田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

北海道マラソンボランティア説明会

2007-08-21 18:32:12 | ボランティア
 ボランティアらしいボランティアに参加するのは、私の記憶ではおそらく初めての体験です。
 北海道マラソンの成功のために、私の力が少しでも役立てることを意気に感じながら、影の力に徹しようと思います。

 2007北海道マラソンが9月9日(日) 開催されます。
 その大会運営ボランティアに応募しました。(妻もなんとか説得して一緒に参加します)

 昨夕、ボランティアの事前説明会が道新ホールで行なわれ、参加してきました。
 老若男女さまざまな方がいましたが、比較的老年、熟年が目立つようでした。
 しかし、誰もが若々しく、ランナーを支えようとする熱気のようなものを感じました。

 私の担当は37.5km地点のスポンジポイントです。
 後半も後半、エリートランナーにとっては勝負をかける地点です。
 一般ランナーにとっては、息も絶え絶えの自分に「あと5km頑張れば・・・」と、自分を叱咤激励する地点です。
 ボランティアのユニフォームの青いキャップに青いTシャツを身に付けて、一人ひとりのランナーに心を込めてスポンジを渡そうと思います。
 
 これまではテレビ観戦するだけだった大会に、ボランティアとして参加できることに喜びを感じながら・・・。

知事公館邸内見学

2007-08-20 21:21:49 | 札幌(圏)探訪
 ようやく知事公館の内部を見学することができました。
 我が庭ともいえる(???)知事公館の裏庭は頻繁に訪れていたのですが、内部見学はかないませんでした。
 夏休み期間中は土・日も開放するということで、先日ようやく内部見学が実現したのです。

 現在でも公式行事や賓客の接待に使用されているという知事公館の内部は、調度品なども整えられ、整備が行き届いていました。
 明治時代の洋風建築(三井財閥所有だった)を保存しながら活用している公館は、けっして広大でも、華美でもなく、質素だけれど落ち着いた雰囲気の感じの良い建物でした。

 現在使用されている公館の内部を、私たち一般市民に開放するということは、北海道の英断だと思います。 
 こうした北海道の姿勢は、もっと評価されてもいいんじゃないでしょうか。

※ 写真は知事公館内部の一部です。

スタンプラリー(8) 千歳市

2007-08-19 18:56:27 | 札幌(圏)探訪
 千歳市は6つの施設が提供されていましたが、その中から次の2ヶ所を選びました。

(1) 名水ふれあい公園
 千歳市から支笏湖に向って10分程度走ると、左手に見えてくるのが「名水ふれあい公園」です。(添付写真)
 ここは千歳市の水道の取水口であり、浄水場が設置されているところです。ここの水が環境庁の「名水百選」に選定されたということですから、それを受けて市民の憩いの広場として整備されたと想像したのですが?
 たくさんの市民が憩い、多くの人が名水をペットボトルなどに詰めていました。
 私の妻も用意周到に準備したペットボトル2本に名水を詰めて持ち帰りましたよ。

(2) 支笏湖ビジターセンター
 もう私が説明する必要もないでしょう。
 あの支笏湖です・・・。

 しかしです!
 支笏湖は、私のイメージしていた支笏湖とはかなりかけ離れていました。
 あまりにも観光地化されているのに驚きました。

 私は学生時代に支笏湖YH(ユースホステル)に宿泊した経験があります。
 当時、支笏湖畔は数軒のホテルや旅館があるだけの静かな佇まいであったように記憶しています。
 観光地化されていなかったからこそ、ユースホステル協会直営のYH(ユースホステル)も建設されたのでしょう。

 しかし、時代はそんな悠長なことを許してはくれなかったようです。
 見事に変身した、見事に観光地化した支笏湖がそこにありました・・・。
 私の思い出に残る支笏湖YHは、観光地化したホテルや土産物店から隠れるようにしてひっそりと建っていました・・・。

