田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

土田英順氏のチェロ演奏をようやく聴けた!

2023-03-11 12:32:46 | ステージ & エンターテイメント

 札幌交響楽団の草創期に首席チェロ奏者を務めた土田英順氏の演奏をずーっと以前から聴きたいと思いながらなかなか果たせなかった。その願いが先日ようやく実り、豊かな人生を重ねた土田氏の芳醇な調べを堪能することができた!

    

    ※ ウェブ上から拝借した土田氏と伴奏の鳥居はゆき氏です。

 3月8日(水)の正午、大地みらい信用金庫札幌支店のホールにおいて「土田英順・第484回東日本大震災復興支援チャリティコンサート」が開かれ、念願だった土田英順氏のチェロ演奏を聴くことができた。

 会場の大地みらい信金札幌支店の2階ホールはグランドピアノが備えられた素晴らしい空間でコンサートに相応しい会場だった。そして、そこに現れた土田氏は当年86歳と聞いていたが、とても若い印象でまだまだチェロ奏者として活動できる方ではないかと思われた。ピアノ伴奏は土田氏と長く交流を続けて、息の合っている鳥居はゆき氏が務めた。

   

   ※ 大地みらい信用金庫札幌支店の2階ホールの様子です。

 演奏された曲目は比較的耳慣れた曲目が並び、楽しむことができた。その曲目とは…、

 ◇スペイン・カタルーニャ民謡/「鳥の歌」

 ◇カッチーニ/「アベマリア」

 ◇バッハ・グノー/「アベマリア」

 ◇バッハ/「G線上のアリア」

 ◇サンサーンス/「白鳥」

 ◇エルガー/「愛の挨拶」

 ◇ピアソラ/「リベルタンゴ」

 ◇ピアソラ/「ブエノスアイレスの四季から冬」

アンコールとして

 ◇シューベルト/「アベマリア」

 ◇久石譲/「となりのトトロ」

 皆さまご存じのとおりチェロは比較的大型の弦楽器のため醸し出す音は低音であり、オーケストラの中ではあまり目立たない楽器である。しかし、ソロで聴くとその低音のうえに柔らかな音色がなんとも心地良く耳に響いてくる楽器である。私は以前にスペイン人が弾くカタルーニャ民謡の「鳥の歌」を聴いて非常に感動したことを憶えている。もの悲しさを湛えた旋律は、まさにチェロのための曲と思えるくらい心を打たれる曲である。今回土田氏はなんとコンサートの最初にこの曲を持ってきたのだ。期待に違わず、土田氏の「鳥の歌」にも私は深く感動した。

         

 その他の曲も比較的耳慣れた曲が多く、おおいに楽しませてくれた。特に「アベマリア」三部作はアンコールで三曲目を披露してくれるサービスをしてくれた。

   

   ※ コンサート前、土田氏が奏でるチェロが置いてありました。

 コンサート名に「東日本大震災復興支援チャリティコンサート」と銘打っているが、土田氏はなんとこれまで484回もの復興支援コンサートを開催してきたという。そうした集めた義援金がなんと約4,800万円だそうだ。そしてこれからもこの支援コンサートは継続していくという。今後も今年だけですでに9回の支援コンサートが決定しているという。ようやく聴くことができた、そして今後のスケジュールも知ることができた。機会があればまた土田英順の世界に浸ってみたい。

WBC寸評  Vol.

   

 昨夜の対韓国戦、先制点は許したものの終わってみれば13対4と日本の圧勝に終わった。試合の流れとしては先発ダルビッシュが予想外の不調で3点を先制されたものの、その裏に近藤、吉田のタイムリーで直ぐに逆転したのが大きかった。以降は韓国の繰り出す投手陣をことごとく打ち崩した。打線では依然として大谷が好調で5割7分という高打率を保持し、ヌートバー、吉田も5割と好調を誇っている。投手陣では宇田川がポテンシャルの高さを発揮し1回をわずか11球2三振で仕留める圧巻のWBCデビューを飾り、他の投手陣も好調のようだ。

        

        

 残るは村上様の復活だけだ。今夕の対チェコ戦もきっと難なく撃破してくれるものと期待したい。

 


映画 №353 シャイロックの子供たち

2023-03-10 11:20:53 | 映画観賞・感想

 久しぶりの映画観賞だったが、とても楽しめた2時間だった。さすがに今をときめく池井戸潤の原作である。題名からして意味深であるが、豪華キャストを揃えて贅沢なエンターテイメント作品として完成した映画だった。

        

 久しく映画を観ていなかった。現在話題の映画は何なんだろうか?

