高橋まゆみ・創作人形「まゆみの気まぐれ日記」

農道をかっぽして歩く笑顔のおじいちゃん。姿が見えなくなるまで手を振るおばあちゃん。やさしさはいつもそばにいた。

白い花と、もう?

2011-07-13 09:10:48 | まゆみのつぶやき室
先日、仲良くして頂いている、信濃百年のご夫婦と小諸、松本、塩尻、諏訪などに出かけた。

小諸では百年以上も続くという老舗の味噌やさんに立ち寄った。
店の裏の蔵や自宅には中庭があって、それは風情ある空間をかもし出していた。





木々や草花が何年もその家を見守り、季節を楽しませてきたように、咲いていた。

特に目を奪われたのはこの白い花。

紫陽花なのかな?・・・・似ている。

花の名前は良く解らないが、最近特に色の無い白い花に心動かされる。

我が家の庭にも、雑草と喧嘩するように、色んな花や野菜が咲き乱れるのだが、いつかもっと綺麗にして、葉物と白い花をメインにして・・・・・などと、理想だけが駆け巡る。

前に書いた、真田十勇士も完成して一息のこの頃。

何処で、聞きつけたのか解らないが、真田幸村や十勇士のゆかりの地からの関係者の方から、お話が来る。
友達いわく「前回ブログに書いてたじゃない!・・・」と言われれば、そうだが、もう?

パンフレットやビデオなどに使わせて貰えるのかと・・・・・



正直言って、ありがたいお話ではあるものの、まだ一度も全部を公開した訳ではなく、
自分の創りたい気持ちのまま展示用に作ったもの。
そういう話を先にしたくないのは正直な所である。
相手にとっても見ていない作品を空想の中で捉えるのは早すぎるのではないかと思っている。

今回も11体の人形はかなりしんどかった。
でも、創りたい時に形に出来た満足感は充分にある。
何年も前に買った一枚のポスターから出来た作品であるが、気持ちを溜める事の大事さが作り手にはある。

一息ついた今は、もう次の作品に心が躍る。

9月末の入れ替えはきっといい物になると思っている。

昨日は、新潟に居る娘との親子の会話の穴埋めをしてバスに乗り込んだ。
久々に見た綺麗な空に見とれながら