スタンプラリー(7) 恵庭市

2007-08-18 18:40:50 | 札幌(圏)探訪
 恵庭市も4つの施設が提供されていて、その中から次の2ヶ所を訪れました。

(1) 道と川の駅「花ロードえにわ」
 この施設は、いわゆる道の駅の一つですが、所在地はガーデニングの街として有名な恵庭市の恵み野地区に位置しています。
 さすがに花の街です。建物正面にはたくさんのハンギングバスケットが下げられていて、華やかさを演出しています。(添付写真)

 施設は新しく、情報コーナー、休憩所、レストラン、地場産品販売所などの複合的機能が備わった施設でした。

(2) 緑のふるさと森林公園
 この施設だけは今回の順路から外れていて、恵庭市の奥座敷にスタンプを求めて往復20km走ってきました。
 山奥を切り開いて造成された公園ですが、はたして開設したねらいが市民に受け入れられているのでしょうか?
 夏休み中、しかも休日だったにもかかわらず駐車場には車が一台きりでした。
 まさか管理人の車ということはないですよねぇ???

 恵み野地区に私は以前、わざわざ訪ねてきたことがあります。花づくりに凝っていた頃に、先進地としての恵み野地区から学びたいと思い訪ねたのでした。
 恵庭は恵み野地区だけではなく、他にも熱心に花づくりに取り組んでいるところがあるとのこと、一度またゆっくり訪ねてみたい街です。

スタンプラリー(6) 北広島市

2007-08-17 17:54:53 | 札幌(圏)探訪
 北広島市は4つの施設が提供されていましたが、その中から次の2ヶ所を訪れました。
 短評とともにレポートします。

(1) エルフィンロード 「自転車の駅」
 北広島市を始めて訪れた私にとって「エルフィン」という名称が気になりました。
 「自転車の駅」周辺をあちこちと探すと片隅に説明のボードを発見しました。
 それによるとエルフィンとは「妖精」という意味だということがわかりました。

 北広島市は、エルフィン(妖精)を市のイメージキャラクターとしているようです。
 市では、エルフィンロード、エルフィンパークと公共施設の冠名称として使用したり、市が開設する子ども向けHPを「エルフィンキッズ」と名付けたりしています。
 また、民間でもエルフィンスポーツクラブ、エルフィン歯科というような名称の施設があり、市民にかなり浸透しているようです。

 それにしても「エルフィンロード『自転車の駅』」は辺鄙な所にありました。「どうしてこんなところに導いてくれるの?」と言いたくなるような所でした。しかも何にもない所に・・・。

(2) 北広島農産物直売所
 この施設は、JR北広島駅東口近くの空き地にプレハブ造りでありました。
 私はスタンプを押すだけでしたが、妻にとっては新鮮で安価な野菜類は魅力なようです。いくつかの野菜を買い求めていました。

 エルフィン ~ 妖精 などというメルヘンチックな名称が市のイメージキャラクターにどのような経緯で決められたのか、おじさんはとても興味があるのですが・・・

※写真として残すような光景がなく、ついつい撮りそびれてしまいました。


完成しました!スタンプラリー

2007-08-16 16:34:26 | 札幌(圏)探訪
 札幌圏域というか、石狩管内8市町村にある施設を巡り歩く「ふるさとの魅力発見(8見)スタンプラリー」は残すところ3つの市(北広島市、恵庭市、千歳市)となっていましたが、8月12日(日)に3市の施設を訪れ、とうとう完成させることができました。

 スタンプラリーというゲーム性に導かれながら、車を走らせ、新しい発見や久しぶりの再訪など楽しく参加させてもらいました。
 ただ、ラリーの完成を急ぐあまり、それぞれの施設またはその周辺をゆっくり楽しむまでには至らなかったのは反省点です。
 また、道順良く効率的に回るために、興味のあった施設を外さねばならなかったところもあり、ちょっと残念な思いもしました。