新聞から映画上映案内が消えてからどれくらい経つだろうか?上映映画はネットで検索すればよい、と言われるかもしれないが、我々世代はやはり新聞の下の方に掲示されているのを見て、映画情報を入手するのが自然だったのだが…。

 そうした中、テレビで「シャイロックの子供たち」が盛んにPRしていたのを見聞し、興味を抱いた。「シャイロック」とは、シェークスピアの「ヴェニスの商人」に登場するユダヤ人の強欲無慈悲な金貸しとして描かれている商人である。「シャイロックの子供たち」すなわちシャイロックのごとく、お金のためには良心も何もかなぐり捨てて蠢く銀行内部を描いた物語である。

 3月8日(月)午後、スケジュールが空いていたこともあり観賞を決めてシネマフロンティア札幌に赴いた。平日の午後だったが50人くらいの鑑賞者がいたようで、それなりに人気の映画のようだった。

 ストーリーの紹介は省くが、登場人物を予告編では次のように色分けする。

 東京第一銀行 長原支店

 ◇支店長      九條  薫(柳葉 敏郎)  〔出世したい男〕

 ◇副支店長     古川 一夫(杉本 哲太) 〔超パワハラ男〕

 ◇営業課 課長代理 西木 雅博(阿部サダオ)  〔暴く男〕

 ◇ 〃  部下   北川 愛理(上戸 彩)    〔疑われる女〕

 ◇お客様1課課長代理 滝野 真(佐藤 隆太)  〔利用される男〕  

 ◇お客様2課     田端 洋司(玉森 裕太)  〔疑う男〕

 ◇本店検査部次長   黒田 道春(佐々木蔵之介)〔調査する男〕

 ◇取引先 顧客   石本 浩一(橋爪  功) 〔利用する男〕

 ◇ 〃  〃    沢崎  肇(柄本  明) 〔謎の男〕

   

   ※ 左から疑う男・玉森裕太、暴く男・阿部サダオ、疑われる女・上戸彩

 この人間関係を見ただけで、物語の面白さがおぼろげながらに見えてくるのではないか。さらに予告編では次のような惹句が躍る。

 〔巨額詐欺〕〔社内派閥〕〔数字至上主義〕100万円紛失〕〔横領〕〔偽造〕〔陰湿なパワハラ〕〔仲間の裏切り〕、等々…。

 観ている者を飽きさせないスリリングなストーリー展開はさすがである。主演の阿部サダオ、そしてそれを支える柳葉敏郎、橋爪功、柄本明らがそれぞれいい味を出していた。

   

   ※ いい味を出していた謎の男役の柄本明

 それにしても現在銀行をはじめとする金融機関にお勤めの方には申し訳ないが、私にはまったく合わない職場だなぁ、と感じながら映画に見入っていた…。

WBC寸評  Vol.

   

 昨夜のWBC1次リーグB組の日本の第一戦 対中国戦は8対1とスコアだけを見ると日本の完勝である。しかし、内容的に見るとけっして完勝と胸を張れる内容でもなかったように私の目には映った。

 先発した大谷選手は投げては4回無失点、打っては2点適時打と文句のない活躍だった。しかし、その他の選手はやや不満が残った。初回の攻撃で相手投手のコントロールが定まらず無死満塁と絶好機に村上が四球押し出しで1点を先制したものの、その後は音なしで絶好のチャンスを逃してしまった。

       

 4回に大谷が大会規定で降板した時点で3対0というスコアだった。その後も日本打線は湿り続ける中、日本は第二先発投手という位置づけで巨人の戸郷がマウンドに上がった。

戸郷はキレの良い変化球が持ち味のようだが、投法から見るといかにもボールが軽い印象を受ける。すると6回中国の1番打者に痛烈なライナー気味の本塁打を浴びせられた。これで3対1となった。続く7回にもいきなり2塁打を浴び無死2塁のピンチを迎えてしまった。ここで1打が出ると3対2となり雰囲気は一変したのではないか。幸い戸郷は後続を断ったことでそうした事態を免れたが…。テレビでは戸郷の3回7奪三振を囃し立てていたが、戸郷は大会前の強化試合でも痛打を浴びていた。今後にやや不安が残る。

 湿りっ放しの打線はようやく8回になって4点を奪い引き離したが、観ている方としてはもう少し早い段階で相手を攻略してほしいと思ってしまう。

 本日の対韓国戦は不調の村上が目を覚ましてスッキリと勝利してほしいと願っている。


御朱印収集巡り №8 彌彦神社

2023-03-09 12:29:50 | 神社参拝・御朱印収集関連

 中島公園内の南端近くに位置する(正確には神社境内は中島公園とは別になっている?)彌彦神社は小さな神社であるが、大宰府天満宮より学問の神様である菅原道真公のご分霊を拝戴し「札幌の天神さま」と呼ばれているようだ。

          

         

          ※ 直筆の御朱印です。

 彌彦神社には早くに訪れていた(2月21日)のだが、他のレポートのために先送りしてしまい本日ようやくレポすることができた。

 彌彦神社は、別名「弥彦」、あるいは「伊夜日子」とも表記されるようである。私はこの彌彦神社にも訪れる前に、直筆の御朱印が頂けること確認してから出かけた。

   

