高橋まゆみ・創作人形「まゆみの気まぐれ日記」

農道をかっぽして歩く笑顔のおじいちゃん。姿が見えなくなるまで手を振るおばあちゃん。やさしさはいつもそばにいた。

田舎のご馳走

2013-08-31 08:56:07 | まゆみのつぶやき室

今年から始めた人形館の喫茶メニューの「氷」の旗。

何かこの時期になると少し、置いてきぼり感がにじんでいる気がします。

人形館は市の第3セクターの観光局が運営管理しているが、館の前にある昨年撤退したお蕎麦屋さんの代わりに、今年の夏、地元のおばちゃん達が作る地元の手料理を振る舞うお店に姿を変えた。

 

 

入口はオープンになり明るい。

ショウケースの中には、おにぎりや単品料理が並ぶ。

皆で考案した定食は、体に優しい飽きない味だ

 

 

月明かり定食……1480えん

 

ワンコインでおつりがくる

おむすび定食……480えん

 

 

 

おむすびも、笹寿司、エゴ、芋なます、おやき、塩丸いかの酢の物なども単品で頼め、お米も美味しいのでお勧めですよ!

この日、ゴーヤの佃煮のおむすびを頂いたが、これも美味しかった。

オ-プンしたばかりで、手探りの中、商売なんてした事が無いおばちゃんたちが頑張ってくれているので、暖かく応援してくださいね!

 

さぁ~、私も本業に精出さなきゃね!

やっと、やる気になってきたと言うか、充電期間が少し長かったからね、また作りたい物が溜まってきた。

もうじきカレンダーも出来てきます。

お楽しみに!


秋のイベント

2013-08-27 08:33:12 | まゆみのつぶやき室

毎年書いていると思うが、ジャガイモ掘りが終わると、村の運動会。そして、それが終わると、秋の祭礼が待っている。

夜ごと、笛や、太鼓の音色が子守唄になる日も近い。

なかなか、そういう村の行事に馴染めなかったお嫁さんも、少しずつ話せる友達もでき、積極的に行事にも参加するようになってきた。

地区対抗の運動会だが、みんなが選手。

 

私は運試しに。旦那とお嫁さんは仲良く玉入れに。孫二人は旗拾いに。息子は役員だったので、あちこちを飛び回っていました。

私も、最初にこの地区に来て運動会に出た時、ムカデ競争に出させられた。

何もわからぬまま、前の人に引きずられるように足を前後していたが、終わった後の達成感。心から湧き出る笑い。童心に帰ったようななつかしさ。

新人を暖かく受け入れるような包容力。………村っていいな!とつくづく感じたのでした。その後の懇親会

皆頑張った割には成績はビリでしたでも、成績はどっちでもいいの。参加することに意義ありとはよく言ったと思う。

なので、出来るだけ、村の人にも会える行事には参加しようと思っているのです。

さて、そんな行事が続く中、9月14日は、原田泰治美術館で二人のトークショーがあります。

どんなことを話すのか打ち合わせも無い中、日にちが迫ってきます。

残念ながら、席はもう一杯と言う事で、取れないようですが、館内は見る事が出来るようです。

時間があればお客さんとお話をしたり、図録などにサインなども出来たらと思っています。

 

9月末の人形館入れ替えは、「人形が出来るまで・・・・」と言うテーマで作り方のパネルを展示する予定です。

大したことはないのですが、興味を持たれる方も多いので、写真と共に展示するつもりです。

そして、新作「白無垢の花嫁」さんも飾ります。

原田さんの所のように、人形館ももっと来たくなるような仕掛けをして行かなきゃね!

 


この時期いつも

2013-08-12 14:02:42 | まゆみのつぶやき室

 

先日の日曜日、家族総出でジャガイモ掘りをした。

今年5歳になる孫も、張り切ってやり始めたものの、10分がいい所であった。・・・・・・・やっぱりね!

