高橋まゆみ・創作人形「まゆみの気まぐれ日記」

農道をかっぽして歩く笑顔のおじいちゃん。姿が見えなくなるまで手を振るおばあちゃん。やさしさはいつもそばにいた。

木の実

2007-06-25 17:10:54 | まゆみのつぶやき室
庭のスグリの実が、小さな赤ブドウのようになっている。

口に含むと、酸っぱくて梅干ばあさんの顔になる。
去年知りあいが、果実酒にするのだと、幾枝か持って行ったが、我が家は前の物があるし、あまり甘いお酒は皆好まないので、なりっぱなし・・・・ほったらかし・・・良く言えば、時々つまめる観賞用・・・と言った所だ。
しかし、実の付く木っていいな!
鉢に植えられたブルーベリーも、もうすぐ色付きそうだ。
まず最初に今年お目にかかったのは、赤く大きなナツグミ。
ナツグミは甘く、食べ応えもあるので、良くつまんだ。

そんな、色々なグミを見ていると思い出されるのは、子供の頃、学校帰りに道草をして、口を紫色に染めて頬ばった、桑の実だ。

今はあまり見かけなくなったが、あの形と色が何とも懐かしい。

そうくると、キウイやいちごもなるので・・・・何と、幸せな事か。
なのに・・・・自慢ではないが、手間隙かけたお手製ジャムと言うのを作った事が無い。
そんな不精な私には優しい助っ人が。いろいろなお手製ジャムを送ってくださる方がいるのです。


山形、酒田市での長い展示会が終わり、感想文が届いた。
これを読むのが楽しみになっているが、今回も、たくさんの人達の心に人形達は
深く溶け込んでくれたようだ。

今週29日からは高崎での作品展が始まる。
近くの方は、会いに来て下さいね!





じゃがいもの花

2007-06-18 09:56:55 | まゆみのつぶやき室
2カ月程前に土に植えたじゃがいもの種芋。

芽が出て、茎が伸び花が咲いた。
薄紫の可憐な花をたくさんつけた。その何とも言えない可憐な花も、摘んでしまわないと、そこから種が落ち、収集が付かなくなったり、根の栄養が花に取られてしまう・・・と年寄り達が言う。

ガーデニングと言うべき花を、家周りに植えたが、それとは対称にこんなに淡くて可愛い花なのに、摘み取ってしまわなければならない残酷さ・・・・。
でも、しょうがないか!
その根を頂いて生きているのだから。


ここで一つ、信州のジャガイモ料理をご紹介します。
芋なます・・・・と言って郷土食でもあるが、あっさりとして、箸休めやおかずにもなり飽きない。

分量は適当

まず、ジャガイモを、スライサーでもいいので、細い千切りにして一晩水にさらす。
鍋に、油、さとう、酢、塩、を入れて、温まったら、ジャガイモを入れて炒めるだけ。
酢を大目にするとシャキシャキ感が出て歯ざわりがいい。

一度おためしあれ!

梅雨の季節がやってきた。梅雨に咲くアジサイの出番だ!

ガーデニング

2007-06-14 08:28:24 | まゆみのつぶやき室
ある時、買い物に行ったスーパーで、前に務めていた仕事関係の人に出会った。

彼女は相変わらず、同じ仕事に励んでいた。
『元気だったぁ~?』とおなじみの会話の後、『もうこの仕事、何年になる?』と私。『もう言えない位、長いけど他に行く所もないし、家に居てもしょうがないし』と彼女。定年までいるらしい・・・
『何か好きな事、ある?』っと私。『私、お花が大好きでさぁ~、町の公園とか道路とかの脇にお花を植えるボランテアを時々するんだ』と彼女。

そこで、ピンときた。

田舎家の我が家は土地だけは広い。
何だか良く解らないが、花やら野菜やら植木やら池やら、まったくそれぞれが「今年も咲いてやったよ!という花や、一回りでかくなっている鯉や、山の畑のように手入れされていない弱々しい野菜などが勝手に陣取っている。

家を建て替えたとき、良く本に出てくる、ステキな庭を夢見て、家の脇にブロックを積んで花壇を作ったものの、その都度、もらった種などを蒔いていた様で収集が着かなかった。

しかし、そんな花壇をその彼女との再会もあり、綺麗にする事にした。
昨年、雪が降る前に彼女はたくさんのパンジーとビオラを持ってきてその花壇に植えた。もう雪の降る準備をしている頃だったので、折角の花もこの寒さでかわいそう・・・・と思ったものだったが、今年の春球根のチューリップや水仙の間から見事な花を咲かせてくれた。

そんな花も、6月になると、強い日差しを浴びて、枯れ始めてきた。

そんなタイミングに、昨日彼女は、今度夏の花植えよう!と花を持ってやってきた。
ブルーサルビア、まつばぼたん、千日草、ガザニアなどだ。

花とか無頓着な人と、これとこの間にこの花を入れると色合いが綺麗だねぇ~・・・とブツブツ言いながら仕事では見せない楽しそうな素の人と、二人の作業は2時間ほど続いた。