  ※ 鳥居が道路に面しているため全体を撮ることができず、仰ぎ見るショットとなりました。

 神社は完全に中島公園内にあるのだが、中島公園のマップを確認してみると、境内は公園とは一線を画しているように私は判断した。(当然、公共的用地に宗教施設は建てられないだろうから…)

   

   ※ 狭い境内の様子がお分かりと思います。

 神社は朱塗りの鮮やかな鳥居をくぐるとすぐ目の前が本殿(拝殿)である。そして鳥居をくぐった左手に社務所があった。

   

   ※ 雪を被った狛犬です。

 社務所を訪れると神官の方が対応してくれた。神官の方の説明によると、月ごとの御朱印とか、その他色鮮やかな御朱印も用意されていた。私は最もベーシックな御朱印を所望した。するとその神官の方が事務所(?)の方に行き、その場で御朱印を書いて(直筆)いただいたが、やはり直筆にこそ価値があるように思える。これからも出来るかぎり直筆の御朱印をお願いするようにしたいと思っている。 

   

   

   ※ 本殿(拝殿)の上の表示は「伊夜日子神社」と表記されていました。

【彌彦神社 情報】

◇旧社格:郷社

◇所属:北海道神社庁

◇住所 札幌市中央区中島公園1-8

◇御朱印:あり(直筆 初穂料500円)

◇参拝可能時間:24時間

◇社務所受付時間: 9:00~17:00

◇例祭日:7月27日

◇駐車場:あり(基本は祈祷・結婚式等での利用のみ)

◇アクセス:地下鉄南北線「幌平橋駅」1番から徒歩2~3分(約150m)

◇創建: 1912年(明治45年)    

◇代表的ご利益:〇合格祈願・学業成就 〇商売繁盛 〇縁結び・恋愛成就

◇御朱印記帳日 2月21日

WBC寸評  Vol.

   

 日本中が大盛り上がりしているWBC(WORLD BASEBALL CLASSIC)の1次リーグB組が開幕する。少し盛り上がり過ぎかな?とも思われるが、スポーツ大好き人間の田舎お爺とすれば無関心ではいられない。オリンピックやワールドカップと同様に、日本の戦いを中心に、私目線でレポートしていこうと思っている。今夜の対中国戦は日本選手の中でも最注目選手である大谷選手が先発投手として、さらには中心打者として出場する大注目の一戦である。テレビの前でじっくりと観戦をして、明日の投稿で新聞のスポーツ欄とは別目線でレポートできたらと思っている。 

   


凄絶な幼少期を語ったサヘル・ローズさんの話を聴く

2023-03-08 14:44:22 | 講演・講義・フォーラム等

 イラン出身で、現在日本で女優として活躍するサヘル・ローズさんを知っている方は多いと思う。その彼女が自らの凄絶な生育期を語った。食べることが精一杯、生きるが精一杯の彼女の幼少期の体験から私たちは多くのことを学ばねばならないと思った。

        

 3月5日(日)午後、かでる2・7において「食フェスタ in 札幌」が開催されたので参加した。集会名は「食フェスタ in 札幌」であるが、そのメインテーマは「子どもたちに食の支援を」という子どもの貧困を考える集会だった。

 そのフェスタの基調講演としてサヘル・ローズさんが「こどもの貧困から考える今自分たちにできること」と題して講演されたのである。そのサヘルさんの幼少期の体験が凄まじい。

   

 彼女が生まれた頃は、ちょうどイラン・シラク戦争の真っ最中だった。彼女が3歳の時にイラクの空爆を受け、彼女は生みの親と離れ離れとなり、孤児院に入れられたという。そのことで、彼女は生年月日も定かでなく、親に付けてもらった名前も定かでないという。孤児院は戦争孤児で溢れていたそうだ。孤児院に入ったことによって食事があることが嬉しかったという。しかし、家庭とはまったく違った環境で職員に甘えることができないことが辛かったという。

 しかし、彼女は自分の生育過程について「幸運だった」と話す。それは孤児院に入っていた時、孤児院にボランティアで来ていたテヘラン大学の大学院生だったフローラ・ジャスミンさんに救い出され、養母になってくれたことだという。フローラの家は裕福な家だったが、サヘルの養母となることに反対しフローラへの経済的援助を一切断ち切ったという。また、イランでは養母となるためにはその後に実子が生まれないという保証が必要のためにフローラは子どもが産めない体になる手術を受けたそうだ。

 養母となったフローラは彼女に砂浜に咲くバラの花 の意味を持つ「サヘル・ローズ」という名前を付けたそうだ。そして生年月日も1985年10月21日にしたという。実家から経済的支援を受けられないフローラは当時日本に来て空手の指導者していた婚約者に相談したところ、日本に来ることを勧められたそうだ。それ受けフローラとサヘルは1993年8月13日に来日したという。

