pure breath★マリーの映画館

好きな映画とイロイロなこと・・・

『バクマン。』

2015-10-11 20:07:17 | 映画(は行)
               友情、努力、勝利、そして恋。
                  目指せ、ジャンプの頂点。





『バクマン。』
脚本・監督・・・大根仁
原作・・・大場つぐみ / 小畑健
出演・・・佐藤健、神木隆之介、小松菜奈、桐谷健太、新井浩文、皆川猿時、宮藤官九郎、山田孝之、リリー・フランキー、染谷将太 他

【解説】
「DEATH NOTE」の原作コンビ、大場つぐみと小畑健によるテレビアニメ化もされた大ヒット漫画を、『モテキ』などの大根仁監督が実写映画化した青春ドラマ。性格の違う高校生2人がタッグを組み漫画家への道を歩んでいくさまを、大根監督ならではの巧みな映像表現を駆使して描く。週刊少年ジャンプでの連載を目指して日々奮闘する漫画家コンビには、佐藤健と神木隆之介。実在の漫画作品や出版社が実名で登場するほか、劇中使用される漫画の原稿を小畑自身が描いている。
【STORY】
優れた画力を持ちながら将来の展望もなく毎日を過ごしていた高校生の真城最高(佐藤健)は、漫画原作家を志す高木秋人(神木隆之介)から一緒に漫画家になろうと誘われる。当初は拒否していたものの声優志望のクラスメート亜豆美保への恋心をきっかけに、最高はプロの漫画家になることを決意。コンビを組んだ最高と秋人は週刊少年ジャンプ連載を目標に日々奮闘するが……。


バクマンじゃない・・・バクマン。←「 。」が、いるのね?今、気づいた~~~。

たけ~ると神木きゅん観たさに行って来ました。面白かった~~~。
うちにコミックもあるし~前から長男が「サイコーとシュージンのキャスティングは逆だ」「オレだけじゃなくみんな言ってる」と言うので、そういう目で見てみたけど~いや、この配役でよかったと思う。
やっぱり2人とも演技上手いし・・・どんな役でも自分のものに出来る子(笑)だから、凄くよかった。合ってたと思う。

コミックでは何十巻とあるものをたった2時間にまとめるのですから~そりゃあ駆け足は当然。
底の底から~頂点~そしてまたどん底?展開が早い早い・・・
早い展開だけど、無駄な説明などは排除して、背景の漫画などで進んでゆくストーリー展開。惹きこまれますね~。全くの初心者の二人が(才能はあったのでしょうが)一気に駆けあがってゆく様は見ていて気持ちいいし、これからどうなるの?どういう展開になるの?と興味をかきたてられる。

そして天才高校生漫画家新妻エイジとの闘いはどうなる?
「ふわぁい~りょうかいでぇす。」すっごくムカつく、物言いが上手い上手い。染谷くん~ないすでぇす。


たけ~る、神木きゅん、2人を中心としたお話だけど
脇の方々がまたみんな良くって・・・
ただ、この2人と染谷くん以外のキャスティングを知らないで行った私は・・・最初サイコーが幼い頃に可愛がってくれた叔父さんがリリー・フランキーだと思っていて。小汚い格好で(ヒドイ)で漫画を描いてる姿がぴったり~と思っていたら・・・後で編集長として又リリー・フランキーが出た!二役なんだね~と大きな勘違い・・・
よくよく見たら、叔父さんはクドカンでした!みんな混乱しなかった?私だけ?←


小松菜奈ちゃんは漫画顔ですね~。萌え系?コミックのヒロインがぴったりだわ~~~。
あんな風に自分を描いてもらえるって凄いなぁ~~~いいなぁ♪


桐谷健太、新井浩文、皆川猿時~それぞれの画風に合ってました~。
新井さんなんて、本当に居そう・・・絶対居るでしょ(笑)


山田くんもよかったしね~。


この映画に関しては、全員文句のつけようがないなぁ~なんて思うのですが・・・
いかがでしょ?←誰に聞いてる(笑)

中学時代、漫画家志望の友達が身近に2人もいて~スクリーントーンとかペン先を変えるとかいろんなことを目にしていたけど、本当に細かい大変な世界。そしてただ、絵が上手いだけでは決してプロにはなれない。最高のストーリー、そしてそれに合った絵があって初めて作品になる。
サイコー達がペンを走らせる“音”が素晴らしかったな。
そして、描いた絵が瞬時に動き出す感動~見せ方が上手かった!

ただ、ジャンプという雑誌があんなにアンケートが重要とは思わなかった。読者さんって、ちゃんとアンケートに答えてるってことですかね・・・アンケートの順位。それが全てだとは、ちょっとびっくりしました・・・このインターネット世界でも今でもそうってこと?
いつもキチンと答えてくれる読者さんを抱えてると1位取れるってことになる・・・?
アンケート人気が売り上げに直結なのかな。ちょっとややこしい世界ですね。

そうそう、多分評判になってると思うけど~
エンドロールがいいんですよ~♪歴代のジャンプ漫画、単行本のタイトルがスタッフさんの仕事に変えられてて例えば「ハレンチ塗装」「凄いよ美術監督」とかのタイトルの下にそのスタッフの名前が入ってるという凝り方。最後の最後まで楽しませてくれる。
本当に楽しかった~~~元ネタ探ししながら観終えます!



マリー的お気に入り度・・・ ★9個(キャストさんにすでに萌え~笑)