高橋まゆみ・創作人形「まゆみの気まぐれ日記」

農道をかっぽして歩く笑顔のおじいちゃん。姿が見えなくなるまで手を振るおばあちゃん。やさしさはいつもそばにいた。

斑尾クラフト展

2006-10-29 22:01:09 | まゆみのつぶやき室
27日~29日まで斑尾高原で25のペンションを会場に40人近くの作家やミュージシャンが集まってイベントが行われた。もうかれこれ12年ほどになるこのイベント。
なかなか個人の人形展が難しい中、私もプロデューサーも、この紅葉の季節に山の空気に触れたくて、参加させていただいている。

何の後押しも無いこのイベントなので、せめて少し協力できればと、洋人形を即売もした。
初日は夕方から作家さんやペンションの人たちの交流も兼ね、オープニングパーティが開かれる。

「山の家」と呼ばれる施設に集まり、ペンションの人が一品ずつ持ち寄り、それは豪華な食事になった。
そんな中、毎年音楽で仲間を呼んでは、投げ銭ライブをしてくれる丸山さん、はるちゃん。そこに今回は和太鼓や笛、かわいいアルパ奏者まで入って、素敵な夢のような世界が広がっていく。

物を見慣れている、私のプロデューサーも絶賛だ。

今回の3日間は天気も良く、歩く事が心地いいイベント日和だった。
斑尾は地元なので、知り合いも多い。たくさんの人が来てくれて、気持ちもハイになる。

東京からわざわざ来てくれた、暇なおじさん夫婦、寺内さん、嬉しかったよ!ありがとう。
今、クラフト展ブームなのか、いろんな所で行われているが、秋の斑尾はいいですよ!

来年、また機会があれば、遊びにきませんか
ウサギ追いし かの山・・・のふるさとへ

こだわりの焼きそば

2006-10-26 08:39:08 | まゆみのつぶやき室
先日、上越のジャスコに買い物に行った。
ここは、県が違えども、一時間チョイで行けるので長野市に出るのと一緒の距離だ。ジャスコの中には洋服屋、靴屋、手芸店、レストラン、食品スーパーなど何でも入っているので、ここに来れば用事が足りる。
と言う事で、必要な買い物も終え、午後になっていたのでレストランに入る。

メニューを見ながら、やはり大好物のあんかけ固焼きそばを頼む。
お腹が空いていたので、ムシャムシャかぶりつく。
ふと、テーブルを見渡す。焼きそばと言ったら、これでしょ!の酢がない。
酢は何でもかける・・という人もいるけど、私は固焼きそばにこだわる。

店員さんに聞いて見るが、「今切らしていまして・・・」なんじゃぁ~!!!普通、酢くらいあるでしょ。しかし無いならしょうがない。
食べ続ける。しかしだった。やはり固焼きそばは揚げてあるので、しつこくなってくる。もう一度店員さんに聞いて見る「厨房で使っている物でいいので、少しいただけませんか?」店員さんが奥に入って行く。

食べるのを止めて、待っていた。
やっと出て来た店員さんの言葉「今、切らしていまして・・・」大人気ない私は残してしまった。

その後、むかつく体を乗っけて車は帰路を走る。

なんで、こんなに腹が立つのか考えてみた。
長野市には「いむらや」というオバちゃんが作る庶民的な隠れ食堂があり、好きで良く通っていた。勿論、そこの固焼きそばは最高で人気メニューだ。そこは、いつも固焼きそばを注文すると、小皿にからし酢が着いて来た。
当たり前のように食べていたので、それが普通と思い込んでいたのかもしれない。
県が違えば・・・と言う事もあり・・・と、つくづく思いましたです。ハイ。

皆さんはいかがですか?

一度、長野に来たら、いむらやの焼きそばをどおぞ!シュウマイもおいしいですよ。でも、カウンターのみの食堂なので、食べるのみでもあります。

私の夢

2006-10-25 22:20:24 | まゆみのつぶやき室
私には夢があるんだぁ~・・・
全国展開をして、もう3年、人形も180体を超える。
たくさんの人がお金を払って見てくれる。勿論、自分だけの力では無い事、わかっているけれど、いつか・・・いつかね・・・もし実現出来たらいいなぁ~・・って思う事。それは人形館。
この人形が生まれた、この信州の飯山で、一つは縁側のある家、そして格子戸がある家、小さくてもいいから、その二つを満たす人形館がやりたいんだ。石畳を踏んで入る家。雪深いこの土地では無理かな?・・・でも景観も無視で生活の為だけに作られた建物って何かやぼったい。


今は入ってくるお金、皆子供の学資やロ~ンに消えてしまうけど、いつか実現したらいいな。

夢は遠い方がいい。そんな気がするんだよ。
だって、すぐかなってしまったら、夢じゃないもん。

だけど、手が届かない夢じゃない。

自分が自分らしく生きる夢かもしれない。

でもね   これだけ見てくれる人形だからいつかお返ししたいね。
それは、人形館だけでなく、施設などでの作品展。特にホスピス
そんな気持ちもあります。

でも、そんな事、実行してから書くことかもね!