 婚約者はサヘルの小学校に通える手はずを整えたりしてくれたが、収入が乏しく生活が苦しいことで精神的にも不安定となり、フローラやサヘルに対して暴力を振るい始めたことで、フローラはサヘルを連れて家を飛び出してしまう。行く当てのない二人はホームレスとなり2週間もの間河原に転がっていた土管の中で生活したそうだ。その間、食事は親子してスーパーマーケットの試食コーナーを巡り歩いて凌いだという。そうした悲惨な生活を見かねたサヘルの学校の給食調理員が食事はもちろんの こと、彼女たちを同居させたり、日本永住のための手続きに奔走してくれたりしたという。

        

     ※ サヘル・ローズさん(左)と彼女の養母であるフローラ・ジャスミンさん。

 このこともサヘルにとっては「幸運だった」ことの一つだろう。サヘルの生育過程に関する話はここまでだった。その後彼女は高校生時代に芸能界入りをして、さまざまな分野で活躍し現在に至っている。

 彼女は自ら生育過程を話す中で、自らが弱い立場にいたからこそ、そうした立場の子どもがどのように思いなのかを話の端々で語った。

 曰く子どもに嘘をつくのは罪つくり。子どもに正直に向き合ってほしい。(孤児院の職員の子どもへの対応から)

 曰く、子どもに決定権を委ねるようにしたい。「ほんとうに私があなたのお母さんになっていい?」

 曰く、子どもを上から見下すのではなく、子どもの目線で話してほしい。等々…。

 サヘル・ローズさんはノー原稿でよどみなく1時間30分話し続けた。講演慣れしているとはいえ、彼女の中には溢れる思いがあったようだ。彼女自身、今は恵まれない子たちのためにたくさんのボランティアに関わっているようだ。その中で、けっして大きなことを言わず、今困っている子どもたちに、一人一人ができることで手を差し伸べてほしい、と訴え続けた講演だった。

 私の日常では、そうした子どもたちを目にすることはほとんどない。しかし、私の目の届かないところで多くの貧困が潜んでいるらしいことを痛感させられた。サヘル・ローズさんの言葉を心に刻みつけておきたいと思う。

 「食フェスタ in 札幌」はサヘルさんの特別講演の後、道内の現状報告や、関係者によるパネルディスカッションが行われた。その詳細は割愛するが、日本の子どもたちがおかれている現状は私が理解しているよりはるかに厳しいものであるらしいことを痛感させられた今回の「食フェスタ in 札幌」だった。


宮の森アルテ・ムジクス アーベントムジーク

2023-03-07 11:23:57 | ステージ & エンターテイメント

 思わぬ形で水準の高い管弦楽団に出会った気分である。バロック、古典派の作品を演奏することを目的としたアマチュアの演奏集団ということだが、かなり高いレベルでハイドンやベートーヴェンの曲を古楽器も交えた構成で披露してくれた。

        

 3月4日(土)夜、札幌芸術文化劇場クリエイティブスタジオにおいて「宮の森アルテ・ムジクス アーベントムジーク」が開催された参加した。なぜこの演奏会に参加したかというと、その名前からしてなんとなく他の管弦楽団とは違うのかな?という思いと、チケットが法外に安価(500円)だったからだ。

 興味を持った楽団名、演奏会名について調べてみた。楽団名の「アルテ・ムジクス」とは、どうやらイタリア語で「アルテ」とは元々は団体とか、仲間という意味だったものが中世以降それに「芸術」という意味も含まれるようになったようである。そして「ムジクス」は研究家といった意味があるという。したがって「アルテ・ムジクス」とは(バロック、古典)音楽を研鑽する仲間的な意味を持たせたものと思われる。さらに「アーベントムジーク」は夕べの演奏会という意味のようである。

