50歳のアリスが自分のままでいられる最後の夏。
家族との絆を描く感動の物語。
『アリスのままで』
監督・脚色・・・リチャード・グラツァー / ワッシュ・ウェストモアランド
出演・・・ジュリアン・ムーア、アレック・ボールドウィン、クリステン・スチュワート、ケイト・ボスワース、ハンター・パリッシュ 他
【解説】
若年性アルツハイマー病と診断された50歳の言語学者の苦悩と葛藤、そして彼女を支える家族との絆を描く人間ドラマ。ベストセラー小説「静かなアリス」を基に、自身もALS(筋委縮性側索硬化症)を患ったリチャード・グラツァーと、ワッシュ・ウェストモアランドのコンビが監督を務めた。日に日に記憶を失っていくヒロインをジュリアン・ムーアが熱演し、数多くの映画賞を席巻。彼女を見守る家族をアレック・ボールドウィン、クリステン・スチュワート、ケイト・ボスワースが演じる。
【STORY】
50歳の言語学者アリス(ジュリアン・ムーア)は、大学での講義中に言葉が思い出せなくなったり、ジョギング中に家に戻るルートがわからなくなるなどの異変に戸惑う。やがて若年性アルツハイマー病と診断された彼女は、家族からサポートを受けるも徐々に記憶が薄れていく。ある日、アリスはパソコンに保存されていたビデオメッセージを発見し……。
予想外に淡々と物語は進んでいきました・・・
絶対泣く!と構えて行ったので少し拍子抜け。でもそれはあえてそういう作りにしたのかな・・・
ジュリアンの演技は噂通り素晴らしかったですね~。
頭がキレる言語学者の姿から、少しずつ“自分”が失われてゆく様が、大袈裟ではなく、少し目を泳がせるとか・・・一瞬ポッとした表情をしているとか本当に自然に自然に演じられていて、そこに惹きこまれた・・・
夫であるアレック・ボールドウィン・・・ゴメンなさい。どうしても私には彼が悪代官に見えてしまって(笑)
すっごく優しく包容力のある男性なんですが~そう見えないのは私だけ???
クリステンはヴァンパイアより、こういうのがずっといいかな~。まぁ私はヴァンパイアの彼女も嫌いじゃないんですけどね(苦笑)
自由に生きていて母親とはちょっと確執があって・・・でもだんだんと心を通わせていって、結局は彼女が介護・・・というところに胸熱・・・涙
ケイト・ボスワースはクールビューティなので、冷静な長女さんが似合うのですが・・・
宣告受けてですよ?絶対にアルツハイマーになるって宣告受けてあんなでいられます?彼女に関しては、語りたい・・・
若年性アルツハイマーの場合、老人の痴呆とは違って・・頭がしっかりしている時に宣告を受け、深刻な病状になるまでの期間が本当に本当に苦しい。
あらためて思った。。。だんだん自分が自分でなくなるってどんな気持ちなんだろう?そんな思いもいつかは忘れてしまうから耐えられるのだろか・・・
そうしたら、家族性の遺伝で100%若年性アルツハイマーという宣告を受けた長女があまりにも精神的に強すぎて。そこにとても違和感を感じた。
アリス本人はもう目の前に迫っているけど、長女の場合は先が長い・・・子供を産み育てそして病に身をゆだねる決意が全然描かれていないのはちょっとおかしい・・・
いくらアリスの物語といっても、そこはサラリと描きすぎでは?と。
“死”が怖いのは、“無”になってしまうのが怖ろしいから・・・そういう意味では、自分が分からなくなることは“無”に等しい。“無”である自分がこの世界に存在していても、生きているってことになるんでしょうか?
彼女が自分で命を絶つ方法をPCのファイル(蝶)に残しているシーンが辛かった・・・
しかも・・・病状が進んでしまったら、いくら周到に準備しても自分で命を絶つことも出来ないんだよ。と言われてる気がしました・・・
本当に切ない。
一番感動したのは、発病してからの彼女の講演。
作った原稿ではなく、自分の言葉で、懸命にマーカー引きながらのスピーチ・・・やっぱりここかな・・・
実際はこんなに美しいお話ではないことはみんな分かってる。
でも、愛があればたくさんのことを乗り越えられる・・・かも・・・しれない・・・それでいいんじゃないでしょうか。
現実はもっともっと苦しいのだから。
マリー的お気に入り度・・・ ★8個+半(ジュリアンが素晴らしかった・・・)
家族との絆を描く感動の物語。
『アリスのままで』
監督・脚色・・・リチャード・グラツァー / ワッシュ・ウェストモアランド
出演・・・ジュリアン・ムーア、アレック・ボールドウィン、クリステン・スチュワート、ケイト・ボスワース、ハンター・パリッシュ 他
【解説】
若年性アルツハイマー病と診断された50歳の言語学者の苦悩と葛藤、そして彼女を支える家族との絆を描く人間ドラマ。ベストセラー小説「静かなアリス」を基に、自身もALS(筋委縮性側索硬化症)を患ったリチャード・グラツァーと、ワッシュ・ウェストモアランドのコンビが監督を務めた。日に日に記憶を失っていくヒロインをジュリアン・ムーアが熱演し、数多くの映画賞を席巻。彼女を見守る家族をアレック・ボールドウィン、クリステン・スチュワート、ケイト・ボスワースが演じる。
【STORY】
50歳の言語学者アリス(ジュリアン・ムーア)は、大学での講義中に言葉が思い出せなくなったり、ジョギング中に家に戻るルートがわからなくなるなどの異変に戸惑う。やがて若年性アルツハイマー病と診断された彼女は、家族からサポートを受けるも徐々に記憶が薄れていく。ある日、アリスはパソコンに保存されていたビデオメッセージを発見し……。
予想外に淡々と物語は進んでいきました・・・
絶対泣く!と構えて行ったので少し拍子抜け。でもそれはあえてそういう作りにしたのかな・・・
ジュリアンの演技は噂通り素晴らしかったですね~。
頭がキレる言語学者の姿から、少しずつ“自分”が失われてゆく様が、大袈裟ではなく、少し目を泳がせるとか・・・一瞬ポッとした表情をしているとか本当に自然に自然に演じられていて、そこに惹きこまれた・・・
夫であるアレック・ボールドウィン・・・ゴメンなさい。どうしても私には彼が悪代官に見えてしまって(笑)
すっごく優しく包容力のある男性なんですが~そう見えないのは私だけ???
