みけん・み~すけのやさしい技術士ブログ

あなたと、技術プロフェッショナルな人々をリンク! みけん、み~すけのコラボレーション・ブログは技術士への扉です!

久しぶりに母乳育児の話

2005-12-11 11:29:19 | 子育て
時々、母乳育児についての問い合わせもまだ
いただくんですよね。
1歳過ぎたら母乳にや栄養はないのか、とか。

母乳に栄養がないというのはミルク会社さんと
お医者さんの競合した陰謀だという説もあります
(ミルク会社さんごめんなさい)。

結論だけいうと、そんなことは言い切れないと思います。
1歳までは本来母乳だけでOKですが・・・
だってほ乳類だもん。
(ビタミンKのみ欠乏するので産院で投与されるよね)
そのためには、母親の食事も適正でなければならず、
それに神経質になりすぎるのもつらくなるし、
よくありません。

母乳をサンプリングした結果だとのお話ですが、
そのサンプリングした母乳の質がよくなかったら、
確かにもう栄養はなかったかもしれません
(あああ、実験に協力されたお母さんごめんなさい)。
でもそうでない証拠はありません。

現に母乳の子は固太りして、風邪もひきにくく
育てやすいと言われています。
もちろん、ミルクもバッチリ研究されていますから、
心配ありません。

質の良い母乳のためには、
できるだけ異種タンパク質(特に鶏卵、牛乳、乳製品)は控えめにし、
砂糖、油脂類も、母乳の分泌過多になりやすいので、
あっさりめの和食中心の食事がよいです。
(バイオな気分、という本にもうるさく書いてます)。
果物も旬のものを控えめがいい。
果糖がヒスタミン分泌を助けるので、
アレルギーのお子さんにはかゆみの原因になることもあります。
アルコール禁止、刺激物もまあ控えたほうが。

そうすると、けっこう修行僧気分でつらいんで、早めに
母乳やめちゃう人もいます。
出すぎだと乳首が切れたりし、乳房にトラブルが出来るとつらいですし、
お母さんの体調が悪くて味がちょっと・・・な母乳だと、
赤ちゃんも嫌がりますし。
お母さんが病気になって、お薬を飲まねばならなくて、
それが母乳に出るケースを危惧して、
やめてしまうこともある。
ひとそれぞれです。

でも、今、楽しく母乳育児やれているのなら、
質も量も適正な母乳が出ている証拠です。
(おむつが一日に7~10回程度、しっかり濡れていたら
ちゃんと、飲めてる目安、だそうです。)

周りが「栄養ないのにやめれ!」
と言われても、こわがることなく、続けてほしい。
周りの年配の方々、保健士さん、医師さまは
ぎゃーぎゃー言われるかもしれません。

でも、続けたければ、お母さんの体がつらくなければ、
続けていいんです。

離乳食は上の子は6ヶ月、下の子は8ヶ月くらいから
ゆるゆる始めました。
上の子は母乳を1歳半でやめてもらいましたが
(子供に聞くんです。おっぱい卒業していい?
うん、かやだ、かどっちか言います。
言えます。
体がつらいから、と相談して、
オッケーしてくれたので、やめました。)
下はは2歳半頃まで飲みました。

保育園に行ってますから、
それなりに離乳食も楽しみながら、すすめてもらえました。
「楽しみながら」が理想です。

でも、これも「楽しくなければならない」
というきめつけが、お母さんを苦しめます。

自分がほ乳類であることに自信もって、
やりたいようにやる、それで大丈夫です。
大丈夫、すくすく育ちます。

・・・そう思うよね、現在育児中のお母さん方?