 開演時刻となって団員が入場するのを見て意外だった。なんと団員の数が40名を数える本格的ともいえる管弦楽団だったのだ。

 演奏する曲目がまた本格的だった。(バロック、古典を志向するということだから当然なことなのだが…)その演奏曲目を羅列してみると…、

 ◆J.ハイドン/交響曲第101番 ニ長調 Hob.I:101《時計》

   第1楽章 アダージョ‐プレスト ニ短調‐ニ長調、3/4拍子‐6/8拍子

   第2楽章 アンダンテ ト長調、4分の2拍子

   第3楽章 メヌエット:アレグレツト‐トリオ ニ長調、4分の3拍子

   第4楽章 フィナーレ:ヴィヴァーチェ ニ長調、2分の2拍子

 ◆J.ハイドン/トランペット協奏曲 変ホ長調 Hob. Vlle:1

   第1楽章 アレグロ 変ホ長調、4分の4拍子

   第2楽章 アンダンテ 変イ長調、8分の4拍子

   第3楽章 フィナーレ:アレグロ 変ホ長調、4分の2拍子

       ――― 15分の休憩を挟んで ―――

 ◆L.V.ベートーヴェン/軍隊行進曲集

   行進曲 へ長調 「ボヘミア守備隊のための」WoO.18

   行進曲 へ長調 WoO.19

   行進曲 ハ長調 「帰営のラッパ」WoO.20

   ポロネーズ ニ長調 WoO.21

   エコセーズ ニ長調 WoO.22

 ◆J.ハイドン/交響曲第100番 ト長調 Hob.I:100《軍隊》

   第1楽章 アダージョ‐アレグロ ト長調、2分の2拍子

   第2楽章 アグレット ハ長調、2分の2拍子

   第3楽章 メヌエット:モデラート‐トリオ ト長調、4分の3拍子

   第4楽章 フィナーレ:ブレスト ト長調、8分の6拍子

と曲目を見るだけで、音楽に興味のない方にはいったいどのような曲なのか想像もつかないような曲目が並べられた。もちろん私にとってもほとんどが初見(初耳)の曲目ばかりだった。

 演奏が始まってみると、なかなか実力がある管弦楽団であることを知らしめられた。管楽器と弦楽器のバランスもしっかりと取られ、心地良い音が耳に届けられた。敢えて素人の私が指摘するとすれば、弦楽器が細やかな音になるときにプロとの違いがやや明確になったところくらいか?その中でも私の目の前で演奏された第一ヴァイオリンのコンマスを務めた方はかなりの実力者と見た。彼の指運びは他のメンバーとは明らかに違った自信に満ちた指運びだったことが見て取れた。

   

   ※ 今回の演奏会とは若干雰囲気が違い、後方に合しよう団の方々が並んでいます。

 特徴的だったことは管楽器に古楽器(ピリオド楽器というのかな?)を取り入れていたことだ。バロックオーボエ、バロックファゴット、ナチュラル・ホルン、バロック・トランペット、キイトランペット、等々を用いているということだった。

 今演奏会の二曲目「ハイドンのトランペット協奏曲」はそのキイトランペット奏者の中村孝志氏のソロ演奏を中心とする一曲だった、また、三曲目の「ベートーヴェンの軍楽行進曲集」は管楽器だけによる演奏だった。

 楽団員お一人お一人を拝見すると決して若年者の集団ではなく、長い年月にわたってバロック音楽など古典音楽を追求されている方々だとうかがわれた。これはなかなか興味深い管弦楽団である。9月の定期演奏会にもぜひ足を運んでみたいと思っている。


旭山記念公園スノーシュー観察会

2023-03-06 13:47:47 | 環境 & 自然 & 観察会

 ようやく念願叶ったスノーシューの観察会だった。時折り雪が舞うコンディションだったが、ガイドの丁寧な説明を聞きながらの雪山歩きは心楽しいものがあった。

   

   ※ スノーシューを装着し、林の中を往く参加者たちです。

 3月4日(土)午前、旭山記念公園が主催する「スノーシュー観察会」があり参加した。

実はこの種の観察会は冬季の1月、2月、3月と開催されているのだが、かなり人気がある観察会で、私は1月、2月と希望したのだが定員となって希望を断られていた観察会だった。今回も申込日の時間に電話したがなかなか繋がらず、電話をかけ続けて30分後にようやく繋がりなんとか参加できたのだった。

 観察会は参加料が保険代だけで、しかもスノーシューは貸与されるとあって、特に初心者に人気のようなのだ。

   

  ※ 貸与されたスノーシューを装着している参加者です。(私はマイスノーシューで参加)

 午前9時30分、20名の参加者と、旭山記念公園の「山の家」(公園案内所)のスタッフ、協力員と総勢25名ほどでスタートした。雪の状態は多少腐れ雪状態だったが、スノーシューを付けないと雪山を歩き回ることは困難な状態だった。

 ガイドの方が適度に立ち止まりながら、葉の落ちた木々について説明してくれた。イタヤカエデ、イワガラミ、ミズキ、ヌルデ、シナノキ、アズキナシと次々とその木の特徴を説明してくれた。その中でヌルデというウルシ科の木が私には初耳の木だった。ウルシ科の木というとおり、人によっては肌がかぶれる場合があるという。また、ヌルデは荒地にいち早く生えてくるパイオニアツリーとしても知られているという。

   

   ※ 春先に大量の甘い樹液を出すイタヤカエデです。

   

   ※ ミズキについて説明するガイドの方です。

   

   ※ ヌルデの木を観察する参加者たちです。

   

   ※ 種子を付けたまま越冬したアズキナシです。(写真を掲載したのは説明いただいた一部の樹種だけです)

