天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

『セックス&ザシティ2』ミランダ迷言『ゲイパワー物理法則がライザミネリを生んだ』はライザ私生活を投影

2010-06-30 22:30:22 | 日記
今日の日記も、映画『セックス・アンド・ザ・シティ2』(マイケル・パトリック・キング監督 サラ・ジェシカ・パーカー キム・キャトラル クリスティン・デイヴィス シンシア・ニクソン主演)に特別出演したライザ・ミネリのことです。
このライザ・ミネリをミランダ(シンシア・ニクソン)の迷言『ゲイパワーの物理法則がライザ・ミネリを生んだ!』で紹介したマイケル・パトリック・キング監督の脚本台詞は、とても意味深いものがあります。なぜなら、ライザ・ミネリ自身の私生活を深く投影したものだからです。
ライザ・ミネリは、イタリア系アメリカ人映画監督のヴィンセント・ミネリと女優のジュディ・ガーランドの間に、1946年3月12日に生まれました。成人した彼女は、母親・ジュディ・ガーランドのショー前座歌手をしていたピーター・アレンと1967年に結婚しますが、5年間の夫婦生活の末、1972年に離婚してしまいます。その離婚原因は、ピーター・アレンの男を好むゲイ性状だったと、ショービズでは巷間広く噂されています。事実、ピーター・アレンは彼女と別れた20年後の1992年、エイズによる合併症で死去しています。
そして、二人が離婚した年に、彼女の主演した映画『キャバレー』(ボブ・フォッシー監督)が見事に完成しています。だから、ミランダの迷言『ゲイパワーの物理法則がライザ・ミネリを生んだ!』が生まれたのです。以下に、その迷言を私なり解説します。
自然界には、電磁気のプラスとマイナスのように、まったく相反する性質の物質が存在しています。このプラスとマイナスの物質がお互いに引き合うことによって、エネルギーとなり素晴らしい働きを自然界で行っています。これを人間の男女間に当てはめると、男性はプラスで女性はマイナスとなると私は思います。
しかし、近年のゲイパワーは、原始からの人間男女間の姿(陰陽の働き)から大きく乖離した働きを、男女の仲に生じさせています。そのため、ライザ・ミネリとピーター・アレンの家庭生活も崩壊して、ライザが女優の道一筋を選ぶことになったと、映画でマイケル・パトリック・キング監督は、ミランダの迷言で判りやすく観客に語っているのです。
でも、ライザ・ミネリはピーター・アレンを生涯の良き親友として、彼が死ぬまで面倒を見たと言われています。だから、ライザ・ミネリは、ゲイの世界では良き理解者としてとても好感を持たれています。
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