高橋まゆみ・創作人形「まゆみの気まぐれ日記」

農道をかっぽして歩く笑顔のおじいちゃん。姿が見えなくなるまで手を振るおばあちゃん。やさしさはいつもそばにいた。

秋の一日

2007-09-29 08:18:57 | まゆみのつぶやき室
透明の羽を羽ばたかせ泣いていたセミも、秋の虫達のなき声に変わってきている。

10月は、地元長野での作品展が開催されるが、もう一つ毎年参加している斑尾クラフトフェスタが催される。
どういう訳か、このイベントはプロデューサー夫妻や友達がとても楽しみにしていて、「出ろ!出ろ!」という感じである。

秋に紅葉された、空気のうまい高原にただ来たい・・・その為にの肩書きだろうか。

そんな斑尾高原から10分程、山道を下るとのぞみ湖という、神秘な所がある。

昔は道路も整備されてなく、ガタガタ道をたどって行ったものだ。

しかし、久しぶりに訪れた、こののぞみ湖周辺は、今「信越トレイル」という、木を伐採したり、山道を切り開いて、遊歩道にしたりして、トレッキングコースを作る活動が盛んで、とてもいい山道が出来ている。

2キロ、3キロ、5キロ、20キロ・・・・と、さまざまなコースがあって、ぶらぶら歩くお散歩コースから、本格的に歩く登山コースまである。

そんなのぞみ湖周辺を歩いてみた。

ここは、季節になると水芭蕉が群生している湿地帯もあり、まくら木が並べられている。前に前に進んでいくと、発見がいっぱい!

雑きのこに青々とした、まだ木になっているどんぐり・・・・

季節外れのあじさいや、あざみ・・・・名も知らない山野草が可憐に咲いている。


自然っていいなぁ~。

気持ちよい風にあたりながら、まくら木の遊歩道をゆっくり歩いて、山野草や自然の植物にふれる。

これから、こんな時間を増やしたいと思った。
それともう一つ、植物図鑑買わなきゃ!



藤あや子さん

2007-09-21 08:29:31 | まゆみのつぶやき室
お昼に家で食事をしながらテレビを見ていた。

『ごきげんよう』と言うトーク番組に、演歌歌手の藤あや子さんがゲストで出ていた。

話を聞いていた・・・・「私は温泉が大好きで、地方公演となると、必ず温泉旅館に宿泊する。その日もさあ温泉に入ろうと露天に入ったが冷たい・・・・まあ、冷温泉というものもあるから、その内暖かくなってくるのだろうと入っていた。そこに、しばらくすると、赤い鯉がゆうゆうと泳いできた」というのだ。

どうやら、露天の横にあった池に間違えて入っていたようだ。

また、次の日のトークでは、「買い物に行くと、洋服を見るよりもスーパーで食材を見るのが大好きという藤さん。変わった野菜など豊富に並ぶスーパーで、あれやこれやえらんで、カートに沢山入れたらしい。・・・・するとそこに、おじさんが来て言ったそうな「それ!私のですが・・・」びっくりあわてて、恥ずかしさのあまり、逃げるように駐車場の車に乗ったわいいが、またもや、同じ車種の他人の車であったと言う。





大笑いしてしまった!


演歌を歌っている時は、色っぽくて、唄がうまくて、綺麗な人だけど、こういうちょっと間が抜けた、ひょうきんな所が人間らしくて好感が持てる。

しかし、その赤い鯉も突然の来訪者にビックリしたと思うが、世の男性は藤あや子と混浴出来た赤い鯉が羨ましいと思う。

てるてるぼうず

2007-09-18 17:09:12 | まゆみのつぶやき室
長野県には、お勧めのスポットが沢山あるが、私がとても好きな場所がある。

安曇野市  穂高。

目の前に聳え立つ、アルプス山脈は、四季折々すばらしい姿を見せ、水のきれいな所だからこそ育つわさびや、空気の透明感、また道端に置かれた数々の道祖神の愛らしさ、また温泉や美術館、ギャラリーも目白押し。

ジャンセン、碌山、ちひろなど代表的な美術館もさることながら、ガラス工房アートヒルズや絵本美術館、そして、見逃せないのが個人のギャラリーだ。

私も幾度か作品展でお世話になっているアザレアギャラリーも森の木々の中で癒しの空間となっている。そんな安曇野市で、面白い物があるから行こう・・・と旦那に誘われ着いて行った先は池田町。

小高い山を上っていくと、山肌に何やらゆらゆらと・・・・
長い物干し竿のような所にたくさんのてるてる坊主。


今回初めてという『てるてる坊主』コンテストなるイベントをやっていた。

遠目で見たら「こんなものか・・・」と思ったが近ずいて一つ一つを見ると、かわいいもの、おかしいもの、ほっとするものなど、手作りの暖かいものがいっぱいだった。






中には風林火山もあったりして・・・・

しかし、どうしててるてる坊主?と思ったが、この池田町のとなりにてるてる坊主の作詞家がいたそうな・・・そんなゆかりでこのイベントの開催になったようだ。

その後、頂にある池田町立美術館に入って見ると、ドールハウス展が開催されていて、細かい作業と夢の世界を見る事が出来た。
そして近くの建物になんだろう?と入ってみると、そこのスタッフさんが「どうぞ!どうぞ!」と会場に案内する。