 私にとってこの種の観察会において苦手なのは鳥の観察である。ガイドの方は木の説明をしている際も、「あっ、シジュウカラが鳴きましたね」、「これはハシブトガラですね」と案内されたが、多少耳の能力に衰えがある私には一向に鳴き声が聞こえないのだ。また、スタッフの方が、今多くの人たちから愛されている「エナガが高い木の上に停まっている」と言われても、その姿を目にすることができなかった。唯一、集団で木の枝に停まっていたウソを目にすることができたが、遠くに停まっているウソの姿から他の鳥との違いを認識することはできなかった。

 私にとって探鳥は、その姿を見るために辛抱強く待つ忍耐心もかけているので端から諦めている。

 最後にガイドの方は公園内にある「赤池」に案内してくれた。当り一面が雪で真っ白に覆われているのに、「赤池」のところは水面が顔を出し、傍へ寄ると水が赤く変色していた。ガイドの方によると、「赤池」の周辺には鉄細菌というバクテリアがすんでいて、その鉄細菌が水中の鉄分からエネルギーを得ているが、その際の副産物として赤茶色に酸化した鉄の塊(酸化鉄)作り出し、それが水を赤く染めている、ということだった。

   

   ※ 雪の覆われた公園内に忽然と現われた水面です。

   

   ※ 近撮すると確かに水が赤く染まっていました。

 旭山記念公園の自然観察会はなぜか冬季しか開催されていない。夏季も、と思うのだが残念である。夏季は別のところで開催される観察会に今年も出かけたいと思っている。


ひな祭りにジャズを楽しむ

2023-03-05 18:43:39 | ステージ & エンターテイメント

 クラリネット奏者として国内でも屈指の奏者として知られる黒岩真美を中心とするバーティカル・トリオは濃厚なジャズというよりは、ジャズテイストをまとったソフトなジャズメロディを私たちに届けてくれた。

        

 3月3日(金)午後、かでる2・7の展示ホールにおいて「バーティカル・トリオ」を招いて「第14かでるひな祭りコンサート」が開催されたので参加した。

 バーティカル・トリオは、クラリネットの黒岩真美、ドラムスの白戸達也、ピアノの吉野有里の3人組である。三人ともに道産子であるが、黒岩は遠軽町、白戸は清里町と私の故郷オホーツク管内出身ということで別な意味で親しみを覚えたコンサートでもあった。

          

          

                 

コンサートの中で特に説明はなかったが「バーティカル(vertical)」とは、垂直とか、直立したという意味のようだが、はたしてどのような意味で付けられたネーミングなのだろうか?

 30分というミニコンサートで演奏された曲目は下のようなラインナップだったが、やはりこのようなコンサートではコアなファン向けというより、幅広い層に受け入れられることを意図した選曲と思われた。

        

 その中でも私が気に入ったのは、「星に願いを」、「鈴懸の道」といった耳慣れた曲をジャズテイストで聞けたことだ。黒岩真美さんはシエナウィンドオーケストラという国内でも有数の東京の吹奏楽団のクラリネット奏者をされているということで、その円熟し安定したクラリネットの音色が耳に心地良く届いたミニコンサートだった。

 ステージ(といっても聴衆と同じ平場だったが)には、いつものひな祭りコンサートと同様に雛飾りが設えられたステージで、ちょっぴりひな祭り気分を味わいながらのコンサートも粋なものであった。


球春到来!日ハムオープン戦 in 札幌ドーム

2023-03-04 21:26:38 | スポーツ & スポーツ観戦

 世の野球ファンはWBC一色の様相だが、どっこい我が日ハムも3月末の開幕を控え着々と爪を砥いでいる最中である。オープン戦の第一戦を札幌ドームで行うとは何か意味ありげであるが、久しぶりに札幌ドームに足を運んだ。

   

 ※ 私の席からではなく、外野席からドーム全体を撮った一枚。座席の下の方が空いています。

 今日の私は大忙しだった。午前中は旭山記念公園スノーシュー観察会に参加し、午後は日ハムのオープン戦、そして夜はクラシックコンサートと大忙しだった。

 そこで本日はとりあえず、ニュース性のあるオープン戦を取り上げることにした。どのような経緯で無料のチケットを入手できたのか記憶が定かでないのだが、(確か何かのキャンペーンに応募したのだ)ともかくチケットを入手できたことで観戦を決めたのだ。

 すると面白かった。私と同じように無料チケットで入場した人が多かったようだ。無料チケットの席であるグランドレベルから遠く離れた席は満席に近いのに、グランドに近い席は疎らな状態といういびつな客の入りだった。

   

  ※ 一方、ドームの天井に近い席は満員状態でした。

 試合前に今年日ハムに入団した新人選手、そして他球団から移籍してきた選手、コーチなどの紹介があった。数は数えていなかったが20人を超える人数だったようだ。今シーズンはかなりの選手、スタッフの入れ替えがあったようだ。そうした新加入の選手がいかに活躍するかが、今シーズンの日ハムの戦績に直結するのでは、と思えた。