この暑い時期に、なんでなんだと思うけど、おひさまの下で汗をかくのも大事と思うのです。

 

 

 

 

だって、こんなご褒美が待ってるもん。

 

 

ちょっと見苦しいですが、これが食べ終わった後です。

生産農家ならではの、おいしいとこだけつまみぐい。

今年も沢山取れました。中にはこんなに可愛いジャガイモの雪だるま????ちょっと違うけど

 

その前日は、飯山灯明祭りがありました。

 

道を埋め尽くした灯篭が幻想的でしたよ!

 

 

孫が作った灯篭も見つけ笑っちゃいました。

「ヘリコプターがとんでいるとき、はしごをつかってへりこぷたーにのりたいな」って。

実はこの灯篭祭り、あまり県外の人には知られていないと思うけど、いいんです。

ダンスコンテストがあったり、お寺ではコンサートをやっていたり、沢山出店もあったり。

 

でも、高橋まゆみ人形館の明かりにはいつも魅せられています。

 

 

 

飯山で和紙をすいている作家さんの作品です。

正直本町から少し離れているので、見る方が少ないのが残念ですが・・・

近くの公園では高校生たちが可愛い動物の明かりを作っていて子供たちも大喜び。

一年に一度ですが、見に来ませんか?

 

最後に、7日に行われたシンポジウムでは、何とか思っていた心の内を人の前でお話することができ、ほっとしているが、同じ控室になった堀井正子さんと面識はあったものの、話したことが無かったので、あの優しい声でゆっくり話が出来嬉しかった。

本を頂いたので、少しばかり採れた野菜を送ったらお葉書が届いた。

「箱をあけた時、ホウズキの朱色が目にとびこんで来て、まあ 嬉しい美しさと。

一生に一度手作りの贈り物、大事にいたします。暑さの中 蝉の声 にぎやかです」

さすが、言葉を紡ぐ人。素敵です


8月は・・・

2013-08-02 08:24:47 | まゆみのつぶやき室

この所、大雨が続いているが、ニュースにもなっている島根や山口の状況も心配である。

萩の陽さん、市長さんを支えて頑張って下さいね!

さて、

原田泰治さんから先日お電話を頂き、企画展の順調を喜んでくれていた。

オープニングのセレモニーでは大勢の人に囲まれていらしたので、疲れが出ていないか心配だったが、「明日から、長崎に行って来るから」と元気で、精力的な声がした。

原田さんの美術館の人達は企画もしかり、人を呼ぶ「ノウハウ」に力がとてもあると感じている。

物を見に行く・…と言うのは、自分が見る側に立っても、同じではつまらない。

そして、今ここでこんなことをしているという事を、多くの人に知らせると言う事も大事になって来る。

まだまだ手探りの人形館も、多くを見て、感じて、参考にしていって欲しいと、お任せの作家は思うのでした。

 

今回は8月7日に信濃毎日新聞さんの140周年記念シンポと言う事で建築家の伊藤豊雄さんの基調講演があり、その後パネルディスカッションがあります。

そのパネラーを今回はお受けしました。

他にも、大久保ノブオさん(ワハハ本舗)堀井正子さん(文学研究科)吉松俊紀さん(スポーツドクター)そしてアドバイザーに小澤吉則さん(長野経済研究所調査部長)

コーディネーターに武田徹さん(フリーパーソナリテー)と言った面々で腰が引けてしまうが、「~ここが、みんなでくらす郷~信州で暮らす幸せを考える」と言うテーマなので、まんざら自分の仕事から離れた物でもないような気がしたり、他の人の話も聞きたいと思った。

時々パァ~っと頭が真っ白になってしまう自分がいるので、落ち着いて話が出来たらと思う。

それが終わると、我が家では恒例の家族みんなで、芋ほりがあります。

真夏の今は、お百姓を頑張ってくれている年寄りたちの野菜が色とりどりに食卓をにぎわせ、私にとっての信州で暮らす幸せは、自給自足の暮らし・・・・かな。