カエルの唄が聞こえてくる今日この頃、元気よく草は伸びるけど、ホウレン草や、春菊、二十日大根などが、食卓に並ぶ。
だんだん、青物一色になって来る食卓ではあるが、庭から食材を採って調理できると言うのは、家事を担当する主婦にとってはありがたい。
初夏の風を感じながら、昨夜の綺麗な満月を見ながら思い出す最近の出来事。
坂城町にある、鉄の展示館で開かれている「平櫛田中(ひらくしでんちゅう)さん」の作品展に行ってきました。
人形と言うには、あまりに素晴らしすぎる格調と形や表情の捉え方。あまりに見るものに迫る「気」を感じ、
思わず唸ってしまう・・・・・・・国立劇場の「鏡獅子」は、私でも何かで見た記憶があった。
小平市に記念館があると言う事だが、実在したモデルを形に掘った物(水戸黄門、お相撲さん、くすっと笑ってしまう、風神雷神の腕相撲)などもありました。
107歳まで生きられたという田中さんは、木彫の中に彩色を施したものも多く、技術の移り変わりも楽しめた。
私の場合、素材は粘土なので、細かい表現がしやすいが、風化後の味わいと言うと、どうなのか。田中さんのそれは、一本の木。風化すればするほど、その木の艶や味わいが増してくる。・・・・・・・木っていいな!・・・・・・・と思いました。
さて、そんないい物を見た数日後、友達から「アリス」のチケットが一枚あるので行かないかと誘われた。
正直、行きたかったが、実行するまでにはならず、棚ぼた状態で嬉しかった。
アリスの谷村さんは私の中で3本の指に入るダンディで好きな男性である。
ラジオの中でいつも聞いていた純喫茶の谷村さんは聞けなくなったが、本物はいい。
会場の中はほとんど中年のおじさんおばさんだったが、もう一曲目から立ちっぱなし、ノリノリであった。
中二階で見ていた私の前の人達も総立ちで、見えない・・・・・・
コンサートはNSP以来。7~8年くらい経つのかなぁ~・・・・だった私なので、みんなの乗りに着いて行けない。
一生懸命拍手はしたが、最後まで立つことが出来ず、少しいらっときたが、連れ合いが望遠鏡を持って来てくれていたので、衣装や口の動きまで見る事が出来大満足。
3人の残してきた数多くの唄は歴史そのもの。
チケットを譲ってくれた友達に感謝した一日でした。ありがとう!
5月最終の土曜日は黒姫高原の芝桜を見てきました。
ここは、ダリアやコスモスで有名だが、この時期まだ菜の花が咲いていて、リフトから眺める風景は最高でした。