海外のニュースより

政治・経済・社会の情勢について書かれた海外の新聞や雑誌の記事を選んで翻訳しています。

「ヨーロッパの景気上昇、東京の株式市場を活気づける」と題する『シュピーゲル・オンライン』の記事

2009年08月14日 | 国際経済
東京発:金曜日に、225の株式の平均価格を示す日経平均は、ここ10ヶ月間で最高のポイントを示した。活況に、米国からのがっかりさせるデータも何も変えられない。米国では、失業保険金への申し込み数が増加し、個々の企業の売上高は下がった。
 日経平均は、取引半ばでは、10,627.63円まで上昇した。もっと広範な株式を包括しているTOPIX指数は、同様に、975.43円まで上がった。取引の終わりに、日経は0.8%の増となり、TOPIX指数は、0.5%増えた。
 「みずほ証券」のアナリストによると、この株価の値上がりは、第2四半期に予想以上のよい結果を示したヨーロッパ地域の経済発展によって説明される。「ドイツとフランスからのプラスの数字は、市場にとっては、好都合なファクターである。これらの予想は、グローバルな株式ラリーにおいて既に折込済みだったのであるが」と大和SB投資会社のチーフアナリストである門司ソーイチロウ氏は言った。しかし、彼は市場は買われすぎており、利益を確定するための圧力が増えると予想している。
 機械と貿易と非鉄金属の株が買われている。観察者の予想では、外国投資家の買いは、来週も続くだろう。もっとも、市場が過熱気味であるという認識は、増大しているけれども。
 香港株式指数は、0.8%の増加を見た。他のアジアの株式市場も上昇傾向にある。ニューヨークでは、ダウ・ジョーンズ指数は、0.4増えて、9,398ポイントになった。より広い企業を包括したS&P500は、0.7%上がって、1012ポイントとなった。ナスダック指数は、0.5上がって、2,009ポイントとなった。フランクフルトのダックス指数は、木曜日には、1%上がって、5,401ポイントとなった。
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