天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

「女性はいくらでも嘘つける」杉田水脈議員弁明「警察組織女性活用」では嘘防止ならず映画『霧の旗』鑑賞を

2020-10-04 13:40:58 | 日記
今日の日記は、性暴力被害をめぐり「女性はいくらでもうそをつけますから」と発言した自民党杉田水脈議員自らのブログ弁明で「警察組織の女性の活用が必要」との趣旨投稿に関する、私の映画鑑賞的な私見です。
この杉田議員の発言に対して、立憲民主党安住国対委員長は、自民党離党を含めた処分を検討すべきだと大いに問題視しています。しかし、私はこの同性である彼女の発言が、即「女性蔑視」には当たらないと強く思っています。また、野党一部が問題視して国会で質疑する事に、丸山穂高議員などは「頭にウジが湧いている」と強く批判しています。私も彼の意見に同感です。
でも今、杉田議員の弁明での発言「警察組織の女性の活用」が、性暴力被害の冤罪「うその防止対策」には、直接には繋がらないと思っています。それは、松竹映画『霧の旗』(1965年製作:山田洋次監督・主演:倍賞千恵子・滝沢修)での、兄の弁護をしなかった東京の一流弁護士に理不尽な復讐(弁護士から暴行されたと虚偽証言し彼の社会的抹殺を果たす)をした地方の若い女性の存在があるからです。添付した写真は、その主演の二人(左:滝沢修 右:倍賞千恵子)です。
この映画は、松本清張の同名の原作を元に、橋本忍が脚本化した有名な犯罪サスペンスです。私は、この原作本をリアルタイムで読んでおり、この当時には、兄思いの女性が成し遂げる権力者に対する復讐劇に強く共感したものでした。当時でも性被害の女性の証言は、裁判でも「うそではない」と思われていたので、彼女のこの行為は成功(注:結果として警察や裁判所は見抜けなかった)したのです。
言い換えれば、女性はある状況(現在は彼女の動機に違和感を感じるが)になれば、「いくらでもうそをつける」事を、この映画は完全に事例証明しているのです。
だから、杉田水脈議員のブログ弁明では、この松竹映画『霧の旗』に言及して、「女性はある状況下ではいくらでもうそをつける」との趣旨だったと、彼女は釈明すべきだった、私見ながら今思っています。故に、彼女には、この松竹名作映画『霧の旗』を、今からでも是非鑑賞して欲しいです。
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