インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

続・農家の活路

2010-10-31 19:37:25 | 考えるインディオ
  最近、スーパーに行くと米の値段に注目する。何かしら安く、北海道産の米が精米10キロ2500円程度で売られていたりする。ということは、自分(農家の一人息子)がさばいている値段より100円安いことになるが…、一体あんな値段でスーパーやら業者に儲けが出るのか?(としたら相当安く仕入れている)

 このブログでは何かしら米を売ってガボガボ儲けているようなイメージもあるかもしれないが(?)、あんまり美味しくはない。30キロにつき1000円程度で(運送&営業料?)、後は親が「やる気」になる程度に(?)還元している。米農家とはいえ、ほとんど出荷してあまり残っていないので、大量に売買できるわけでもない。ただ来年もあるので、固定客が付けば本格的になるかも(そうなると楽か。いや、つなぎ止めるために…)。

 どんな産業にしろ、機械も労働者も余っているから、生産は幾らでも増やせる。問題は売れるかどうか(値段を下げなくて)。デフレ経済で何もかもが下落している中、その点、主食(小麦も多いか?)は強いだろう。もっともコメは778%の関税に守られているのであるが。

 お人好しであり、JAに盲従していた百姓も、「これではやっていけんわい!」となっているため、悩んでいることだろう。が、農家はあーでもない、こーでもないと考えるより、都会に出て(ネットでもいいが)消費者を捕まえるべきである。

 人間は食べなければ生きていけないわけであり、都会人もできるだけ安くて安全で美味しいものをGETしたいわけである(そんな三拍子そろったものがスーパーにはない)。そう考えるなら、頭の良い都会人はドライブがてら田舎へ出て農家を捕まえているのかもしれない。それならば百姓も面倒な活動をすることも要らないし、双方得をする(JAは損をする)。

 究極な方法では、電話帳で農村地域を調べ(ここは美味そうな米が実りそうだ)

 「30キロ○千円で売ってください」(旅行の帰りにそちらに寄ります)

 「そんな高値で買ってくださるのですか」(あなたは神様です)

 …となるはずなのだが(シナリオ)、

 ひょっとしてオレオレ詐欺と間違われて通報されるかも知れんわい(やはり接触には何らかの伝が必要ですか)

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