インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

直観

2013-02-06 07:33:45 | 考えるインディオ
 毎日毎日、聖書のようにカスタネダを読んでいるのであるが、つまるところ、呪術というのは「直観力を磨く」ということに尽きるのかもしれない。

 その手段が、忍び寄りであり、夢見であり、内的沈黙である(カスタネダな呪術専門用語)。

 人間は、イーグルの放射物の一部であり、精霊のひとかけらである。宇宙にあまねく存在する偉大な力、イーグル、精霊の、単なる通り道である。

 しかし雑念が多すぎて、それで電波妨害されているわけである。

 いや、人間が新しい電波を発信し、それを受け取って、わかったような気になっているだけなのかもしれない。

「話し言葉」が世の中に無数にあって、それが飛び交っている。そのうち、いくつかを受け取って、参考にして、自分で考え始めるわけであろう。

 それが「内的対話」となって、「自分は物事を分かっているのだ、物知りなのだ」とか、逆に「勉強不足だ、だからダメなのだ」とか、グダグダと勝手に自己満足に浸ったり、自分を責めるのだろう。

 いくら勉強しても、運がなければ成功しないし、「運も実力のうち」である。

 直観が磨かれているというわけだ。

 つまり、精霊が発する「沈黙の言葉」を聴くだけの力がある。

 我輩などカスタネダのな専門用語を理解しようとしているが、

 「必要なのはエネルギーをためることだけで、学ぶことなど本当は何もない」

 というのが、本当のところなのかもしれない。



 

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