田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌ウォーク 63 西区・鉄工団地コース

2009-03-21 16:31:06 | 札幌ウォーク & Other Walk
【札幌ウォーク】とは、札幌市保健福祉局が各区に呼びかけウォーキングコースの設定を提唱した。これに応える形で中央区25、北区5、白石区6、豊平区9、清田区5、西区21、手稲区9、厚別区13の計93コースが設定された。(東区と南区は未設定)この設定された93コースを実際に歩いてレポートしようと挑戦しているのが【札幌ウォーク】です。

 「名は体をあらわす」とはこのようなコースのことを言うのでしょうか。コースの両側にはさまざまな鉄工関係の会社が並び、まさに鉄工団地の様相を呈していました。

 久しぶり!実に久しぶりの札幌ウォークでした。
 まだ「ウォークシーズンには少し早いかなぁ」と思いましたが、道路から雪が消えたこともあって勇躍コースに飛び出しました。

 鉄工団地コース(マップ)3.0kmのスタート地点は「発寒北まちづくりセンター」です。スタート地点までは、これもまた久しぶりに自転車を駐輪場から引っ張り出し向かいました。
 晴れてはいたのですが風はまだ冷たく、春まだ浅きの感じの中を35分かけてスタート地点に立ちました。
        
     ※ 発寒北まちづくりセンターです。左の遠方に札樽自動車道が写っています。

 発寒北まちづくりセンターはちょうど札樽自動車道の真下にありました。
 コースは発寒北まちづくりセンターから稲山通を北上し、やがて左折し北西に進路をとることになります。
 北西方向に向かうと街の様子が明らかに変わり、鉄工所や製作所などが目立つようになってきました。鉄工団地の始まりのようです。
        
        ※ ご覧のような光景が延々と続きます。

 コースの途上には「琴似工業高校」があり、周りの工場地帯の人材を養成する学校としておあつらえ向きのような立地です。
 そしてまた、工業高校の隣にはこれまたいかにも鉄工団地の公園らしい名の「鉄興公園」があります。
        

 コースはやがて南西方向に左折し、さらに南東方向に左折し、スタート地点に還ってくることになります。
 コース内のほとんどはさまざまな鉄工関係の会社や工場が並んでいます。
        

 鉄工団地らしいなぁと思ったのは、コースの途中に「鉄工団地共同給食センター」という看板を見つけたときでした。周辺の社員や工員の昼食を提供しているところなのでしょう。
        

 コースの終盤、JR函館本線が近くなると市営住宅や戸建の住宅が目立つようになってきました。職住接近ではあるものの、やはり工場地帯と住宅地帯の棲み分けがあるようです。
        
        

 休日でしたから人の動きも車の動きも少なかったですが、平日だとまた様相が一変するのではと想像された鉄工団地コースでした。

 《ウォーク実施日 ‘09/03/21》

(余話)
 本当に久しぶりの札幌ウォークでしたが、肌寒さはあったもののやはりウォーキングは気持ちの良いものです。
 残りは30コースです。日一日と春めいてくる札幌市内のウォーキングをこれから楽しみたいと思います。
 

札幌麺紀行 86 板そば「なみ喜」本店

2009-03-20 16:33:19 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行
 大きくゆったりした店内は活気にあふれ、店自慢の十割そばをトリ天とともに美味しくいただくことができました。

 板そば「なみ喜」本店は宮の森北24条通りに面してありました。以前訪れた江戸蕎麦切屋「真々庵 樽そば」が同じ通りにあり、覇を競っているのかもしれません。
        

 今回、私たちは(妻も同行しました)開店と同時に入店しました。これが正解だったようです。開店と同時に次々と訪れる客で駐車場は瞬く間に満杯となってしまいました。
 店内は広々としていて、ゆったりした気分で食事が楽しめるようになっています。
        
 
 さて注文ですが、この店の一押しは「とり天板」という鶏肉の天ぷらが盛られた冷たいそばのようでした。しかし、この日は肌寒くとても冷たいそばという気分にはなれず、同じ鶏肉の天ぷらが盛られた温かバージョンの「温鳥天」(800円)にしました。
        