 ともかく各市町村2ヶ所ずつ(札幌市のみはまだ1ヶ所)、計15ヶ所の施設を巡る中で、自然豊かな札幌周辺の市町村の様子と、各地の産物、各自治体の取り組みなどを理解することができました。

 私の車にはナビが搭載されていません。ですから、このラリーでも目的の施設を発見するまでかなり迷ったところがあります。初回の「いしかり地物市場」、そして今回の「エルフィンロード『自転車の駅』」には苦労させられました。
 ナビについては、「いまさら・・・」の思いもあり、私はこれからもアナログ派でいくことにします!

 今回訪れた3つの市のレポートについては、3回に分けてこの後レポートすることにします。

※写真は、全ての枠を各市町村のスタンプで埋めたスタンプ帳です。

キーワードは “環境” ???

2007-08-15 17:33:36 | 環境 & 自然 & 観察会

 8月こそ連日更新を!と張り切っていたのですが、昨夕は楽しすぎた飲み会で更新を断念してしまった。残念!
 それでは本日の投稿です。


 「ファーブルにまなぶ」展の後、その足で「札幌市環境プラザ」と「環境サポートセンター」の二つを訪れてきました。
 どうやら私の中で化学変化が起きつつあるようなのです。
 まだまだ漠然としたものなのですが、ぼんやりと「環境」というキーワードが浮かびつつあるのです。

 二つの施設を覗いて・・・、
 さまざまな活動や行事があることがわかりました。
 たくさんの団体・グループが活動していることを知りました。
 しかし、そこで私が何を望んでいるのか、何をしたいのか、明確な輪郭を描くまでにはいたっていません。

 「環境」という言葉をもっともっと私の中で熟成させることが必要なようです。
 といっても、私の描く「環境」とはけっして難しいものではなく、せいぜい「タバコのポイ捨てはみっともないなぁ」とか、「街中の雑草は目障りだなぁ」程度のものなのですが・・・。
 いずれにしても、もっともっとさまざまな体験をし、たくさんのモノやコトを見なければならないようです。

 そうなのです!
 おじさんはまだまだ札幌を見なきゃ (観なきゃ、視なきゃ) いけない。
と考えている昨今です。

 ふーっ、それにしても連日の暑さが堪えます。これも環境問題と関わりがあるのでしょうか?

※写真は札幌市環境プラザの内部の様子です。


サタデー・テーリング (30)~(31)

2007-08-13 17:12:12 | 札幌(圏)探訪
 サタデー・テーリングはいよいよ終盤に入ってきました。
 今回は、二つの施設を訪ねました。

№31 【札幌市手稲記念館】
 手稲記念館は、地下鉄東西線の終点「宮の沢」駅から徒歩7~8分ほどの近さのところで木々に囲まれて静かに佇んでいます。
 雨の日だったこともあり、館内には誰もいず管理人だけがひっそりと建物を守っているという感じでした。
 
 特別に特長のある記念館ではないのですが、旧手稲町と札幌市が合併したのが昭和42年と比較的新しいことが展示から気づきました。
 大学時代に手稲に実家のある友人のところに何度か遊びに来たことがありますが、今考えると合併間もない頃のことだったんだなぁ、などと振り返っています。

№30 【白い恋人パーク】
 この白い恋人パークも手稲記念館と同じように「宮の沢」駅から7~8分のところにあります。
 これまで隣の白い恋人サッカー場には何度か来たことがあり、外観を眺めるだけでしたが、今回は入館料600円を払い内部を見学することにしました。
 印象は「ずいぶんお金をかけているなぁ。宣伝が上手なのか、たくさんの人が入っているなぁ」というものでした。
 それにしても、チョコレートの歴史や、高価なカップのコレクションは分かりますが、ブリキのおもちゃやさまざまなプロスポーツ選手の記念品は何の意味があるんだろうか、と思ったのですが・・・。
 手入れの行き届いた庭の花々が建物の外観とマッチして、来館者を夢の世界に誘っていたようです。