クリステンはヴァンパイアより、こういうのがずっといいかな~。まぁ私はヴァンパイアの彼女も嫌いじゃないんですけどね(苦笑)
自由に生きていて母親とはちょっと確執があって・・・でもだんだんと心を通わせていって、結局は彼女が介護・・・というところに胸熱・・・涙
ケイト・ボスワースはクールビューティなので、冷静な長女さんが似合うのですが・・・
宣告受けてですよ?絶対にアルツハイマーになるって宣告受けてあんなでいられます?彼女に関しては、語りたい・・・
若年性アルツハイマーの場合、老人の痴呆とは違って・・頭がしっかりしている時に宣告を受け、深刻な病状になるまでの期間が本当に本当に苦しい。
あらためて思った。。。だんだん自分が自分でなくなるってどんな気持ちなんだろう?そんな思いもいつかは忘れてしまうから耐えられるのだろか・・・
そうしたら、家族性の遺伝で100%若年性アルツハイマーという宣告を受けた長女があまりにも精神的に強すぎて。そこにとても違和感を感じた。
アリス本人はもう目の前に迫っているけど、長女の場合は先が長い・・・子供を産み育てそして病に身をゆだねる決意が全然描かれていないのはちょっとおかしい・・・
いくらアリスの物語といっても、そこはサラリと描きすぎでは?と。
“死”が怖いのは、“無”になってしまうのが怖ろしいから・・・そういう意味では、自分が分からなくなることは“無”に等しい。“無”である自分がこの世界に存在していても、生きているってことになるんでしょうか?
彼女が自分で命を絶つ方法をPCのファイル(蝶)に残しているシーンが辛かった・・・
しかも・・・病状が進んでしまったら、いくら周到に準備しても自分で命を絶つことも出来ないんだよ。と言われてる気がしました・・・
本当に切ない。
一番感動したのは、発病してからの彼女の講演。
作った原稿ではなく、自分の言葉で、懸命にマーカー引きながらのスピーチ・・・やっぱりここかな・・・
実際はこんなに美しいお話ではないことはみんな分かってる。
でも、愛があればたくさんのことを乗り越えられる・・・かも・・・しれない・・・それでいいんじゃないでしょうか。
現実はもっともっと苦しいのだから。
マリー的お気に入り度・・・ ★8個+半(ジュリアンが素晴らしかった・・・)
うん・・・リアルさには欠けたよね。
きれいごとってカンジが。
スピーチ駄目だった?
私は用紙落とした時点でハラハラしちゃって~~~上手に読めた時は拍手だったわ。←そこ?(笑)
病気の優劣とか、馬鹿は進行遅い(言い方違う)とか気になったね。
トキノさんの代筆なんてとんでもないですわ~(笑)
でも、実際、ちょっと・・・物足りなかったよね。
みんながあまりにもあっさり受け入れるからかな~~~。
私、高評価?でも、ジュリアンの演技にってとこが大きいよ。
ジュリアンは良かったと思います~。
やはり賞も納得ですね。
ストーリーはもっと激しいのかな~と勝手に思っていたので、ちょっとびっくりでした。
でも、飽きることはなかったです・・・
アリスのスピーチは一緒にドキドキしてしまった感じです~~~。
私もほぼ同感~~!
長女の冷静さも違和感あったし、お茶を自分で入れられるの?と娘に言われている段階で、パソコンを操作してスカイプできるのが違和感ありすぎ。
ジュリアンは素晴らしかったけど、他の人の落ち着きが何とも…
あとスピーチのシーンも良かったのだけど、実は私はその辺りが気に入らなくて(苦笑)
結局アリスは立派な教授であったことが「アリス」であり、家族共々、医者や弁護士や教授であることが素晴らしく、そうでなくなる事に怯えている。
本来は若年性であろうと、お年寄りだろうと痴呆になる恐怖は同じはずで、それに抗おうとする過程が大変なのに、そこはいきなりぼーっとしちゃって終わりだし。
がんのほうが良かったと病気に優劣をつけるように、立派だった人がアルツハイマーになる方が辛いみたいな描かれ方がちょっと好きになれなかったわ。
読みながら何度もうなずいたよ!!
ボクの思いを代筆してくれてるかの様なレビュー。
淡々としてたから良かったのかもしれないけど・・・、もう少し何かが欲しかったような気が。
何がかは上手く言えないけどね。
やっぱり、スピーチの場面が一番印象的だった。
それだけ。
ジュリアンの演技は素晴らしかったと思うし、良い作品だとは思うけど、マリーさんみたいな高評価はあげれないなぁ(笑)。
オスカー獲得も納得の演技だったと思います。
ストーリーはたしかに淡々と展開していました。
それでもなぜか飽きるということがなく…。
私もアリスのスピーチシーンは印象に残りました。