高橋まゆみ・創作人形「まゆみの気まぐれ日記」

農道をかっぽして歩く笑顔のおじいちゃん。姿が見えなくなるまで手を振るおばあちゃん。やさしさはいつもそばにいた。

草花の共演

2009-04-20 07:39:33 | まゆみのつぶやき室
18日、あまりにお天気が良かったので、お出掛けをしました。

地元飯山も桜満開。菜の花畑もゴールデンウィークに合わせようと、花を切っては遅らせているものの、元気な花の勢いは止まらない。

車は40分程の小布施町に向かった。
栗菓子と葛飾北斎の天井絵でも知られているが、ここは花の町と言ってもいいほど、いつも手入れをされていて、芸術に近い物がある。

今回、小布施橋を渡り、下に降りるとこれがまたきれい




残雪の山を背景に、鯉が悠々と泳いでました。





黄色い菜の花も満開。ベルベットの黄色いじゅうたんを敷き詰めたよう




上ばかり眺めていたので、気がつかなかったけど、ふと足元を見たら、こんなかわいい、ラベンダーみたいな葵い花が・・・・・・。


この日、一番感動したのは赤い「はなもも」の花




なんとも言えない、きれいな紅色で、淡い花々の中で、凛と自分を主張している。


勿論、桜の花びらも風にひらひら舞っていましたが、心地よい風と空気と空と景色に年ごとに深くなってくる、感動のひと時でした。



自然を満喫して、その後訪れたのは、大きなお寺で催されていた、境内アート展。





本堂までの道伝いは骨董エリアになっていて、懐かしい骨董品がずらりと並んだり、花の苗市などもやっていた。



本堂の裏手の林の中では、クラフト作家がテントを張って、それぞれのスタイルで自分の作品を売っていました。
120ほどの出展に、時間が無いほどでしたが、開放的で顔見知りの作家さんも何人か居ましたが、とても楽しそうだったな。


24日からは、この小布施、桜井甘精堂さんで、前から頼まれていた新店舗の杮落とし展をやらせていただく事になっている。

お近くにおいでの祭は、お立ち寄りくださいませ。



陽さんと、愉快な仲間

2009-04-09 08:00:43 | まゆみのつぶやき室
4月6日、山口県  萩市へ旅立った。

このブログで何度も書いている、私の作品を精神世界へ導いてくれた陽(みなみ)さんのふるさとである。

3度目の来訪ともなると、初めての時のような驚きは無いが、何度訪れても、ゆっくり時が流れる日本一綺麗な町並みである。

飯山ではやっと蕾になったかな・・・と思える桜はこちらではもう花吹雪が舞っていた。





花と水と豊かな町並みは、一足早い春を私にプレゼントしてくれた。


陽さんは自分の事のように、この日を待ちわびて、宣伝から会場関係まで全てに手を回してくれていた。


神主、前教育長の肩書きを持つ陽さんではあるが、これがまた面白い人である。

車を走らせていても、ひょいと窓を開け知り合いに声をかける「まだ生きちょるよ!」と。
帰ってくる返事がまたすごい!「先生、生きちょったかね・・・・」だもの笑える。


人なつこい萩の人達はそんな物ではなかった。

毎度、仕事を終えて夜になると集まる仲間たち。

お医者さんやホテルの責任者  議員さんや魚屋さん等仕事はさまざまだが、行きつけの同級生のにこやかな喫茶店のママさんのところで、料理持ち込みで宴会が始まる。

贅を尽くした手料理に舌鼓を打ちながら、互いの言われたくない事をずばずば言って魚にする。「税金ドロボーだ!  何も専務じゃ!  免停食らってんじゃ!
話が長い。わからん」・・・・などと、出て来る  出て来る

しかし、そこには笑いと、忘れたくない暖かい信頼関係がある。

子供の頃やんちゃで、大将だったであろう陽さんに集う仲間たち。

そのまま大人になった感じの仲間たちの関係は羨ましく、そこに居られる事が幸せに感じた。こんな素敵な空気と笑顔は萩でしか味わえない。


7日、初日は市長さん初め関係者の集まる中でテープカット。

私も着慣れない着物などを着込んで、初日に望んだ。

陽さんの講演会には、会場一杯の人が席を埋めた。

話もわかりやすく、再び見た「二人のもみじ」のビデオには、目頭を抑える人が多く見られた。全てを語っているすばらしいビデオでいつか映画化されて欲しいと願うばかりである。


取材やら、講演にゲスト出演やら、サイン会やら分刻みのスケジュールであったが、こんな心地よい疲れは今まで無かったように思う。
きっとそれは、みんなの待っていてくれた気持ちが嬉しかったからだと思う。


陽さん、疲れさせましたね!

でも、本当に嬉しかった。ありがとう




おみごと!

2009-04-01 16:51:51 | まゆみのつぶやき室
今日、伊藤さん(閑ジャニ)さんからおでん屋台が届いた。

なんか大きいぞ

蓋を恐る恐る開けると、まぁ~

すばらしいおでんの屋台が




しっかりできてるなぁ~

なんだこれ?・・・・・本物みたいだわ





すごすぎる・・・・・・

世の中には起用不器用と言う人が居るけれど、まさしくおじさんは根気があって、器用な分野に入る人だ。

今までどれほど、小道具やセットを作っていただいたかわからない。

時にはブログ仲間のペンネームを遊ばせながら。

伊藤さんと知り合う前は、プロの映画セットなどを手がける人にお願いしていた。

だけど、好きで作ってくれてはいるものの、私にとってはとてもありがたい存在だ。


最近は、伊藤さんの小道具が先に作られてくるので、手が追いついていかない状態だけど、こうして何の見返りも気にせず、楽しんでつくってくれていると、人形展も自分一人の作品でなく、こうして、小道具も見せ場の一つになって行くだろう。


伊藤さん。たまげました


エプリールフール・・・・・・・じゃないよね。

見せただけ・・・・・・なんて言わないでね