的なご主人の趣味の環境である。梅林が側に有り、その農家が喫茶店で梅ゼリ
ーとか梅酒とか梅ジャムを作り提供している訳である。おそらくご主人は農家だが芸術家筋の方で陶芸家とか音楽家や画家や俳人なんかを募ってネットワークを持っているに違いない。マァ今日のところは下調べで訪問したので何も語らずハードオフへ向かった。