   

   ※ オーロラビジョンに映し出された新加入の選手・スタッフです。(全員ではなかった)

 対戦相手は楽天イーグルスだった。日ハムの先発は下手投げの鈴木投手だった。彼は先発投手の一員として考えられているようだが、今日は不安定だった。1回に3点を献上し、4回にも本塁打を喫するなど散々だった。対する打線は楽天の田中将大投手に4回までわずか1安打に抑えられた。つまり4回を終わって0対4という散々なスコアだった。

   

   ※ 楽天の田中将大投手のフォームを思いっきりトリミングしてみたものです。

 このままの形勢で試合が終わると昨年と何ら変わらないチームとしか映らない。しかし、 今年は違った?楽天が田中投手を下ろすと(当初から4回までの予定だったようだ)、俄然打撃が活発になった。5回に清水選手が2点本塁打を放って空気が変わった。ハイライトは7回の日ハムの攻撃だった。清宮の二塁打を皮切りに打者一巡の猛攻で一挙7点を奪取したのだ。これは痛快だった。相手投手(辛島投手)の不甲斐なさもあったかもしれないが、見事な集中打だった。

   

   ※ 日ハムのレジェンド宮西投手は一回をきっちりと抑えて復活を印象付けました。

 この試合で新加入の加藤豪、矢澤、伏見といった選手が気を吐いた。もちろん清宮の2安打2打点も素晴らしいが、新加入の選手たちが気を吐くとなんだか新シーズンに期待が持てそうな気がしてくる。

 新球場のエスコンフィールドでこれまでの主力と新加入の選手が融合して化学変化を起こして大暴れしてほしいと道民の一人としては願いたいところだ。

   

   ※ ファイターズガールは来てないかも?と思われましたが、しっかりとキツネダンスを…。

 ところで広い球場で写真を撮りたいと多少ズームの効くカメラを持参したのだが、メモリーカードを入れ忘れたためにズームアップした写真を撮ることができなかった。いつものコンデジで撮ったものでお茶を濁したい。

 本日の試合のスコア

 

1

2

3

4

5

6

7

8

9

3

0

0

1

0

0

1

0

1

6

11

0

0

0

0

0

2

0

7

0

×

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オリンピアンに健康な身体づくりを学ぶ

2023-03-03 16:52:27 | 講演・講義・フォーラム等

 “鈴木靖” というと、我々世代ではスピードスケート短距離の選手として有名だった。彼は1984年のサラエボオリンピックに出場したオリンピアンである。その鈴木からシニア世代の健康な身体づくりを学んだ。

   

 本日(3月3日)午前、中央区民センターにおいて健康づくり交流会「オリンピアンに学ぶ健康な身体づくり」と題する講座が開催され参加した。講師は前述のとおり鈴木靖氏であった。

          

 鈴木氏は現役引退後に札幌医大で解剖学・生理学を学び医療にも通じたスポーツマンとして、現在JR北海道スケートチームの監督などを務めているということだ。彼はまた「北海道オール・オリンピアンズ」を起ち上げ、その中心メンバーとして多方面で活躍しているが、今回もその一環としての活動だと思われる。

          

        ※ さすがオリンピアン!とても60歳とは思えない若々しい身体つきです。

 講座の参加者は平日の昼間であるから当然のようにシニア世代がほとんどだった。健康づくり交流会という名称にも表れているが、主たる参加者は中央区内で活動している健康づくりグループに所属されている方々が中心のようであった。

 講座はまず、医学を学んだ鈴木氏らしく「身体のしくみを知って健康寿命を伸ばしましょう」という趣旨から、身体各部の仕組みについての解説から始まった。資料などの配布がまったくなかったために、お話された多くは右の耳から左の耳へと聞き流さざるを得なかったが、その中で “呼吸” の話は興味深かった。酸素を鼻から取り入れる際に、鼻を通過することによって加湿、加温、異物の捕獲といった働きがされていること。また鼻は “交代制鼻開” と称して片側の鼻の穴から空気を出し入れし、それを1~3時間ごとに交代しているそうだ。さらに “痰” も異物を肺に入れないための作用だということなどの説明は私にとっては新鮮だった。(これらのことはあるいは常識?)また、耳(外耳、中耳、内耳)や目が身体のバランスを保つうえで大切な役割をしていることについても指摘された。

 その他、筋肉、腱、靭帯などについての説明があったが、十分にメモしきれなかったこともあり割愛することにしたい。

 座学の後に、実際に身体を動かして主として身体各部のストレッチの仕方の指導を受けた。身体の各部位を伸ばしたり、縮めたり、あるいは指圧のように押したりと、家庭で気軽にできる運動を教えていただいた。ふだんあまり意図的にそうした運動をしていない私にとっては心地良い刺激が身体に残った。日常を運動の大切さを再認識した思いである。

   

   ※ 鈴木氏の指導のもと、熱心に健康な身体づくりを学びました。

 ただ、残念だったのはその場で教えていただいても、そうした運動を逐一記憶はできない。ほとんどは忘れてしまっている。できれば簡単に資料でも用意していただければと思ったのだが、それは贅沢な要求だろうか?まあ、書店などへ行けば、そうした類の指導書はたくさんあるだろうから、それらを参考にして意図的に運動しなければと痛感した講座だった…。


北海道低山紀行 硬石山(登頂断念!)

