大佗坊の在目在口

見たり、聞いたり、食べたり、つれづれなるままに!!

花は野にあるように

2008-04-09 | その他
先月、舞い上がる雪の中、大徳寺にいった。塔頭の聚光院が、
利休はじめ,三千家歴代の墓所となっているのは知らなかった。

利休が切腹させられた時、利休娘お亀の婿少庵を会津に匿ったのが、
利休七哲の一人、戦国武将蒲生氏郷。

少庵の子宗旦は、三千家(武者小路千家、表千家、裏千家)の祖。
利休七則という言葉を知った。

七哲に七則、そう言えば、烏にも七つの子。
ならぬことはならぬものです、会津の「什の掟」も七つ。
この七という数字、よく出てくる。なんなんのだろう?

アジアの古い信仰の対象となった、北斗七星を祭る信仰「北辰信仰」や
仏教と習合した「妙見信仰」からきているのかな?

「花は野にあるように」は利休七則の一つ。
「一、二、三、四、五」ではないが、簡単な言葉は理解が難しい! 

昨年は、洛東、洛中の桜を追っかけた。
今年は洛外の名残の花を追っかけるか。
本質は分からないから、表面的にでも追っかけねば!!
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愛なき人生は暗黒なり

2008-04-06 | 掃苔
青山霊園を巡っていて、墓石の傍に強烈な墓文があった。

墓碑には
福島県会津の雪の路傍に生まれ とある。

さらに
愛なき人生は暗黒なり 汗なき社会は堕落なり とあった。

これは、愛と汗を旗印とした修養団創設者で、
福島県喜多方市山都町生まれの蓮沼門三の言葉。

進学した東京府師範学校の寄宿舎の美化を思い立ち、
廊下の雑巾がけなどをはじめ、東京府師範学校内で
修養団を創立したのが始めだった。

「心が変われば態度が変わる。態度が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる」
これも蓮沼門三の言葉

運命を変えるには、心を変えろ!!
これが難しい!!

蓮沼門三は明治十五年二月二十三日生まれ、昭和五十五年六月六日
九十九歳を一期としてその生涯を閉じた。 
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