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今日の日記は、今読んでいる東直己著『探偵はひとりぼっち』(1998年初版 早川書房刊)に書かれている大相撲の元横綱・輪島関のことです。添付した写真は、その著書表紙です。
私は、映画『探偵はBARにいる』をイギリス旅行中の機内で鑑賞して以来、原作者の東直己の大ファンになってしまいました。そして、彼が1998年に発表したススキノ探偵シリーズ『探偵はひとりぼっち』を今読んでいます。この著書の中に、私が1978年夏札幌の某ホテルで体験したエピソードに大いに関係した記述があるのを見つけました。その記述を、以下に引用・掲載します。
『一度、そんなことがあったんですよ。輪島がね。まだ横綱だった頃、札幌場所に来て、クラブのホステスに贈るんだってことで、店にあったバラ、全部買ってくれたことがあって。・・いきなり輪島が来て、しかもオヤジ、輪島のファンでしたから。理由はくだらなくてね。大卒の横綱だから、ってことで。バカでしょ?でまあ、そんなわけで、大喜びですよ。』
著書の東直己氏は、ススキノで暮らしてタウン雑誌の編集者などをしていた人です。だから、「元横綱・輪島関がクラブのホステスに贈るバラを花屋に買いに来た」のも彼の創作ではなく、ススキノではとても有名な真実の話だったのでしょう。
それを裏付けるエピソードを、私も1978年夏の札幌で実際に体験しています。そのエピソードとは、その年の7月末、仕事で札幌某ホテルのフロント改修工事の監督していた私が、深夜12時前に、巡業でこのホテルに宿泊していた輪島関がホテルに帰って来たのをすぐ近くで目撃したことです。おそらく、輪島関は、東直己氏が書いたようにススキノのクラブホステスに会って、花屋で買ったバラをプレゼントした帰りだったのでしょう。彼は取り巻きの関取衆を引き連れて、とても上機嫌でフロントからルームキーを受け取っていました。
私はこの著書を今読んでいて、もう30年以上も前の出来事ですが、とても懐かしく思い出しています。そして、私は東直己氏の記述にとても共感できるものを今強く感じています。
私は、映画『探偵はBARにいる』をイギリス旅行中の機内で鑑賞して以来、原作者の東直己の大ファンになってしまいました。そして、彼が1998年に発表したススキノ探偵シリーズ『探偵はひとりぼっち』を今読んでいます。この著書の中に、私が1978年夏札幌の某ホテルで体験したエピソードに大いに関係した記述があるのを見つけました。その記述を、以下に引用・掲載します。
『一度、そんなことがあったんですよ。輪島がね。まだ横綱だった頃、札幌場所に来て、クラブのホステスに贈るんだってことで、店にあったバラ、全部買ってくれたことがあって。・・いきなり輪島が来て、しかもオヤジ、輪島のファンでしたから。理由はくだらなくてね。大卒の横綱だから、ってことで。バカでしょ?でまあ、そんなわけで、大喜びですよ。』
著書の東直己氏は、ススキノで暮らしてタウン雑誌の編集者などをしていた人です。だから、「元横綱・輪島関がクラブのホステスに贈るバラを花屋に買いに来た」のも彼の創作ではなく、ススキノではとても有名な真実の話だったのでしょう。
それを裏付けるエピソードを、私も1978年夏の札幌で実際に体験しています。そのエピソードとは、その年の7月末、仕事で札幌某ホテルのフロント改修工事の監督していた私が、深夜12時前に、巡業でこのホテルに宿泊していた輪島関がホテルに帰って来たのをすぐ近くで目撃したことです。おそらく、輪島関は、東直己氏が書いたようにススキノのクラブホステスに会って、花屋で買ったバラをプレゼントした帰りだったのでしょう。彼は取り巻きの関取衆を引き連れて、とても上機嫌でフロントからルームキーを受け取っていました。
私はこの著書を今読んでいて、もう30年以上も前の出来事ですが、とても懐かしく思い出しています。そして、私は東直己氏の記述にとても共感できるものを今強く感じています。