楽市楽座

2006-10-22 16:34:00 | まゆみのつぶやき室
朝から晴天の21日。
私達、踊り子達は松本の楽市楽座と言うイベントに向かう為、車を飛ばした。
8人乗りのワゴン車で、かっ飛ばす由美ちゃん。運転は任せとけ・・・の私でもいつの間にか隣にいた美恵子さんに「ハンカチ出して」と哀願するほど、手に汗をかきながら由美ちゃんの車に必死に着いていくのがやっとだった。

大きなドームに人、人、人。店、店、店だ!
毎年この時期に地元SBC放送が主催になってやっている物産、イベント展だ。
地元の物産ばかりではなく、今回は金沢の七尾の生牡蠣や沖縄、北海道などさまざまなブースで、生きのいい賭け声と共に、うまいもんが並ぶ。
真ん中に陣取ったステージが今回踊る場所になる。音響抜群!ギャラリーも年寄りが多いが一階、二階とたくさん見ている。

さあ!いよいよ長野での大失敗のリベンジだ。
今回はコンテストでは無いので、審査員も無く気が楽だ。
22日の日曜は優勝チームなどが踊るようなので、前座と言う訳ではないが、その他の賞を頂いた4チームがこの日の出番となった。

都合で、全員参加では無いものの、その分、遠慮なくおもいっきり、無我夢中で踊った。今回は間違えず、完璧に近い・・・あ~ 気持ちいい・・・

踊り終え、ふと目の前のおじいさんに目が行く  「うまい!!おじいさんの手は拍手しながら下から徐々に上り詰めていく」満面の笑みでエ~ルを送ってくれたのだ。

最後の最後に来てやっと、皆と一体になれた気がした。
踊りも終わり、会場をぶらぶら・・・良かったよ!と知らない人から声がかかる。

「しあわせは  いつも  じぶんの  こころがきめる」
相田さん、いいこと言うなぁ~
実感した、今日この頃でした。




おしらせ!

2006-10-16 17:09:21 | まゆみのつぶやき室
先日、親戚からおすそ分けの雑きのこをもらった。
おばあちゃんたちは{口がきれいなお母さん}と言うが、なかなか山のきのこは食べられなかった。何か土臭いし、毒キノコだったらどうしよう・・・みたいな所があるので、家族が食べた後で確認してから少しばかり口に入れていた。あまりおいしいとも思わなかったが、自分で鍋いっぱいに、とうふとナスを入れて出し醤油で煮込んだら、これが何とも言えず歯ごたえがあってうまい事。ハマってしまった。

そんな食欲の秋、そして芸術の秋。
14日から小布施の桜井甘精堂さんの栗の木美術館で、長寿社会センターのF-80と言う季刊誌に毎回私の人形が表紙となって登場しているが、20回目の記念にとパネル展が開かれている。
パネルの前にはいくつかの人形も飾っている。
今月一杯なので、おいしい栗おこわを食べながら、見るのもいい。

また、書かないで・・・と言われつつ、もう一つ
今月は、27日午後~29日まで、斑尾高原クラフトフェスタに参加する。
今、ものすごい勢いで作っています。

ここは洋物が多いかな。紅葉もいい頃なのでお近くの方は遊びにいらっしゃ~ぃ!



それともう一つ
ダンスはおしまい・・と思っていたが、またもや裕子先生が、松本の楽市楽座でこの21日「踊るよ~!」と言うので参加する事にした。
今度こそ、恥をかかない様にしなきゃね自分に気合いを入れて。




               では  では

入間博物館

2006-10-13 14:54:44 | まゆみのつぶやき室
12日から埼玉入間博物館での作品展が始まった。
博物館と言うのはどうして、こう大きくて、モダンで贅沢な作りなんだろう。
いつもそう思うのは私だけでしょうか・・・しかしそんな立派な所で、一ケ月以上にわたる展示会と言うのには訳があった。
今まで何度か登場してきた、畑田氏{プロデューサー}は実は地元と言っていいほど近い飯能で暮らしているので、力が入る!入る!・・・そして今回は自分の事業なので、家族総動員だ。
奥さん、息子、嫁の母までお手伝いしてくれている。
こんな人形展もめずらしいが、アットホームで何か楽しい。