 店員さんが運んできた「温鳥天」は写真でご覧のとおり鶏の胸肉の天ぷらが4枚ドーンと載っていてボリューム満点です。
 事実、私は4枚の天ぷらを食べ尽くすのにずいぶん時間もかかり、お腹の方も十分膨らみました。
 そばは田舎風の十割そばとのことですが、いろいろと工夫が施されているのでしょう、見た目よりはるかに滑らかな喉越しでした。

 たれもダシが効いてなかなか美味しかったのですが、私にはやや濃いめかなと思われました。
 しかし、とても美味しく満足できた「温鳥天」でした。 


板そば「なみ喜」本店 データー
札幌市北区北24条西13丁目2-1(地図)
電話    011-746-0156
営業時間  11:00~21:00
定休日   木曜日
駐車場   6台
座席    60席(カウンター・テーブル・小上がり)
入店日   ‘09/03/07

(余話)
 札幌麺紀行もいよいよゴール直前となりました。
 残りは藤野にあるそば処「古楽」だけです。
 できれば明日にでも、と思っています。

札幌麺紀行 85 麺処「まるは」

2009-03-19 16:58:20 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行
 連日の西岡地区のラーメン店だったのですが、正直言ってトータル的には「???」といった感じのお店でした・・・。

 前日に続き、西岡方面で残っていた麺処「まるは」を訪れました。
 この日の午前中は、札幌ドームでボランティアの「マナー研修会」があったので、その足で福住駅からバスを駆り西岡に向かいました。
 こちらの方が前日の「極」よりなお札幌大学に近いところにありました。
                

 店に入り注文をしようとしました。
 すると店員の女の子が「当店はチケットを販売機から購入するシステムになっています」と案内してくれたのですが、その言葉がいかにも事務的で初めての客に対する応対とはとても思えない冷たい態度に映りました。
 マナー研修会を終えたばかりの私には、「接客の基本からなっていないなぁ」と思わせてくれました。

 他の客にはと注意していると、他の客に対しても店主、店員とも失礼な言動が目立ち、ちょっと勘違いしているのではと思わせる場面が目立ちました。
 そういう目で見るものですから、店内の客席の一部に荷物が山積みになっているのも気がかりになりました。

 さて肝心のラーメンの方ですが、ここでも一押しの「中華そば しょうゆ」(750円)を注文しました。
 別に「しょうゆラーメン」というのもありましたが、その違いはしょうゆラーメンが豚骨スープなのに対して、中華そばは魚介スープだという説明が書いてありました。
        

 出てきた中華そばは確かに魚介系のスープでしたが、魚介を意識し過ぎなのではとも思えるスープの味でした。
 特別味に不満があったわけではありませんが、前述のようなことがあまりにも目に付きすぎ、再び訪れてみたいという気持ちには到底なれないお店でした。
 私にしては少々厳しい評価となってしまいましたがゴメンナサイ。

麺処「まるは」 データー
札幌市豊平区西岡4条8丁目4-1(地図)
電話    011-854-5260
営業時間  11:00~15:00 17:00~21:00
      (土日祝 11:00~20:00)
定休日   木曜日
駐車場   2台
座席    20席(カウンター・テーブル)
入店日   ‘09/02/15


(余話)
 ワールド・ベースボール・クラッシック(WBC)の日本代表の試合を毎回ハラハラしながら楽しんでいます。
 今日再びキューバを破り、決勝大会への進出を決めてくれました。
 ホッとしながら、あと数試合楽しめることを喜んでいます。


札幌麺紀行 84 らぁめん道場「極」

2009-03-18 21:12:05 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行
 化学調味料を一切使わず、野菜類は無農薬栽培のものを使用とこだわりのある「塩らぁめん」は超アッサリ系でした。 

 2月の雨も珍しくなくなった昨今ですが、そぼ降る雨の中、西岡の札幌大学に近いらぁめん道場「極」(きわみ)に行ってきました。
 我が家から札幌を縦断するように走って15km、時間にして30分以上かかったと記憶しています。
 一杯のラーメンに15kmも走るとはいかにも不経済ですが、これも目的完遂のためにはしかたありません。

