高橋まゆみ・創作人形「まゆみの気まぐれ日記」

農道をかっぽして歩く笑顔のおじいちゃん。姿が見えなくなるまで手を振るおばあちゃん。やさしさはいつもそばにいた。

歯のおはなし

2011-02-24 07:43:49 | まゆみのつぶやき室
先日、下の奥歯が噛めなくなって、歯医者に行った。

腫れていたので、金属を外してもらい見ていただいたら、残っていた歯に亀裂が・・・・。

さて、どうしたものか

治療するほどの残骸はない

最近はインプラントと言う物が出ているそうだが、一番奥の高さの無い歯ではそれは使えないという。

前の歯にブリッチでかける方法もあるが、負担がかかったり、前の歯の金属もまた外さなければならないという。

はたまた、も一度さて、どうしたものか

家で、そんな事を話しているとおばあちゃんが一言「そんなの一本くらい無くたって、どうってことないさ!

そ そ そうなの

私は、今まで歯を抜いた事が無い。
おばあちゃんの一言は強かった。

「ま、いいか。一本くらい無くたって。前歯じゃないし・・・・」

私は決心したのであった。

歯医者さんの前で告げた。

「抜いて、そのままにして、人生を強く生きます」と。

最後の部分は取って付けましたハハハ・・・・


そんな訳で、人生初めて歯を抜いた。

お陰さまで、もう かれこれ一ケ月以上経つので、抜いた歯の周りの肉もふさがり、気にならなくなった。

歯は大事にしなきゃね!

二月の暮らしの中で

2011-02-19 10:34:53 | まゆみのつぶやき室
豪雪の飯山も春の日差しを感じる二月の後半である。
降り積もった雪も、見る見るうちに溶かされて、アスファルトの道にキラキラ流されてゆく。

そんな中、先日の3連休は雪国ならではのイベントが目白押しであった。



飯山中心部では雪像祭りが行なわれた。

一般の部や、街中、学校、公共施設などさまざまな場所に市民たちはそれぞれの想いを協力し合って作り上げた。










審査委員を任された私達ははその力作の数々に点数をつけなければ成らなかった。
実行委員長は、作り手達の作り上げてきた雪との葛藤や苦労をずっと身近で見ているので(それを思うと点数などつけられない・・・)とぼやいていたが、評価される事でまた挑戦的な気持ちやより以上に・・という意欲も深まると思った。

雪像の前には夜遅いにも関わらず、作り手たちが「どうだ!!」と言わんばかりに、充実感と満足感、そして力を合わせて作り上げた楽しさをみなぎらせて、待っていてくれた。

私は思いましたよ!

こんなにすばらしい物作りをする市民たちがこんなに沢山いたんだと。ここに来て良かった!

12日、13日は信濃平ではかまくら祭りが開催され、斑尾高原では雪をスクリーンにして雪中映画祭も行なわれた。

祭の二日間は以前にも増して、沢山の人で賑わい、飯山の一大イベントも静かに幕を閉じた。

雪祭りが終わると街中はひな祭りの模様替えとなる。

一気にカラフルになって、さげもんや明治、大正の古いお雛様もこの時ばかりと光にあたる。

今年も松代、須坂、小布施、中野、山ノ内にリレーする雛人形も出来てはいるが、後ほど公開します

今回は、ブログ仲間でもある、房州やさんが、可愛いどんぐり(コロコロ)を沢山送ってくれたので、ご紹介しますね!










写真がイマイチでした





ご縁はより深く

2011-02-07 07:09:06 | まゆみのつぶやき室
前回のブログ、雪に覆われた人形館では無いが、この大雪の最中、わざわざやってくるもの好きな知人達がいる。

まずは、キャプション文字を書いてくれている、グランパ伊藤さん。
年明けに、やっとまとまった休みをもらえたと、実家である茅野から飯山にやって来てくれた。一緒に飲みながら、ふと旦那が言った一言「明日、村の公民館の屋根の雪下ろしがあるんだけど、伊藤さんもやってみる?」・・・・・という言葉から、すばやく反応。

え?まさか嘘でしょ!・・・・・・・・ところがやる気満々。
翌日、伊藤さんは、ジャンパーと長靴を履いて屋根に上り、村のみんなと雪降し。

腰の曲がったおばあさんも登る屋根。負けてはならぬと、恐さと、寒さと、重労働に耐え、やりきったのだった。

その後のお楽しみの作業員たちの懇親会には、勿論加わり、多いに盛り上がり、誰ぞやのお宅にまでお邪魔したようであったが、伊藤さんのこんな一面も見られて、嬉しく思った。

村の人達にとっても、進んで作業員の一員になって、飲めば、もう仲間なのである。

そんな伊藤さんの来た数日後の昨日6日は、またまたこの雪の中やってきたのが、格安チケット(門前そば付き}を握り締めた3人組。

ジオラマや、小道具を作ってくれる、伊藤夫妻と寺内さん。
フットワークの良い3人は即決がた。
着いたのが、お昼近くだったので、我が家であり合せの物を出して食べていただいていると、そこへ、福井で講演を終え、こちらまで足を伸ばしてくれた陽さんがやって来てくれた。

陽さんとは久しぶり。
相変わらず素敵な笑顔をお土産に、みんなで談笑は続く。

そこへ、今度は佐久の岡崎夫妻が。

人形館へ来てくれたようだが、折角なので「顔だけ見せない・・・」と誘った。

みんなそれぞれ、言葉では出せない思いも連れて来ているのかもしれないが、人形館と言う「待つ家」がある事で、来やすくなったのかも知れない。

会う数が増すほど、大事な縁はより深くなってゆく。