午前中、雨にもかかわらず、後援会の方が自らマイクを握っての宣伝をされることになり、ご一緒させていただきました。自ら原稿を用意され、初めての宣伝にもかかわらず、約2時間の宣伝(要所要所に車を止めて、数分の宣伝)をやり遂げられました。心に響く訴え方でした。一緒させていただいて、勉強になりました。
午後は、1時半からキッピィーモール6階にて兵庫県保険医協会による「不自然な食べもの」上映会&学習会に参加してきました。
ひょうごの在来種保存会代表・山根 成人氏による「生命の原点は種から」と題してお話をいただきました。食べものの原点である「種」の持つ意味の深さを改めて考えさせられました。
続く、遺伝子組み換えによる「安全」を売り物にして世界の食料を支配することを狙った、「モンサント」により、食の生産をするために、モンサントの「種」を永遠に買い続けなければならなくなるシステムにし、ひいては「静かな戦争」と言われる、貧困と人類の生存の危機を生み出している危険なメカニズムを知ることになりました。背筋が寒くなる思いで映画を見ていました。
今日本が正式に参加したTPP交渉で、日本の農業は守れなくなるだろうし、遺伝子組み換えによる「食の生産政策」が、すでに世界各地で多くの人々の生命の危機を招いてきている現実が、日本においても取り返しのつかない将来を見る思いでした。
「種」を支配し、これによって企業の利益追求が人類の生存の危機へとつながってくることを理解できる、分かりやすい上映会・学習会でした。