 らぁめん道場「極」は、通称「水源池通り」という比較的交通量の多い通りに面したマンションの1階に飲食店が並ぶ一角にありました。
 店内はテーブル席があるとはいえ、カウンターが主の造りになっていました。
 注文は私も妻もこの店一押しの「塩らぁめん」(700円)にしました。
                

 元野球選手(社会人野球?)という主人はちょっと髭を生やし、キャップを被りちょい悪オヤジを演出しています。
 出てきた塩らぁめんは見た目が美しくトッピングされており、主人の美的感覚がうかがえます。
 例によってスープを一口。「う~ん?薄味だなぁ…」というのが第一印象でした。そしてコクをあまり感じないのです。
 一般のラーメンの味に慣れてしまった私の舌には少し物足りなくも感じたのですが、あるいはこちらの方が本物なのかも知れません。
        

 麺は鹹水の使用量を抑えた麺で、私好みの麺でした。
 また、チャーシューは火で炙りこげが香ばしさを醸し出していました。
 スープが薄味だなぁ、と思いつつとうとう飲み干してしまいました。

らぁめん道場「極」 データー
札幌市豊平区西岡4条東9丁目 グリーンヒルシャトー1F(地図)
電話    011-853-8989
営業時間  11:00~15:00 17:00~21:00
定休日   第2・4水曜日
駐車場   3台
座席    15席(カウンター・テーブル)
入店日   ‘09/02/14

プロスポーツパネル展

2009-03-17 16:01:36 | スポーツ & スポーツ観戦
 道庁1階ロビーでは企業や団体などのPR展が開催されることがありますが、現在は道内のプロスポーツチームのパネル展が開催されています。

 重い話題の翌日は、明るく軽い話題でいきたいと思います。

 北海道庁の1階ロビー(中央区北3条西6丁目 こちら地図)では企業や団体などが道民向けのPR展がしばしば開催されています。
 16~19日にかけては北海道に本拠地を置く四つのプロスポーツチームのパネル展が開催されていると知り、ちょっと覗きに行ってきました。

 それほど広いスペースではないので、展示内容は限られたのだと思われますが、それでも各チームは工夫を凝らし写真パネルやポスター、マスコット人形、各種パンフなどを並べてPRしていました。
 その中でも、コンサドーレ札幌はパネルだけではなく会場内で試合のVTRを放映し、応援歌を流すなど最も充実していたように思われました。コンサドーレサポーターを自認する私としてはちょっとだけ嬉しい瞬間でした。

 それにしても北海道に四つのプロスポーツチームが存在するというは、少し前までは考えられないことでした。スポーツ大好き人間の私にとってはとても幸せな状況にあります。
 コンサドーレの試合だけではなく、機会を見つけて他のチームの試合にも応援に駆けつけたいと思っています。

 四つの全てのチームが道民から愛され、応援を受けて、チームとしても、企業としても強く大きくなってほしいと願っています。
 そのためにはもう少し道民の関心が高まることが必要かな、とも思います。

        
        ※ コンサドーレ札幌のコーナーです。展示が最も充実してい
         たように思われました。

        
       ※ 北海道日本ハムファイターズのコーナーです。意外とあっさり
        した展示は、北海道民に受け入れられたという余裕でしょうか?

        
        ※ レラカムイ北海道のコーナーです。パネル展示が小さく
         ちょっと寂しい感じがしました。

        
        ※ 今年から日本フットサルリーグに参戦するエスポラーダ
         北海道のコーナーです。健闘を期待しましょう。

移植医療を考える

2009-03-16 17:06:45 | 講演・講義・フォーラム等
 これまで真剣に考えたことのなかった移植医療について、いろいろと考える機会を与えてくれた市民公開講座でした。

 私のブログとしては珍しくシリアスな話題を取り上げてしまうことになりました。
 特別関心があったということではなかったのですが、3月13日(金)夕刻道新ホール(中央区大通西3丁目 こちら地図)で開催された日本移植学会が主催する市民公開講座「日本の移植医療を考えるシンポジウム」に参加してきました。
        