まだ、つぼみなので、綺麗な花が咲いたらアップしようかな。


自然は妙薬

2007-06-07 08:30:12 | まゆみのつぶやき室
昨日、家の周りの草取りをしていました。

すると何故か、赤いかわいいポンポンが着いた植物が・・・・
あまり可愛いので、取らずに残しておきました。

しかし、これって、子供の頃良く呼んだ『へびイチゴ』だ!
ちゃんとした、名前があるだろうに、ずっとそう覚えているので、合えて調べようともしない。

しかし、こんな『へびイチゴ』でも、焼酎につけると傷に良いという。

田舎に嫁いだ頃、階段下の戸をガラッと何気に開いたら、そこには一升瓶のまむしが今にも口元から這い出そうとする格好でマムシ酒になっていたっけ!

一人で留守番をしていた日だったので、ぞぞぞ!っと鳥肌がたった。

しかし、この何十年、このマムシさんには何かにつけお世話になった。

マムシの皮は傷口に効き目があり、良く転んで擦りむいた子供の手足に貼り付けて、包帯で縛ると、次の日には良くなっていた。

マムシ酒の方は打ち身や火傷に効果があり、においがきついので、このにおいがすると、誰か怪我したな・・・・って事になる。

断っておきますが、原始時代の事ではありません。

今でこそ、すぐ病院に駆け込むクセがあるが、こういう自然の妙薬はたくさんある。

知っていて損はないかも。

晴れのち晴れ!

2007-06-04 08:29:38 | まゆみのつぶやき室
田植えも終わり、6月最初の日曜日は毎年恒例の『田休み』行事がある。
その地区によっては、運動会をしたり、マレットゴルフをしたり、バーべキュウをしたりして、1日体を休め、娯楽日となっている。

お天気も良く、暑いくらいだ!

我が家では、朝からおばあちゃんがお餅を機械でついている。
そう、この辺りは、この日に笹餅といって、鬼笹をとってきて、小さくちぎった餅を笹で挟み込む。笹は色が綺麗だし、香りも防腐効果もあるので何かと使われる。笹寿司という郷土食もある。


そんな笹餅を帰りに実家に置いてこようと向かった先は、長野市のメインストリート{駅から善光寺にかけての道}中央通り近辺で催される、ジャズフェステバルに参加するためである。
と言っても、ジャズでは無く、にぎやかしの信濃の国の踊りの方である。

名前は知らないが、あちらこちらで、生ジャズ演奏。歩行者天国は人で賑わう。

ジャズ演奏後、4組の踊りのお披露目があった。

私は、アクア・・・と言う飯山のグループでお世話になっているが、どちらかと言うと、オバちゃんパワ~炸裂!!でも無いか・・・・若い子育て真っ最中の綺麗なお母さんに混じって、信濃の国を踊っている。

今回は場所を変えて二度踊った。
その間にはパラソルを持って、ジャズ演奏の後を着いてパレードまで参加した。

昨年、一年間踊りこんできたダンスは、今は人が見てくれる事が快感に変わり、踊った後は、自然と「気持ちいい。楽しかったぁ~」と声も弾む。

今年の10月に行われる、コンテストの新バージョンも練習中だが、不安無く踊るには、とにかく練習を積む事だ。


6月の風は、心も体も晴れ晴れにしてくれた。

想い出の物

2007-06-01 23:13:40 | まゆみのつぶやき室
写真が旨く撮れないが、もう何年になるだろう。

いらなくなった、子供たちの洋服を整理していた。

幼稚園の制服もある。
そんな時、テレビで思い出のランドセルをミニチュアにして残す・・・という番組をやっていた。そこでひらめいた。

そうだ!捨てる訳にも行かないが、一番良く着ていたお気に入りを人形に着せよう・・・・幼稚園の制服もミニチュアにして、残そう・・・・と。なんて賢い母だと思った。

それがこの写真の子供たちである。

久しぶりに、みんな家を出てしまったので、部屋をかたずけていたら、箱に入ったこの人形が出てきたのだ。

居間に飾った。

みんな、そっくり・・・と家族にお褒めをいただいた。

しかし、子供の絵とか、作ったものとか、学校で使ったものとか、他の家庭ではどうしているのだろう???

ある人は、みんな取っておくとかさばるし、邪魔になるので、絵などは写真に撮って、アルバムにまとめていると言う。

しかしなぁ~。そんなに几帳面で無い自分にとって、この人形に着せた洋服はあの頃の思い出そのものを唯一、形に再生して残せた物となっている。

まだまだ屋根裏部屋には、そんなお宝が無造作に積み重ねられているが、整理上手な人間になりたかったが、もう遅い!