え?何?
これから、オペラをやるという。しかもただ!見るっきゃない我々は席に着いた。

ナガオケさんという綺麗な女性の声量ある唄声に時間も忘れ聞き入ってしまった。
ピアノの独奏もあり、意外な展開ではあったが、大満足であった。

何か、いい一日だったな。日帰り温泉につかりながら、拝んでしまった

気忙しい9月

2007-09-15 08:28:12 | まゆみのつぶやき室
残暑があるものの、やはり秋はあき。

朝晩、涼しい風が吹いて、黄金色に実った稲が風に揺れ、すすきも一段と輝きだした。
そんな9月、私は一年で一番忙しい時期でもある。

甲府での作品展を終え、福井での作品展の準備を終えた。

来月は2年ぶりの地元長野東急百貨店での作品展に向け、新作に追われる。
今回は、信濃毎日新聞と朝日放送さんが主催の為、取材も多い。

日常の暮らしでは、秋の地区運動会でムカデ競争4位。
祭礼では、役員になっている為、おでん作り。
10月14日の「信濃の国ダンス」に参加する為、毎週子供たちと猛特訓をしている。

賑やかな事が嫌いでないから困る!

だけど
その他に法事や稲刈りも控えているので、気を引き締めないと。

やっと、好きな事をやれる年になったと思う。





ところで、この葉っぱ何だか知っていますか?フジの葉??


道端でみつけて懐かしくなりました。
小学校の帰り道、良く何人かの仲間と一つずつ好きな葉を選んで、「いろはにこんぺいとう」とか言いながら取って行く。

最後まで、薄い葉が残ったら、勝ち!とか幸せになれる!とか、結婚するとかの縁起担ぎをしたものだ。
まゆみ少女も他の子も、とても純粋でかわいかったのだ

風の盆Ⅱ

2007-09-05 15:34:53 | まゆみのつぶやき室
9月1.2.3日は富山県 八尾町の風の盆祭の日であった。

昨年、その八尾に一軒借りられる事になったから・・・と誘ってくれた坂田さん。


これがその合宿所。
坂田さん繋がりの参加人は年齢、性別とわずの個性的な人ばかり14人。

ほとんどの人が汽車やバスという公共での移動の為、車での移動の我々は米や野菜、鍋、釜持っての参上であった。
「待ってたのヨォ~」と出迎える目の先は、やはり我々よりも手荷物であった。

しかしながら、ここぞとばかり持っていった、つけものや枝豆、もろこしなどを、ムシャムシャ皆で食べる姿は気持ちよく嬉しかった。

風の盆は深夜が本番。
9月と言えど、残暑きびしく汗ばんでくる。

灯篭や、ちょうちんの下がる町並みを歩くと、着せ付けてもらった着物姿の女性が石垣の階段を優雅に上る


ここの女性達はほとんどが黒帯。
聞くと、冠婚葬祭用の物なら、どの家にもあるから・・・・と。
しかし、その黒帯に赤い帯締め、緑の帯あげがかわいく、何とも作り上げられていない素朴さを感じた。

夜中まで、皆でワイワイ時間をつぶし、いよいよか・・・・と思いきや、皆、泊まりという事もあり、観光客が引けるのを待っていた。

日にちが変わる頃、人ごみも穏やかになり、これからが見所。
八尾の人達は、一晩中、人が居ても居なくても踊り続ける。
深夜遅くなれば、連での踊りは少なくなれど、一人で胡弓を弾き歩く人であったり、夫婦で自分なりの風の盆を見せたり、25歳で卒業という女性達の最後のおどりであったり、それぞれが、自分の為に、またそこに居る人の為に酔いしれるのである。



宿に帰ったのが3時近く。

なのに、まだまだ見逃した感がある。物足りない。

眠気との戦いでもあるこの風の盆・・・・楽しみは尽きない。


ムコ多糖症

2007-09-05 08:57:22 | まゆみのつぶやき室
もし、お時間があるお方がいらしたら
是非、バトンを繋ぐ事にご協力をお願いします。
http://www.muconet.jp/

あくまで、ボランティアですので。

他にも助けを求めている人たちは、
世界中にたくさんいらっしゃると思います。
微力な私でも、人様のお役に立てることがあれば
少しでも、出来ることをして上げたいですね。




友達から、こんなコメントが来たのはつい先日の事。
ムコ多糖症・・・・・初めて聞く病名。

ムコ多糖やリン脂質を分解する酸素が生まれつき欠損する為に、骨、間接、結合組織、神経組織にムコ多糖や脂質が蓄積する病気です。
発育障害、神経障害、骨格異常、肝臓、腎臓、皮膚、眼科的な障害など。

生まれた時から、承認された投薬も無く、先の見えない病気である。

このブログにも障害を持った方や、そういうご家族を支えている方々も多い。

何がしてやれる訳でも無いが、スクリーニングという、新生児が発生する前に、検査をして発見できる体制が確かな物として定着する事を願わずにはいられません。

私にも今出来ることは微力だけれど、まず、こういう病気もあるのだということを知る事が大事・・・と思うのです。