2023-03-02 16:31:46 | 北海道低山紀行 & Other

 う~ん。春山の腐れ雪の中を徘徊することおよそ1時間30分、体力の限界に達してしまった。あと30分も頑張れば、あるいは何とかなったのかもしれないが、老体にこれ以上ムチは打てなかった…。潔く敗退を決めた私だった。

 2週間前に腰を打ったところの回復状態が思わしくなく、このところ運動系は控えてきた。腰の状態はそれほど酷くはないのだが痛みがなかなか引かなかった。そこで昨日、整形外科で診察をしてもらったところ、レントゲンでも異常は見つからず担当医は「全く問題ない!」と太鼓判を押してくれた。そうすると気分は俄然ポジティブとなった。「どこか軽い山に登ろう!」と思い立った。目指すは「札幌50峰」にも入っている標高371mの硬石山(「こうせきやま」とも「かたいしやま」とも呼ぶらしい)である。

 硬石山については、国道を走っていると裾野部分が採石場になっているのでその場所については知ってはいたが、登山についての知識は皆無だった。ウェブ上を繰ってみると「サクッと登る」とか「朝、出勤前に登る」などの記述があり、「あるいは私でも登れるのでは?」との思いから「登ってみよう!」と思い立った山だった。

   

  ※ 札幌市内から走り石山橋を過ぎたところで駐車したのだが、車の跡がなく不安になった。

   

   ※ 徒歩で周囲を観察したところ「硬石山」の表示を見つけてホッとしました。

 ところが硬石山は、サクッと登れる山でも、朝飯前の山でもなかった。私が登ろうとしている冬山は、ほんとの小さな山ばかりで足跡がはっきり残っているような山ばかりである。ところが硬石山は数日来の降雪で先行者の足跡は残っていなかった。雪の状態はここ数日の高音のために腐れ雪状態、おまけに深雪でもあったのでスノーシューを装着しての登山となった。登山道らしきところに残っていたのは大量の糞を残しながら周辺を徘徊しているエゾシカの足跡ばかりだった。その足跡に残る大量の糞を踏みしめながら(これが気分がよろしくない!)あちこちと歩き回ったのだが、なかなか本来の登山ルートに乗ったという感覚が持てなかった。

   

   ※ 登山口に表示されていた案内図です。私は東回りコースを取りました。

 30分間徘徊した後、一度登山口に戻り登山口に表示されていた「東回りコース 夏道 低山ですが急登です。積雪期は滑落の恐れあります!それなりの装備をして登って下さい」という注意書きを見て、そこを避けたのだが頼るものがなかった私はその夏道といわれるコースを辿ってみることにした。相変わらずのエゾシカの通った跡であったが、急登を尾根まで上ると、微かに先行者の足跡らしきものが残っていた。エゾシカの足跡が私を惑わせたが、なんとか微かな先行者の足跡を追いながらゆっくりと一歩一歩高度を上げていった。しかし、腐れ雪は私の体力を徐々に奪っていった。表示のところから登り始めて55分、山頂と思われる所は頭上遠くにの望むことはできたが、無理をするのは絶対に禁物と思い、潔く登頂断念を決めた。

   

   ※ 山の裾野は写真のようなエゾシカの足跡がいたるところにありました。

   

   ※ エゾシカの糞ももういたるところに転がっていました。

   

  ※ やや写りが悪いですが、エゾシカたちはこうして木の皮を食べ尽くして冬の命を保ちます。

 下山がまだ大変だった。腐れ雪の上、深雪状態は急斜面でスノーシューの爪ではブレーキが効かなかった箇所が何度もあり、私は3度も転倒しながらなんとか登山口に戻ってくることができた。低山といえども侮ることなかれ!である。今の気分としてはリベンジは難しいかな?という気分である。

   

   ※ この表示にはビビりましたが、選択肢がなくなり夏道コースを辿ることにしました。

   

   ※ 急登を登り、尾根道に出たところだと思います。

   

   ※ 振り返ると石山地区の街並みが眼下に見えました。

   

   ※ 登頂を断念したポイントです。

【硬石山 登山データ】
標 高  371m

行 程  登山口→(30分)→登山口周辺徘徊→(55分)→登頂断念→(30分)→登山

     口   駐車場無し

天 候  晴れ、微風

登山日  ‘23/03/01