本会議4日目は、市議による一般質問最終日。その二人目に私は質問に立ちました。
質問の詳細は: 「shitsumon_dec1813.pdf」をダウンロード 1. 特定秘密保護法と三田市の対応について 2. 国保税を払える額に軽減して安心して医療が受けられるように 3. 胃がん死亡率の引きさげ対策について 4. 市役所で働く非正規労働者の待遇改善について の4項目について質問しました。 「1」について、私はこの法律の施行によって、市民の安全が守れなくなること、また市民の知る権利が奪われ、プライバシーが奪われることに、自治体としてどのように対応するのかを質しましたが、市長はこれには答えられず、「市民の安心・安全に万全を期することができるよう」国に望むとしながらも、「国民の過剰な反応や誤解がないよう、今後国による十分な周知・広報活動を望む」と秘密保護法に賛成する立場を示しました。 正当な質疑を打ち切り、全く不十分な審議で強行採決を繰り返したことを「議会制民主主義により成立した法律」と市長は認識しています。残念なことです。 「2」については、国保に加入している人の78%が所得200万円未満であり、国保税の負担が大きい。高い国保を基金や一般財源からの繰り入れで国保税の引き下げを求めましたが、市長は、「引き下げはしないが、引き上げはしない」と答弁。 苦しい庶民の実態を理解されていない! 「3」について、ピロリ菌の除菌で胃がんを大幅に減らせること、またピロリ菌検査や除菌にかかる費用で「胃がん」をほぼ無くしていくことが可能になり、またそれによる経済的負担が逆に軽くなることを示し、研究していくことも含め対応を求めました。 しかし、ピロリ菌の保持の有無を調べる「リスク検診」(ABC検診)への補助をする方向をしめしましたが、除菌へは全く消極的でした。 「4」について、労働基準法に反して臨時職員に「生理休暇」を認めてこなかった(ただ、申し出があれば個別に対応していたようだが)ことを改め、制度化へ向けて改善すること、また、「子の介護休暇」についても、実現できるよう制度化する方向で検討を約束しました。