『杉原千畝 スギハラチウネ』
解説等はこちら
今までTVで観ていた杉原千畝さんは、日本の命に背いて大勢のユダヤ人にヴィザを発行し命を救った方としてドラマチックに描かれていました。でも、その中では彼は一人の外交官として紹介されていたことが多かったと思います。
この映画を観て初めて、なんか思ってたのと違う・・・一番の仕事は諜報活動、いわゆるスパイだったんだ・・・初めて知りました。
私が無知なだけ?
公式サイトによると
◆杉原千畝は、英語、ロシア語、ドイツ語、フランス語など数カ国語を操るインテリジェンス・オフィサーとして、満洲、フィンランド、リトアニア、ドイツ、チェコ、ルーマニアなど様々な国に滞在。身の危険を冒しながら、混沌とする世界情勢の情報を収集し、日本に発信し続けていた。そのため、当時のソ連から警戒され【ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)】に指定された日本初の外交官でもあった。◆
と、はっきり書いてありますね。
多国語を操り、世界情勢に明るく未来を見通す力があっても“戦争”というものを止めることは出来ないなんて皮肉・・・
そして、結果が分かっていることがどれだけ辛いことか・・・知らない方がシアワセってことが多いなぁ。
危険なことも多く~ご家族も大変だったろうなと思う。こういう方を支えた奥さまの方に興味を持った私でした。
この映画では、ナチによる虐殺とかも結構淡々と描いていた。まぁ、日本が作った作品だし~焦点を当てるところが違うからかもしれないけど。
そして絶望の中待っていた、たくさんの方々にヴィザを発行するシーンもそんなに切迫した感じがなくて~今までTVとかで寝る間も惜しんで発行し続けていたのとは違ってて・・・
実際はこうだったのか・・・
列車に乗るギリギリまで駅でも発行していた姿とかも、そんなに迫ってこなかった。
私が先入観から期待しすぎていたからかもですが・・・
唐沢さん、久々に見た気がする・・・
最近あんまり映画とか出てなかったかな・・・
現地でサポートしてくれた日本領事館職員の役者さんが、予告ではポール・ベタニーかと勝手に思ってた。ちょっと似てた・・・
ソ連で協力してくれてた彼女のような存在イリーナさんも実際、いた方なのでしょうか。諜報活動には異性のペアって必要ですよね。
考えていたものとはちょっと違っていたかな。
ヴィザ発行で多くの命を救った人というより、杉原さんの人となりが分かる作品となっていました。
マリー的お気に入り度・・・ ★8個ぐらい
送信したつもりがお返事出来てなくて今頃ゴメンなさい・・・今年もよろしくお願い致します。
テクテクさんのところで同じ学校って読んでびっくりしました。
地元ではもっと有名な方だったんですね~。しかも近年っていうのが驚きですね。
存命中ならご家族も嬉しかったでしょうに・・・亡くなってから~っていうことが多いのが切ないです。
昨年同様、今年もヨロシクお願い致します!
この年末年始に私は実家へ帰省していましたが
映画の効果もあってなのか地元のメディアでは
杉原千畝さんの事が多く取り上げられていたと
両親から報告を受けました。
私が高校生だった30年前、
当時では考えられないような偉業を成し遂げた先輩なのだと
在校中の先生から知らされても
ほぼ無名に近かった人だったので実感が湧かずにいましたが
ここまで全国的に知名度が上がったという事に
時間の流れを感じずにはいられません。
時代は変わった…という事なのでしょうね。
似てるって思った~?よかった!
私だけじゃなかった・・・(笑)
邦画ってカンジじゃなくてよかったな。
映画で歴史を知ることが多いですね。
こういう人がいたくらいしか知らなくて名前は初めて知りましたよ。
海外ロケをしてたこともあったし外国人が多く出てたのでBROOKさんと同じく洋画を観てる気分でした。
てっきり命のビザのお話メインかと思ってたので
ちょっと驚きました・・・
諜報のプロだったとは・・・
そうですね~ほとんど字幕でしたもんね。
でも、その国での言葉をちゃんと使う。こういう作り、私は好きだな~~~。
千畝の諜報活動が物語の主になっていましたね。
また知らない歴史を勉強することが出来た感じです♪
それにしても、ほとんど外国語なので、
邦画というよりは、海外の作品のようでした。