今回の沖縄離島の一人旅は、私に一人旅の醍醐味を呼び覚ましてくれたように思います。
今回、旅から還って私の中では「一人旅最高! 沖縄の離島最高!」という言葉が自然に浮かんできました。
私は「沖縄の離島を目ざす」シリーズの最後に「40年前のノスタルジーに浸る旅に出ようと思う」(その記事はこちら⇒)と記しました。
40年前のヨーロッパ・アジアの一人旅で私の中に宿った一人旅のDNAは、私の中でひっそりと生き続け、それが忽然と目を覚ましたようなのです。
何をするにも自己決定・自己責任で処理し、
アクシデントも、思わぬ喜びも自分の中で消化する。
足の向くまま、気の向くまま、予定変更も日常茶飯なことで、
けっしてリッチな旅ではないけれど、それだけ地元の人たちとの触れあいの機会も増える。
確かに体力はそれなりに衰えを感じたけれど、
確かに瑞々しい感性はどこかに置き去られてきてしまったけれど、
私の中に40年前のあの感覚がどこかに残っていたのは確かでした。
「水を得た魚」という言葉があるけれど、今回の8日間の私はまさに水を得た魚のごとく一刻一刻を楽しむことができました。
体力が続くかぎり、事情が許すかぎり、また一人旅に出てみたいと思っている今の私です。
※ 日本最南端の碑の前に立ったとき、周りには人一人
いませんでした。これも一人旅の醍醐味の一つです。