
今日の日記は、私の物心付いてからいつもデパートの大食堂で頼んでいた定番メニュ『かつ丼』のことです。
昨日、札幌のとんかつ店で久しぶりに大好きな『かつ丼』を食べました。この飲食店の主力人気メニューは、玉ねぎにたれを入れ卵とじをした「どんぶりもの」より、秘伝のソースだけで食す「とんかつ膳」でした。添付した写真は、そのとんかつ店でいただいたクーポン券です。だから、この得々クーポン券でも、「どんぶりもの」の『デラックスかつ丼』は、一番最下段の最後に記載されたメニューです。
私は、いつもご飯・味噌汁・キャベツのお替り無料の「かつ膳」ばかりを頼んでいましたが、初めてこの『かつ丼』を29日の昼食に頼んでみました。そうしたら、私が驚いたことに、その「どんぶりもの」だけでなく、別の中鉢に盛り合わせたいつも「かつ膳」で食べているキャベツが一緒に付いてきました。
だから、普通の店の『かつ丼』とは違うメニューに、『かつ丼』愛好家の私は、とても嬉しくなりました。
私は、まだ戦争の爪あとが社会に色濃く残っていた終戦8年後に生まれた者です。私が小学校入学前、家族で横浜の繁華街に出かけても、白衣を着た傷痍軍人が街頭で募金活動をしていた記憶を決して今でも忘れることが出来ないです。だから、私はまだ社会が皆貧しかった「戦後第二世代」の人間なのです。そして、貧しかった子供の頃、繁華街のデパート最上階の大食堂で食べる豪華な昼食が、いつも私の楽しみでした。
その豪華な昼食を、私は当時の子供に人気のあった『お子様ランチ』ではなく、いつも決まって大好きな『かつ丼』を母に頼んでいました。いつも同じものを頼んでいた食べ物嗜好に強い拘りを持った私に、ある時母は『変わった子だね~』と話しかけてきました。
だから、私にとって『かつ丼』は、単なるメニューではなく、とても深い思い出が残っている食べ物です。北海道の札幌で食べている時も、半世紀以上前の1960年頃の自分を懐かしく思い出していました。
そして、物事に強い拘りを持つ私の自我は、この『かつ丼』が育んだと、私は今深く得心しています。
昨日、札幌のとんかつ店で久しぶりに大好きな『かつ丼』を食べました。この飲食店の主力人気メニューは、玉ねぎにたれを入れ卵とじをした「どんぶりもの」より、秘伝のソースだけで食す「とんかつ膳」でした。添付した写真は、そのとんかつ店でいただいたクーポン券です。だから、この得々クーポン券でも、「どんぶりもの」の『デラックスかつ丼』は、一番最下段の最後に記載されたメニューです。
私は、いつもご飯・味噌汁・キャベツのお替り無料の「かつ膳」ばかりを頼んでいましたが、初めてこの『かつ丼』を29日の昼食に頼んでみました。そうしたら、私が驚いたことに、その「どんぶりもの」だけでなく、別の中鉢に盛り合わせたいつも「かつ膳」で食べているキャベツが一緒に付いてきました。
だから、普通の店の『かつ丼』とは違うメニューに、『かつ丼』愛好家の私は、とても嬉しくなりました。
私は、まだ戦争の爪あとが社会に色濃く残っていた終戦8年後に生まれた者です。私が小学校入学前、家族で横浜の繁華街に出かけても、白衣を着た傷痍軍人が街頭で募金活動をしていた記憶を決して今でも忘れることが出来ないです。だから、私はまだ社会が皆貧しかった「戦後第二世代」の人間なのです。そして、貧しかった子供の頃、繁華街のデパート最上階の大食堂で食べる豪華な昼食が、いつも私の楽しみでした。
その豪華な昼食を、私は当時の子供に人気のあった『お子様ランチ』ではなく、いつも決まって大好きな『かつ丼』を母に頼んでいました。いつも同じものを頼んでいた食べ物嗜好に強い拘りを持った私に、ある時母は『変わった子だね~』と話しかけてきました。
だから、私にとって『かつ丼』は、単なるメニューではなく、とても深い思い出が残っている食べ物です。北海道の札幌で食べている時も、半世紀以上前の1960年頃の自分を懐かしく思い出していました。
そして、物事に強い拘りを持つ私の自我は、この『かつ丼』が育んだと、私は今深く得心しています。