 開催の趣旨をごく粗くまとめると以下のようになるでしょう。
「先進医療技術を持つ国の中で日本は極めて臓器移植の少ない移植医療後進国であり、移植医療を必要とする患者の多くが国外で臓器移植を受けている現状である。(特に小児の臓器移植)ところが2008年のイスタンブール宣言において、国外での臓器移植が原則的にできなくなった。日本国内において脳死状態での臓器提供者を増やすために国民的な理解と協力によって、臓器提供を待ち続ける患者の命を救いたい。」
という趣旨と理解しました。
        
      ※ 元HBCアナウンサーの松永俊之さんが総合司会を務めました。

 シンポジウムでは、著名な移植医やそれに関わる医療者が国内外から出席し、日本の憂慮すべき現状やアメリカの状況などについて報告・発言がありました。
 また、移植を待つ患者、移植を受けた患者の声も報告されました。
 特に北海道内において膵臓・腎臓の同時移植を受けた患者さんが実名で登壇し、32年間の長きにわたる闘病生活を経た後、健康体に戻った喜びを語った話には胸を打たれました。
        
        ※ 国内外から5名の医療者が参加しパネルディスカッション
         が行われました。

 私のように価値観のやや固まった人間はどうしても「臓器移植」ということには及び腰のところがある、というのが正直な気持ちです。人間の死ということに対してもこれまでの伝統的な考え方に縛られている面があることも事実です。
 しかし、今回のシンポジウムに参加して「臓器移植」によって救える命がたくさんあること、たくさんの患者が「臓器移植」を切望していることが分かりました。
 今は健康体である自分が「臓器移植」を望む側になった場合のことなどを想定しながらこの問題を考えてみたいと思いました。 (フーッ、シリアスな問題は肩が凝りますね)

キロロスキーリゾート

2009-03-15 19:37:24 | スポーツ & スポーツ観戦
 あらゆるシチュエーションでスキーを経験してきた私ですが、雪と突風のために思わず滑走をストップしてしまったことはあまり記憶にない体験でした。

 札幌近郊のスキー場で唯二(もう一つは藤野スキー場です)未体験のスキー場だったキロロスキーリゾート(余市郡赤井川村常磐 こちら⇒地図)に昨日知人のI氏と行ってきました。
        
        ※ 我が愛機とキロロスキーセンターの建物です。

 札幌は朝から雨模様でしたが、キロロも雨こそあがったものの不安定な天候で、強風のためにゴンドラは運転を止めていました。
 キロロは札幌からはかなり奥地に入ったところにあるので、雪質に少しは期待していたのですが、やはり3月の雪ですね。いわゆるクサレ雪の状態でした。

 雪の状態は仕方ないものとして、私とI氏は次々と斜面を移りながら滑りを楽しみました。雪は多少重いものの、適度な斜度があるためにけっこうスピードが出て楽しむことができました。
 大きくは麓から延びる3本の高速リフトで、5つのコースを午前中は楽しみました。
 しかし、ゴンドラの運転休止とともに、山頂に延びるリフトも全て風のために運転休止となっていました。
        
        ※ ご覧の高速リフトも強風のため低速運転でした。

 午後です。
 午前中に利用した麓からのリフトも次々と風のために運転休止に追い込まれ、最後には1本のみの運転となってしまいました。
 そのリフトを利用して滑っていたときでした。
 時おり強い風は吹くものの、滑走するには特に支障は感ずるほどではないと思っていたのですが、突然滑走中に激しく雪が降る中で突風が吹き、前が見えぬどころか体まで吹き飛ばされそうになり、思わず滑走を止め体を縮めました。周りを見ると全てのスキーヤーがそうしていました。
 ほんのひと時でしたが、あまり経験したことのない突風を体験しました。

 キロロスキーリゾートですが噂に聞いていたとおりかなり奥まったところにあり、札幌から車で約1時間半くらいかかります。
 山としてはまあまあスキーヤーを満足させてくれる山ですが、その程度の山は札幌周辺にはたくさんあるように思います。
 セールスポイントは高級感を演出しているということでしょうか。
 しかし、休日にしてはスキーヤーの数はそれほど多いとは感じられませんでした。
 スキーヤーの減少が叫ばれる今、生き残るにはなかなか大変なのではないだろうか、ちょっと覚めた目で見てしまいました。
        
