今日の続編日記は、映画『荒馬と女』(1961年製作 ジョン・ヒューストン監督 アーサー・ミラー脚本 クラーク・ゲーブル マリリン・モンロー モンゴメリー・クリフト主演)のことです。
今日の日記で、カウボーイが登場する退屈な筋立てだったと批評された『帰らざる河』を紹介しました。この批評を引用して、私はマリリン・モンローの遺作『荒馬と女』をふと思い出して、とても観たくなって今お茶の間鑑賞しています。
この映画は、マリリン・モンローの夫であるアーサー・ミラーが脚本を書き、10年前『アスファルト・ジャングル』でマリリンを使ったジョン・ヒューストンが監督を、マリリンが父親みたいに慕っていたクラーク・ゲーブルが初老のカウボーイ役で共演した、マリリン・モンローに親しい関係者による身内話を曝け出した愛憎劇です。
映画でマリリンが最初の登場するシーンで、その身内話が分かってきます。添付した写真は、ネバダ州リノに離婚訴訟の為に訪れたナイトクラブの歌手(マリリン・モンロー)が下宿した寝室で化粧をする映画での冒頭シーンです。
そして次に、このマリリンにこの下宿の女主人が裁判所の判事への陳述を教える二人のやりとりが出てきます。その時、マリリンは離婚訴訟を有利にさせようと教える女主人に
『できないわ!これじゃダメ?”彼は一緒にいても心は不在でした”』
この台詞は、ジョー・ディマジオとの離婚訴訟の際の言葉をそのまま映画に引用してきたものです。この思い出深い言葉を、マリリンは悲しい痛みを抑制された素晴らしい演技で表現しています。だから、私はこの映画を観始めて、直ぐマリリン・モンローに強い憐憫の情を抱きました。さらに、カラー映画でなく彼女の鮮やかさを表現できない白黒映画だから、その思いが募りました。
今日の日記で、カウボーイが登場する退屈な筋立てだったと批評された『帰らざる河』を紹介しました。この批評を引用して、私はマリリン・モンローの遺作『荒馬と女』をふと思い出して、とても観たくなって今お茶の間鑑賞しています。
この映画は、マリリン・モンローの夫であるアーサー・ミラーが脚本を書き、10年前『アスファルト・ジャングル』でマリリンを使ったジョン・ヒューストンが監督を、マリリンが父親みたいに慕っていたクラーク・ゲーブルが初老のカウボーイ役で共演した、マリリン・モンローに親しい関係者による身内話を曝け出した愛憎劇です。
映画でマリリンが最初の登場するシーンで、その身内話が分かってきます。添付した写真は、ネバダ州リノに離婚訴訟の為に訪れたナイトクラブの歌手(マリリン・モンロー)が下宿した寝室で化粧をする映画での冒頭シーンです。
そして次に、このマリリンにこの下宿の女主人が裁判所の判事への陳述を教える二人のやりとりが出てきます。その時、マリリンは離婚訴訟を有利にさせようと教える女主人に
『できないわ!これじゃダメ?”彼は一緒にいても心は不在でした”』
この台詞は、ジョー・ディマジオとの離婚訴訟の際の言葉をそのまま映画に引用してきたものです。この思い出深い言葉を、マリリンは悲しい痛みを抑制された素晴らしい演技で表現しています。だから、私はこの映画を観始めて、直ぐマリリン・モンローに強い憐憫の情を抱きました。さらに、カラー映画でなく彼女の鮮やかさを表現できない白黒映画だから、その思いが募りました。