高橋まゆみ・創作人形「まゆみの気まぐれ日記」

農道をかっぽして歩く笑顔のおじいちゃん。姿が見えなくなるまで手を振るおばあちゃん。やさしさはいつもそばにいた。

心機一転

2015-03-26 11:44:33 | まゆみのつぶやき室
ほかの所から見れば、飯山の雪はまだまだすごい・・・・・と言われるかもしれない。
しかし地元民は、「もう消えたも同然!」くらいにしか思っていないと思う。

さて、そんな3月25日

最後の人形館の休館日。スタッフ共々総出で入れ替えをしました。

人形のメンテナンス(ほこりを払い、丁寧に包み直す)館内の設営、キャプションやパネルの入れ替え、ライティング、ディスプレイ、必要な小道具等の運び込みなど、やる事は山済みである。

しかし、年2回もう10回目ともなると、要領も得てきたり、得意分野で力を発揮したり、女性だけの職場ゆえ、時には笑声もはじけ、楽しささえ伺える展示替えになって来ていることが心強い。

私はいつも思っている。

こうして展示替えをするたび、見てもらえる場所がある事で、休むことなく作る意欲をもらっているのだなぁ~と。

最近は真田十勇士、西遊記、ピエロ・・・・・のように、集まった古い布を人形に遊ばせる作品が増えているが、やはり作りたいものを作るのは楽しい。







楽器を持たせたピエロの衣装は、古裂をつないだもの。

鼻や目に着けたものはニードルで刺したフエルトを使いました。

伊藤さんにお願いして作ってもらった、バンドネオンやフルートもいい雰囲気を醸し出す。

今回は、来年の大河ドラマに決まった真田丸の真田幸村と十勇士も飾ったり、昨年、山形県長井市でご縁があった黒獅子も出させて頂いた。








こんな色っぽい猫ちゃん人形も登場しています


今回は一足先にアップしましたが、是非本物に会いに来てください。


4月に入れば、四国、愛媛県今治市での作品展も始まります。

ほっと一息・・・・と言うわけにも行かないが、北陸新幹線も開通し、善光寺御開帳も始まる。

熱い長野に期待したい





春らんまん

2015-03-19 07:34:37 | まゆみのつぶやき室
この時期、屋根からポタポタ、雨のように落ちてくるしずくの音で目が覚める。

暖かい陽気に寝雪が溶かされて行く音だ。

待ちに待った、北陸新幹線も開通し、新駅としてお仲間入りした飯山駅でも盛り上がりを見せ、14日は人形館の来館者も多かった。

金沢や富山の活気には追い付かないが、飯山の見どころは何と言っても景観と故郷の良さを感じ、味覚も楽しめるところだと思う。

これから、雪が無くなれば、あちこちに蕗の薹や土筆などが顔を出す。

菜の花が徐々に絨毯を引きつめるように咲いて、飯山の地場産でもあるアスパラガスが空に向かって手を伸ばす。

私も、来週25日に人形館入れ替えに向け、新作の仕上げに入っています。


大きい作品は大変でいや!と思っていたが、前々から大好きだったピエロと言うか、道化師と言うか、そんな作品を手掛けている。

なかなか、気に入った作品になって来ているので、どうぞご期待下さい。


3月は別れの時期でもあるので、寂しさもあるが、明日への始まりの時期でもある。

どんな事があっても

前向きに   ポジティブにいきたいですね!