高橋まゆみ・創作人形「まゆみの気まぐれ日記」

農道をかっぽして歩く笑顔のおじいちゃん。姿が見えなくなるまで手を振るおばあちゃん。やさしさはいつもそばにいた。

月の変わり時

2016-03-16 09:15:40 | まゆみのつぶやき室

今年は例年になく、雪の少ない年だったので、一月も二月も三月もあまり変わりない感じがするのは、私だけだろうか。

北陸新幹線、飯山駅も開通して一周年を迎える。

やはり早い!長野での乗り換え時間もないので楽・・・・・と言った方が本音かもしれない。

そんな飯山駅。外人さんが増えましたよ!

スキーに温泉にと豊かな観光スポットに向かう外国の方々が圧倒的に多く、この状況はたぶん予想だにしなかったのではないかと思っています。でも、ありがたいなと思います。

さて、昨日は15日と言う事で、人形館在館日

その日に合わせて来て下さるツアーのお客様。また、違う所で見て、作り手に会いたいと言って遠くから来て下さった方。本当にありがとうございます。

そんな中、山口市に住む北川さんご一行もやってこられました。

今回は、人形も手掛けている奥様の俊枝さんのお仲間と共に4人での来館

飯山が好きと言って下さる北川さんには、もうどれほど来て頂いたかわからないが、旅上手な方たちなので、今回も安曇野によって、楽しまれてゆくのだろうと思っている。

木島平に送る途中、私の大好きなお地蔵さまは、蓑をかぶっていました。

 

青空はそろそろ外す時期を教えているようで、思わずその可愛らしさに、北川さんとカメラを向けていました。

そろそろ、春告鳥(ウグイス)がほ~ホケキョ!と鳴く日もそう遠くはないでしょう。

 

奥様の俊枝さんは小柄で癒し系の素敵な女性だが、持っていた手荷物から「失礼かと思うんですけど・・・・」と私に贈り物を下さった。

可愛いお地蔵さんだった。

  山口県にある龍蔵寺の「愚痴聞き地蔵」を参考にしたと聞いたが、

穏やかで、愚痴をいつも黙って聞いてくれそうで、とても癒される。

彼女も自己流ではあるが、親を看取ってからの物作りは、着実に自分のものにし、人を呼ぶ展示会も重ねている。

こんな俊江さんの人形には、媚も見栄もみえない。

刺し子の遠藤きよ子さんが送ってくれた桜を愛でながら、過ぎゆく月日とご縁に感謝しながら

長くお付き合いしたい人たちであると思います