        ※ スキーセンター付近ですが閑散とした感じです。
          写真を写したときはちょっと極端ですけどね。


(余話)
 久々のスキーを大いに楽しんだのですが、張り切りすぎてどうやらガラスの腰を痛めてしまったようです。
 今日は札幌ウォーク、そして札幌麺紀行を予定していたのですが全てキャンセルして家でじっと静養に努め、コンサドーレの第二戦をTV観戦しました。初勝利と結果オーライでしたが、誉められた試合内容ではなかったと思います。ストレスがたまり、腰にも良くなかったなぁ…。
 久しぶりの腰痛ですが、じっとして回復を待とうと思います。

ジャス愛好会 涙(?)の解散会

2009-03-14 21:19:07 | ステージ & エンターテイメント
 職場の中に密かに生息していた「ジャズ愛好会」でしたが、異動の時期となりあえなく解散の憂き目となってしまいました。(;-;)

 11日の夜、職場の「ジャズ愛好会」(そんなものあったんかいな、という声が聞こえてきそうですが・・・)の解散会を琴似のライブハウス「Radio & Record」(西区琴似1条4丁目 ニシムラビル3F ここです地図)で行いました。
 何せ3人のメンバーのうち、この春2人が転任してしまうため残るのは私一人となってしまうというわけであえなく解散の事態となってしまったのです。
        
        ※ 店は3階のため外観が撮れなかったため、店の案内
         を写しました。

 最後の夜は、ピアノ・ベース・ドラムのトリオの演奏でした。小樽商大のメンバーとか。
 昨夜の演奏は三者三様の感想だったようです。ノリノリだったA氏。「もっと引っ張るところがあっても…」と語ったB氏。対する私はどうもジャズ&ジャズしたアップテンポの曲にはちょっとついていけないところがあることを再認識させられました。年齢のせいでしょうかねぇ…。
        
       ※ ちょっと遠慮して撮ったために、メンバー
         の姿がほとんど分かりませんねぇ。

 私にはスタンダードナンバーな曲とか、ソウルフルなもの、つまり黒岩静枝的な曲がピタッとくるんですよね。そうそう先日の「石垣島のブーちゃん」のブルースも良かったぁ。

 と言いつつも「ジャズ(=自由な音楽)はいいねぇ」と琴似の夜に酔った三人でした。

        
        ※ これはけっして私が食したものではありません!某氏が
         食した超辛い坦坦麺です。私にはとても無理です。
        
※なお、「Radio & Record」は平日はミュージックチャージも取らず、リーズナブルにジャズが楽しめる店としてお勧めです。

スージー オン ステージ

2009-03-13 21:27:34 | ステージ & エンターテイメント
 年輪を重ねてきた彼女の歌は優しく…
 激動を中を生き抜いてきた彼女の歌は激しく…
 そして、全てを知り尽くした彼女の歌は時に切なく…
 全身で、魂の底から歌う彼女の歌は私の奥底にズシンと響く…

 スージーこと黒岩静江さんの歌声を再び聴くことができました!
 話は少し古くなりますが、沖縄の離島から帰ってきた翌日(3月1日)、厚別区民センター(厚別区厚別中央1条5丁目 地図)で行われた「黒岩静江ジャズコンサート」に足を運びました。
        

 もう一昨年になりますが、今回と同じように旭山通地区センターで開催された彼女のコンサートを聴き、すっかり魅了されてしまいました。(その時のレポートはこちら)その後、彼女が経営するライブハウス「DAY BY DAY」に2度ほど足を運び「彼女の声を再び!」と思いましたが、彼女の歌を聴くことは叶いませんでした。(彼女は外部コンサートが多くなっていたのです)

 厚別でコンサートがあると知り、厚別在住の知人にお願いしてチケットを入手してもらい、一年半ぶりに黒岩静枝の歌を堪能することができたのです。
 彼女の歌は色あせるどころか、ますます深みを増して、彼女が「人生は60から」というようにパワフルに10数曲を一気に歌い上げました。
        
