高橋まゆみ・創作人形「まゆみの気まぐれ日記」

農道をかっぽして歩く笑顔のおじいちゃん。姿が見えなくなるまで手を振るおばあちゃん。やさしさはいつもそばにいた。

いよいよ夏に向かって!

2016-06-24 10:47:58 | まゆみのつぶやき室

6月も、いよいよ後数日となった。

網戸から入る風が心地よかったリ、肌寒かったり、今の自分と言えば、蒸し暑くて首にタオルを巻いて仕事している。

エアコンがあまり好きでないので、ぎりぎりまで我慢する。だから、年に数日しかエアコンのお世話にはならない。

さて、そんな6月19日、いつも声をかけてくださる、野沢の宿屋さんの恒例のタケノコ狩り。

時期も少し遅かったので、いつもより奥へ奥へ・・・・・

さぁ~ここで採りましょう・・・・・

先頭きって案内してくれるのは、この宿屋のお嫁さんAさん。

人食い熊のニュースを耳にしているので、「クマ出ない?」と聞く。

「出るよぉ~!!」

「ケータイ通じる?」「通じない。」・・・・・なんと男っぽい

まぁ、初めてではないので、ガサゴソと竹藪の中へ・・・・・

小一時間も入ると15人ほどの、招待客がそれぞれの手土産を担いで現れた

 

これは、自分のではなく人のですが、私たちもリュック一杯とって大満足。いいタケノコが採れました

帰りのバスの中で汗をぬぐいながらふっと山肌を見ると可憐な白ユリ。

 

宿では今年ダイアモンド婚を迎えたというオーナーのご夫妻があいさつをされ、手料理がふるまわれた。

山菜のバイキング。

笹寿司。竹の子汁。えごにゼンマイ、わらびの煮物など嬉しいものばかりだった。

ありがとうございました

 

お知らせ

7月30日より8月16日まで、長野県上田市 真田町で人形展を開催します

真田幸村と十勇士の人形をはじめ100体以上の人形を展示しますので、ぜひ、おいでいただければと願っています

今回は実行委員を立ち上げて、みんなで作り上げる展示会でもあります。

さて、どうなるか・・・・

私もワクワク、ドキドキしています。

お楽しみに!

 

 


植樹祭

2016-06-06 09:43:45 | まゆみのつぶやき室

以前、県の担当者から、植樹祭のポスターの審査会委員を頼まれた。

絵も描けない私でよいのか戸惑ったが、これもうまい下手ではない。感覚的なもの。心に残るものを選ばせていただいた。

中から、私が一番いいと思ったものが選ばれ、嬉しかったが、そこで話は終わらなかった。

今度は2016年、全国植樹祭に向け、プログラムを進める上で、式典専門委員のお話をいただいた。

あまり、人形以外の事には、立ち入りたくない自分であったが、ある人の言葉が浮かんだ

「やっても見ないうちから、できない、やらない・・・・」は生意気だ!と。

今回のお話は長野県が主催の天皇皇后両陛下がお手植えをする、大規模なイベント。

6人ほど選ばれた選定委員と県の職員、大手プロモーター関係の方々との何度かの話し合いでは、いろいろな意見も出され、熱くなったりもした。

そして、6月5日・・・・・ついにこの日がやってきた。

式典は「プロローグ」「記念式典」「エピローグ」と三部構成に分かれて行われたが、持て余したのは席について式典前の1時間ほどの待機時間だけだった。

テンポよく大仕掛けの、県を代表するような祭りが次々と入れ替わり、スクリーンやプロジェクションマッピングでは、画像や言葉で紹介される。

会場外のおもてなし広場ではステージで演奏が行われたり、今回のテーマでもある、ひと、ゆめ、みどりをコンセプトに各ブースが設けられ、それぞれに施行を凝らし、地域の物産や試食などで、客を引き寄せる疳高い声も上がり、大賑わいであった。

 

 

式典に入ると天皇、皇后両陛下が臨席され、ご挨拶や表彰、国歌斉唱などを行いお手植え、お手巻きをされた。

今年は長野県にゆかりのある、カラマツやクリ、白樺にナナカマドが植えられた。

その後、突如現れた、なんと歌舞伎の市川海老蔵さんが舞い踊り、両陛下の前で堂々と披露する。構えた報道陣の前を軽やかに移動したかと思えば、にらみを利かす。すごい!迫力

生で見せて頂いた歌舞伎の世界。海老蔵さんは以前から、志賀などで「エビモリ」という自然を豊かにする活動をしていて、そんなご縁で今回出演されたという。

 

第一部も、第二部も実にうまい構成と段取りで、こんなに飽きさせない催しは最近では滅多にないと思う。

 

そしていよいよラストのエピローグ

自然の中で学ぶ、遊ぶ、経験する、成長するという森の幼稚園の可愛い子供たちが出て来て歌う

松本、蟻ケ崎高校の書道部の生徒たちが踊りとパフォーマンスを見せる。

宇宙飛行士の油井さんが、心のメッセージで会場を一つにする

ケータイで撮りたい場面はいっぱいあったが、見なければ終わってしまう。損してしまう・・・・・そんな気持ちにさせられる

 

最後の最後には参加者全員が会場を埋め尽くし、ふるさとの大合唱であった

素晴らしい式典に、長い間、この日のためにご苦労頂いた関係者の皆様方に、唯々、感動をくれてありがとうと伝えたい。

 

その後式典会場を後にして

茶臼山自然植物園へ移動した。

きれいに整備された植物園では、四季折々の花や木を楽しめるようにみんなで植樹させて頂いた。

桜、もみじ、かえで、ナナカマド、やまぼうし、マユミなど14種類が植えられた。

私が植えた木もどんな成長を見せてくれるのか、また、会いに来ようと思っている。

こういう機会でもなければ、私は何も知らなかった。お恥ずかしいが、何も知ろうとしなかったと思う。

だから「やっても見ないのに、できない」は、これから言わないことにする。

関係者の皆さん、本当にご苦労様でした!

たまたま並んでいた委員の3人は、皆、涙目でした。あの情熱的に意見を言っていた・・・・・あの人も・・・ウルウルしていましたよ!

                                    合掌  

 


水無月

2016-06-01 16:54:55 | まゆみのつぶやき室

6月に入りました。

梅雨なのに、水無月って何か、変だよね!

でも、私はこんな6月が結構好きなのです。

しっとりとしていて、家で好きなことをしていたい気分になる。

お天気がいいと、人形なんて作ってるのがもったいなくて、外に出たくなる。

贅沢な言い方だと思うけど、物つくりは気持ち作り。

今月は5日に全国植樹祭が長野市であり、天皇皇后両陛下がお越しになります。

前日の4日には、飯山にお越しになるということで、私も足を運ぼうと思っています。

遠くの小学校の校庭からは、週末に行われる運動会の音色が、開かれた窓から入ってくる。

目の前に青々とした葉野菜やナスやキュウリの苗が、しっかりと根を下ろしたようだ。

知り合いに頂いた、ポポ~の木もどんどん伸びて、今年は沢山の実をつけている。

田舎暮らしは好きだけど、この後、嫌いな夏が控えてるんだな・・・・・・

梅雨の後ろに控えている