美術館に携わる人たちや館長さんもとても感じ良く、一生懸命だ。
そう言えば、職員の一人に「いつもブログ見ていますが、どういう風に書かれるか気になります」って言われたっけ。・・・こんな感じです。

と言う事で、それに先駆け、陽信孝さんの講演もあり、久しぶりにお逢いしたが、変わらない事が嬉しかった。
初日は、サイン会やギャラリートークもやったが、質問に答える形式でのおしゃべりで、笑いあり、涙あり?であっという間に時間が過ぎた。

今回は長いので、また来月の18日、19日に伺う予定です。

今回のお客さんは何とも親近感があって、遠い親戚のような人が多かった。
ブログの中でしか知らない人ともあったが、前から知りあいだったような気がした。

陽さんが良く口にする言葉がある
《人生は旅   旅は出会い   出会いは学び》
本当に実感する毎日である

大失敗

2006-10-09 09:57:53 | まゆみのつぶやき室
8日、朝から雨風が吹き荒れる・・・この日は春から練習を積み重ねていた、信濃の国踊りのコンテストの日だ。
毎週欠かさず、練習をして、少しは笑みも浮かべながら踊れるまでに成長していた。会場は長野市、冬季長野オリンピックの表彰式会場にもなったオリンピックスクエアの前の歩行者天国の道路だ。
今回出場グループは、12組。昨年優勝した式部というグループが華麗に踊る。また今風のヒップホップで挑戦したかっこいい若者の舞い。チャイナの衣装や、そろいの半天など趣向も凝らし、さまざまな踊りが披露された。
さあ!いよいよ出番だ。
今回私のグループは大人10人、子供8人程で踊った。
音楽がなった。信濃の国ダンスバージョンのリズムは、軽快で所々に入る和太鼓が音楽を締める。
出だし好調・・・しかしだった。体系が移動する場面に来て、どうした事か頭が真っ白になってしまった。「あれ?私どっちだったっけ?ってな具合に一人ほうろうしてしまった。うろうろしていたら、仲間の由美ちゃんに「後ろ!」と怒鳴られてしまった。あわてて、定位置に着いたが、間違えた事にあせってしまい、次の動作でも、ぶつかってしまう・・・あ~あ・・最悪・・
踊りが終わり、落ち込むと同時に皆に申し訳なくてしょうがなかった。
子供達だって、眠いのに頑張って練習してきたのに。
どこか、浮ついた気持ちが出てしまったのだ。
しかし、仲間の優しい言葉にも助けられ、来年またリベンジしようと言う事になり気持ちを切り替えて「サウンド賞」と言うお土産を手にイタリアンでのお疲れ会をした。

まさか、自分がこんな風に踊りの仲間に入れるとは思っても見なかったが、「やりたい事はやる」という気持ちは仕事と絡めても、いい気分転換になっている。

ちなみに何人かの知人にあったが、誰も気づいてくれない。
いつものメガネをコンタクトにして、髪もワイルド。衣装も若作り・・・だからだ。えへへ

母の手展

2006-10-04 07:48:03 | まゆみのつぶやき室
以前、ブログでも書いた、私の作品を廻している畑田氏のプロデュースで《母の手》展が4日から横浜高島屋で始まる。
高橋さんも協力して・・と言われ、ぎりぎりまで創っていた為、横浜まで出向いて持っていった。《母の手》展と言ってもどういうものか想像がつかないと思うが、
昔のお母さんは布を無駄にしなかった。これでもかと言うほどボロになっても、穴が空いても、それをつぎはぎし再生したものだ。
また、生まれた子供が丈夫に元気に育つよう、近所の家を廻り小布を集めつないだ百徳着物。今発売の銀花でも特集されている展示会でもある。

まだ、準備中のごった返した中から生中継しよう
母の手・・・と言えばパッチワーク。現代作家の素朴な土っぽい作品が壁に飾られている。
これは何?・・・と目を見張ったのは、何とも美しいゆびぬきの数々。職人のような手さばきで刺繍が施されている。
あれ!雰囲気のあるご婦人がいるではないか。前田順子さんだった。
雑誌などでも良く拝見する独特の布使いで有名な人だ。ご挨拶をして、今回はどんな物を出すのかちょっと拝見!
前田さんらしい朱の赤いパッチワークはなく、古布を生かしたミニ半天。ミニ布団セット。なかなか面白かった。
そのほか、懐かしい布の数々。お針箱や刺し子。
今骨董ブームでもあるが、興味のある方は絶対に見て損はありませんよ。

私の人形もちなみに三体並べてきました。
新聞を読んでいるおじいさんがいるのですが、軽く手に沿わせてきただけなので、絶対鼻息を吹きかけないで見てくださいねまゆみからのお願いでした。