 今回もまた、黒岩静枝が歌う曲を懸命にメモしました。アンコールを含めて2~3曲メモできなかった曲もありましたが、以下のような曲を披露してくれました。

 ◇「ヒァ・カム・ザ・サン(Here Comes The Sun)」
 ◇「テネシー・ワルツ(Tennessee Waltz)」
 ◇「オン・ザ・サニーサイド・オブ・ザ・ストリート
           (On The Sunnyside Of The Street)」
 ◇「白い思い出」(日本の曲)
 ◇「花はどこへ行った(Where Have All The Flowers Gone)」
 ◇「ピープル(People)」
 ◇「アイ・ビリーブ・イン・ミュージック(I Believe In Music)」
 ◇「手紙 ~拝啓十五の君へ~」(アンジェラ・アキ作詞・作曲)
 ◇「人生の扉」(竹内まりあ作詞・作曲)
 ◇「イマジン(Imagine)」

 「手紙 ~拝啓十五の君へ~」という曲を彼女も感動してラインナップに加えてくれたことに、私自身もとても感動しました。彼女は今やジャズシンガーという域を超え、あらゆるジャンルの歌をソウルフルに歌うシンガーの道を歩み始めたようです。
        
        ※ 「手紙~拝啓十五の君へ~」を熱唱するスージーと
         彼女の教え子たちです。        

 彼女の声を私は「重低音の響き」と称しましたが、某紙は「重厚でハスキーな声」と表現していました。どちらも的を得た表現のように思います。
 これからも機会あるごとに重厚でハスキーな重低音の響きを楽しみたいと思っています。
        
       ※ コンサートを終え、観客に挨拶をする伴奏の佐々木慶一
        トリオと黒岩静江さんです。        

札幌麺紀行 83 蕎麦切り「春のすけ」

2009-03-12 19:06:59 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行
 完全手打ち十割そばを謳う「春のすけ」はなかなかの本格派。お勧めに十分値する店だと思います。

 地下鉄東豊線「さっぽろ」駅から徒歩10分。蕎麦切り「春のすけ」は商店や事業所、飲食店などが軒を連ねる通称「ファイターズ通り」の一角にありました。
 エントランスは「えっ!」とするほど古めかしく感ずるのですが、どうやらそれも蕎麦屋さんらしい演出のようで、店の内部は綺麗に整えられ清潔感が保たれた空間でした。
        
        ※ 外観は一見くたびれた田舎のそば屋さんの感じなのですが・・・

        
        ※ 中に入るとご覧のとおり和風モダンという感じです。

 私が注文したのは、この店の一押しらしい「ネギ天そば」(840円)でした。
 お店のメニューの説明ではネギの天ぷらと豚肉がトッピングされているとのこと。
 出来てきた「ネギ天そば」のタレをまずは一口。う~ん。よくダシが効いている上に豚肉の脂がほどよく溶け込んで旨味を増幅しています。
 そばは十割そばらしいコシの強さとコクを感じさせてくれるものでした。温かいそばには太麺が供されるとありましたが、いわゆる十割そばの無骨な太いそばのイメージはなく「やや太いかな」という程度の太さです。
        
        ※ トッピングされたネギの甘みが堪りません。

 ネギの甘みと豚肉の脂が溶け合って絶妙のハーモニーを醸し出す「ネギ天そば」は満足の逸品でした。
 さらに、温かいそばにも提供されるというそば湯は「純正そば湯」と称して、そばをあげた後の湯ではなく、別途そば粉を溶いて作ったというとろみ十分のそば湯がまた絶品でした。
 そば好きさんにはぜひ訪れてほしい一店ですよ!

蕎麦切り「春のすけ」 データー
札幌市東区北7条東3丁目15-72(地図)
電話    011-742-1290
営業時間  11:00~15:00 17:30~21:00
定休日   土曜日
駐車場   3台
座席    20席(カウンター・小上がり)
入店日   ‘09/02/11


(余話)
 だいぶん日が長くなってきました。
 17時30分退勤でも外はまだ明るかったですね。調べたところ札幌の今日の日の入り時刻は17時37分とか…。
 それでも先日までいた沖縄では18時37分だそうです。
 そういえば沖縄の大規模校では(けっして離島の学校ではありません)小学校でも校外生徒指導が大きな問題なのだ、とある先生がおっしゃっていました。暖かい上に、日の入りが遅いということで子どもたちはいつまでも家に入らないことからいろいろと問題が生じると言っていました。なるほどねぇ~。