「井戸端会議」 ・・・・・ 子どもの頃、自宅近くにあった井戸は、どんな日照りの日でも絶えることなくふんだんに流れ出す山からの清水で満たされていました。
そこでは、日々村の主婦が野菜や食器洗いに集まり、いろいろと喋りながら手を動かしていました。子ども心にその井戸の周りに集まった大人たちが楽しそうにしゃべって情報交換していることを理解していました。
正にそれは「井戸端」談議であったのでしょう。2~3人から多い時でも数人まででした。
今、人々の心の結びつきが薄くなってきたように思える中、気軽に自分の意見が述べられ、また、人の考えを聞ける場所がどこかにないのか?
数年前から、地域でそんな声が出ていました。(もっと前からかもしれませんが)
しかし、何とかしようと思い、知人とそんな話をしながらも一歩踏み出すきっかけが持てないまま時間ばかりが過ぎていました。
「コミュニティたかひら」で今年1月23日から毎月第4木曜日19時~21時に「井戸端談議」が開始されました。特に議題を用意せず、自由に考えていることを述べることができ、意見交換ができる「場」として、スタートしました。
私もぜひ参加してみたいと思いつつ、しかし、今は個人であっても「市議」であることも事実なため、今しばらくは参加を見合わせようと思います。
様子見でもよいので一度足を運んでみてください。そこから何かが始まるかもしれません。