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好きな映画とイロイロなこと・・・

『インサイド・ヘッド』 2D吹替

2015-07-24 23:29:11 | 映画(あ行)
           怒ってる、嫌ってる、
             笑っている、泣いている
                すべての感情は幸せにつながっている



『インサイド・ヘッド』
監督・・・ピート・ドクター
日本版主題歌・・・DREAMS COME TRUE
出演・・・(日本語版声の出演)竹内結子、大竹しのぶ、佐藤二朗 他

【解説】
11歳の少女の頭の中を舞台に、喜び、怒り、嫌悪、恐れ、悲しみといった感情がそれぞれキャラクターとなり、物語を繰り広げるディズニー/ピクサーによるアニメ。田舎から都会への引っ越しで環境が変化した少女の頭の中で起こる、感情を表すキャラクターたちの混乱やぶつかり合いなどを描く。メガホンを取るのは、『モンスターズ・インク』や『カールじいさんの空飛ぶ家』などの監督ピート・ドクター。成長という普遍的なテーマと子供の頭の内部という独創的で柔軟な世界が混じり合う、個性的な物語に期待が高まる。
【STORY】
田舎町に暮らす11歳の女の子ライリーは、父親の仕事の影響で都会のサンフランシスコに移り住むことになる。新しい生活に慣れようとするライリーの頭の中では、ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ビビリ、ムカムカたちが、ライリーの幸せのためという強い気持ちが原因で衝突していて……。



本編が始まる前の『南の島のラブソング』ずっとひとりぼっちで最後も気づいてもらえなくて死んじゃうの?と不覚にも泣いてしまった・・・
ちょろい・・・ちょろすぎるよ~私の感情・・・カナシミの仕業か?
でも・・・でも・・・これって多分吹替えじゃなかったら、向こうの方が歌っているのよね?ここだけでもオリジナル聴きたかったな~~。

最初にちょっと苦言を・・・イカリの登場です!
子供向け映画に子供だけを入れておく親御さん~席に座るまで着いてて少し様子みてから退出しましょう~。
私の前の席の子供4人。女子、男子、男子、女子の順で座ってるから~両端の女子が喋りたくてどちらかの子が立って反対の子のとこまで来てお喋り~
これ何回あったと思いますか・・・予告までは許せても(それも邪魔だったけど)本編中にも2回ぐらいあった。
並んで座らせればよかったのに。きっと親御さんから貰ったチケット通りの席に座ったんでしょう~中で席交換ってことが出来ないのが子供。
私も昔、子供だけ入れたけど~チケットなくても席に着くまでは見届けさせてもらえましたが・・・

本編前のドリカムの歌・・・賛否両論あるみたいだけど~
本編前に歌は必要ないのでは?
まぁ歌はあっても、写真はいらなかったかな~と。あの部分もみんなアニメにしちゃえばよかったのにな派です。


さてさて、映画のお話

ディズニー・ピクサー映画って私の琴線に触れるお話が多いんだよね~♪『トイ・ストーリー』とか『ウォーリー』とか『カールじいさんの空飛ぶ家』とか、泣ける作品が多くて・・・
今作は号泣とか、めちゃ泣いてって作品ではなかったけど~心にじわっとくる作品だった。

そして昔のこと忘れちゃう理由がよ~~く分かりました(笑)
あんな場所に捨てられちゃうんだ~。なるほどね・・・

感情の司令部があって、いろんな個性の島があって~って発想が面白い。私にも絶対“おふざけの島”あると思う~くすくす。
ライリーにはない“天然の島”もあるかもしれないわ~~~。

夢を作るスタジオも可笑しかった!脚本も作るのかな~。
そういえば私が小さい頃、寝る前に必ず頭の中で見るシーンがあって・・・それは儀式のように毎日見る光景で・・・サーカスみたいなテントがあって、そこで鐘みたいな音が鳴ってぐるぐるぐるぐる回ってスト~~ンと落ちるのが眠りにつく合図。あれも誰かが作っていてくれたのかも~いつから見なくなったんだろう???


心配していた女優さんの吹替え。
実は普段演技してる時の竹内結子さんの声って、ちょっと低くて好きじゃないのに~ヨロコビの声は凄くよかった!
はっきりしてるし、わかりやすいしポジティブな感じがして合っていた。


大竹さんのカナシミもよかった~~~。本当にジワジワくる声・・・生きててもろくなことありゃしないって思えてくる声←爆 褒めてます。
声優さんにも満足。

ただ・・・途中でビンボンが消えちゃって~(ここでまたちょっと涙出た)
必ずあなたを助ける~だっけ?思い出させる~だっけ?ヨロコビが言ってた気がするんだけど・・・
最後まで出なかった~~~。オマケで何かあるかなって待っていたんだけど・・・肩すかし。

そして最初、カナシミが「やっちゃダメ」「触っちゃダメ」と何度言われても触るのがはがゆかった~


人は、身体だけ成長するんじゃなくて頭の中の感情もこんな風に成長してゆくのかなって思える素敵なお話だった。カナシミなんていらないんじゃない?マイナス思考なんて必要ないって思いがちだけど・・・
カナシミの役割はあるよね。
人は哀しみを知って初めて、本当の喜びを感じることが出来る・・・人の痛みというものが分かって、思いやりという気持ちを理解する。
カナシミは絶対必要なものなのよね。
そういうことを子どもにもわかりやすく訴えてくる作品だったと思う。

ライリーだけじゃなくて、他の人の頭の中のいろんな5人~も楽しかった♪
エンドロールでは犬や猫までも!笑えた~。




マリー的お気に入り度・・・ ★8個+半以上(オリジナルの声も聴いてみたいな)



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます。 (BROOK)
2015-07-25 05:47:06
本編前のドリカムのPV?はちょっと酷かったですね。
日本版の主題歌でしたら、エンドロールでも良かったような気がします。

作品は、とても映像が綺麗で…
ストーリーはいろいろと考えさせられるところもあったりと♪

そうそう、エンドロールの犬や猫の頭の中にも“感情”たちがいたのは面白かったですね。
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BROOKさんへ・・・ (マリー)
2015-07-27 21:03:08
こんにちは~~♪
やはり映画と関係ない(関係あるんだけど・・・)PVはいらないなぁと思いましたよね~。

しっかり大人向けになってたような気がします~。

猫やわんちゃんの頭の中、なんか想像通り(笑)
可笑しかった♪
返信する
導入部とエンドロール (ここなつ)
2015-08-13 13:36:33
こんにちは!
エンドロールで犬と猫のそれぞれの頭の中達が、それぞれの動物的個性を表現してくれて笑えました。
あー、感情たちがあんななっちゃってるから、犬も猫も普段ああいう行動するのね…っていう(笑)。

ドリカムのPVはどっかの広告代理店が提案・制作したみたいな、いかにもな感じでしたね(いや、ホントに提案していたかどうかは知らないけれど)。
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ここなつさんへ・・・ (マリー)
2015-08-13 22:00:40
こんにちは~~♪
エンドロールまで楽しめるのがいいですよね~~~。
犬と猫、面白かった!!納得しちゃった~。

ドリカムの曲、せっかくいい歌なんだから
わざわざする必要ないことしなきゃいいのになぁって。私は否定的・・・
よかった!って人もいるのかな?
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