高橋まゆみ・創作人形「まゆみの気まぐれ日記」

農道をかっぽして歩く笑顔のおじいちゃん。姿が見えなくなるまで手を振るおばあちゃん。やさしさはいつもそばにいた。

大失敗

2006-10-09 09:57:53 | まゆみのつぶやき室
8日、朝から雨風が吹き荒れる・・・この日は春から練習を積み重ねていた、信濃の国踊りのコンテストの日だ。
毎週欠かさず、練習をして、少しは笑みも浮かべながら踊れるまでに成長していた。会場は長野市、冬季長野オリンピックの表彰式会場にもなったオリンピックスクエアの前の歩行者天国の道路だ。
今回出場グループは、12組。昨年優勝した式部というグループが華麗に踊る。また今風のヒップホップで挑戦したかっこいい若者の舞い。チャイナの衣装や、そろいの半天など趣向も凝らし、さまざまな踊りが披露された。
さあ!いよいよ出番だ。
今回私のグループは大人10人、子供8人程で踊った。
音楽がなった。信濃の国ダンスバージョンのリズムは、軽快で所々に入る和太鼓が音楽を締める。
出だし好調・・・しかしだった。体系が移動する場面に来て、どうした事か頭が真っ白になってしまった。「あれ?私どっちだったっけ?ってな具合に一人ほうろうしてしまった。うろうろしていたら、仲間の由美ちゃんに「後ろ!」と怒鳴られてしまった。あわてて、定位置に着いたが、間違えた事にあせってしまい、次の動作でも、ぶつかってしまう・・・あ~あ・・最悪・・
踊りが終わり、落ち込むと同時に皆に申し訳なくてしょうがなかった。
子供達だって、眠いのに頑張って練習してきたのに。
どこか、浮ついた気持ちが出てしまったのだ。
しかし、仲間の優しい言葉にも助けられ、来年またリベンジしようと言う事になり気持ちを切り替えて「サウンド賞」と言うお土産を手にイタリアンでのお疲れ会をした。

まさか、自分がこんな風に踊りの仲間に入れるとは思っても見なかったが、「やりたい事はやる」という気持ちは仕事と絡めても、いい気分転換になっている。

ちなみに何人かの知人にあったが、誰も気づいてくれない。
いつものメガネをコンタクトにして、髪もワイルド。衣装も若作り・・・だからだ。えへへ