 さあ、これでサタデー・テーリングもいよいよ残すところ2ヶ所(NHK札幌放送局と円山動物園)となりました。
 残りはゆっくり楽しもうかな、などと思っているのですが・・・。

※写真は4階のチョコレートラウンジから見た、コンサドーレのホーム練習場「白い恋人サッカー場」です。

「ファーブルにまなぶ」展

2007-08-12 21:48:25 | イベント

 友人の来札に合わせ行こうと思っていた「ファーブルにまなぶ」展に一人で行ってきました。
 友人の来札が叶わなかったからです。

 「ファーブル昆虫記」の原典、彼の昆虫コレクション、そして彼の植物の細密画など貴重な品々が数多く展示されていました。

 意外だったのはファーブルが母国フランスにおいては日本ほど有名でないということなのです。
 日本ではほとんどの人が彼の名を知っているはずですが(?)、フランスでは必ずしもそうではないということです。(それは両国の初等理科における扱いの違いにあるようです)

 さて、主催している北大総合博物館も配慮しているようですが、この「ファーブルにまなぶ」展は、彼の研究姿勢から「自分の手で試し、自分の目で確かめる」ことの楽しさを知ってほしいという願いが込められているとのことです。

 夏休み、そして休日とあって多くの市民、親子連れが訪れていました。
(「ファーブルにまなぶ」展は9月17日まで開かれています。まだの方はぜひ!)

※ 写真はガラスケースに収められた「ファーブル昆虫記」の原典です。


スタンプラリー(5) 札幌市「滝野すずらん丘陵公園」

2007-08-11 18:54:56 | 札幌(圏)探訪
 石狩館内の4つの市町村を巡った後、すっかりご無沙汰していた札幌広域圏のスタンプラリーに久しぶりに出かけました。
 目的地は札幌市の滝野すずらん自然公園です。

 自宅から南に向って中心街を抜け、真駒内を通り、住宅も見えなくなった山あいにある公園までおよそ50分。これを遠いとみるか、近いとみるか?
 今時にあれだけのスケールを誇る公園を造成するとなると、やはり都心を離れなければなりません。自然豊かな中でたっぷり遊ぶための施設を造るためにはけっして遠い距離とはいえないでしょう。
 事実、休みの日ではありましたが、非常に多くの市民が訪れて楽しんでいました。資料によると、年間入場者数はおよそ60万人とか・・・。

 この公園がどれくらいのスケールかというと、計画面積では400haで、現在ほぼ半分の192haが開園していて、全面開園の予定は平成22年とのことです。haで表記してもピンとこない方もいるでしょう。(私がそうです)そこで長さで表すと、東西、南北とも約2kmのほぼ正方形の形をしているそうです。

 公園を訪れた印象を一言で表現すると「よくぞこんな山奥に、これだけ整備された公園を造ったものだ!」というのが率直な印象です。それもそのはず、ここは全国に17ヶ所しかない、北海道で唯一「国営」と冠がつく公園なのです。このように書くと、またお役人さんの天下りの一つかな、と連想してしまいますが・・・。
 とにかく非常に整備されていて、その維持費たるや相当な額ではないかと想像されるほどです。

 見方によっては「自然に手を入れすぎている」とも取られかねませんが(私自身もそうした思いが少なからずありますが・・・)、今の人たちは自然と触れ合うにしてもそれなりに整備されていないと魅力を感じないということでしょうか?

 一日を自然の中でたっぷり遊び、それでいて自然が人間に与えるデメリットをできるだけ除去しようとしている滝野すずらん丘陵公園は一度訪れてみる価値はありそうです。その上で、それぞれがその価値を自己判断されるのが良いでしょう・・・。

※ 写真はすずらんではなく、ちょうど満開だったポピーの花の群落です。