世の野球ファンはWBC一色の様相だが、どっこい我が日ハムも3月末の開幕を控え着々と爪を砥いでいる最中である。オープン戦の第一戦を札幌ドームで行うとは何か意味ありげであるが、久しぶりに札幌ドームに足を運んだ。
※ 私の席からではなく、外野席からドーム全体を撮った一枚。座席の下の方が空いています。
今日の私は大忙しだった。午前中は旭山記念公園スノーシュー観察会に参加し、午後は日ハムのオープン戦、そして夜はクラシックコンサートと大忙しだった。
そこで本日はとりあえず、ニュース性のあるオープン戦を取り上げることにした。どのような経緯で無料のチケットを入手できたのか記憶が定かでないのだが、(確か何かのキャンペーンに応募したのだ)ともかくチケットを入手できたことで観戦を決めたのだ。
すると面白かった。私と同じように無料チケットで入場した人が多かったようだ。無料チケットの席であるグランドレベルから遠く離れた席は満席に近いのに、グランドに近い席は疎らな状態といういびつな客の入りだった。
※ 一方、ドームの天井に近い席は満員状態でした。
試合前に今年日ハムに入団した新人選手、そして他球団から移籍してきた選手、コーチなどの紹介があった。数は数えていなかったが20人を超える人数だったようだ。今シーズンはかなりの選手、スタッフの入れ替えがあったようだ。そうした新加入の選手がいかに活躍するかが、今シーズンの日ハムの戦績に直結するのでは、と思えた。
※ オーロラビジョンに映し出された新加入の選手・スタッフです。(全員ではなかった)
対戦相手は楽天イーグルスだった。日ハムの先発は下手投げの鈴木投手だった。彼は先発投手の一員として考えられているようだが、今日は不安定だった。1回に3点を献上し、4回にも本塁打を喫するなど散々だった。対する打線は楽天の田中将大投手に4回までわずか1安打に抑えられた。つまり4回を終わって0対4という散々なスコアだった。
※ 楽天の田中将大投手のフォームを思いっきりトリミングしてみたものです。
このままの形勢で試合が終わると昨年と何ら変わらないチームとしか映らない。しかし、 今年は違った?楽天が田中投手を下ろすと(当初から4回までの予定だったようだ)、俄然打撃が活発になった。5回に清水選手が2点本塁打を放って空気が変わった。ハイライトは7回の日ハムの攻撃だった。清宮の二塁打を皮切りに打者一巡の猛攻で一挙7点を奪取したのだ。これは痛快だった。相手投手(辛島投手)の不甲斐なさもあったかもしれないが、見事な集中打だった。
※ 日ハムのレジェンド宮西投手は一回をきっちりと抑えて復活を印象付けました。
この試合で新加入の加藤豪、矢澤、伏見といった選手が気を吐いた。もちろん清宮の2安打2打点も素晴らしいが、新加入の選手たちが気を吐くとなんだか新シーズンに期待が持てそうな気がしてくる。
新球場のエスコンフィールドでこれまでの主力と新加入の選手が融合して化学変化を起こして大暴れしてほしいと道民の一人としては願いたいところだ。
※ ファイターズガールは来てないかも?と思われましたが、しっかりとキツネダンスを…。
ところで広い球場で写真を撮りたいと多少ズームの効くカメラを持参したのだが、メモリーカードを入れ忘れたためにズームアップした写真を撮ることができなかった。いつものコンデジで撮ったものでお茶を濁したい。
本日の試合のスコア
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1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
計 |
安 |
失 |
楽 |
3 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
1 |
0 |
1 |
6 |
11 |
0 |
日 |
0 |
0 |
0 |
0 |
2 |
0 |
7 |
0 |
× |
9 |
10 |
2 |