9月8日午後1時から三田駅前キッピーモール6階において、講演と上映会が行われ、多数の方たちが参加されました。
災害が起きた時、高齢者や障害者は健康な人々と比べ、約2倍の被害を被っている統計があります。
東日本震災では、津波による被害者、それに加え原発事故により助かるべき人が放射能の危険から救助されず、さらなる犠牲を生んでしまいました。
今日の講演と上映会は、「自立生活センター三田」の主催(後援:三田市、三田市教育委員会など)により、福島県田村市で被災された鈴木絹江さん、匡さんご夫妻による体験からのお話と、「逃げ遅れる人々」の上映が行われ、災害に対する不十分な対策実態を改めて考えさせられました。(国として、三田市として)
災害時の要援護者登録の在り方、支援の見直しなど、またそれらを実践していくうえでの日ごろの訓練の大切さなど、災害弱者の視点の大切さが明らかになりました。
講演と上映の前、正午から郷の音ホール駐車場にて「三田市消防フェアー」が行われ、各消防団による日ごろの訓練の腕前が披露されました。
市内7分団の消防団の方たちが地域の消防力に大きく貢献されています。感謝をしながら披露を見せていただきました。