久しく味わうことのなかった寄席気分を味わいながら、落語が醸し出す上質な笑いを堪能しました!
「ちえりあ」とは、以前にも触れましたが、札幌市生涯学習センターの愛称です。
その「ちえりあ」で、東京の寄席をそっくり引っ越したような形で「ちえりあ寄席」と銘打って8月24~26日まで計4回の寄席公演が行なわれました。
私は中日の25日夕方の公演を聴きに出かけました。
出演者のラインナップと演目は次のとおりです。
桂 夏 丸(二つ目) 「青い鳥」
昔昔亭 桃之助(二つ目) 「かぼちゃ屋」
春風亭 柏 枝(真打ち) 「代り目」
W モアモア (漫才協団真打ち) 「漫才」
昔昔亭 桃太郎(真打ち) 「結婚相談所」
(お仲入り)
桂 歌 春(真打ち) 「看板の一」
三笑亭 夢之助(真打ち) 「壽限たら」
翁 家 喜 楽(太神楽) 「曲芸」
春風亭 小柳枝(真打ち) 「井戸の茶碗」
本格的な落語ファンでない方(私もその一人ですが)にはあまり馴染みのない名前かもしれません。しかし、桂歌丸師匠が会長を務める落語芸術協会の理事や監事などの役職に就いている重鎮が勢揃いした(小柳枝、夢之助、歌春、桃太郎)舞台だったのです。
高座に上がる芸人たちはそれぞれが鍛えた話芸で自らの世界に聴衆を引き込みます。聴く者にとって好みは違うとはいえ、それぞれが楽しい舞台でした。
その中でも私好みを言えば、春風亭柏枝、桂歌春、春風亭小柳枝、の三人かなぁ・・・。
Wモアモアの二人も違った意味で、大笑いさせてもらいました。
遠い昔、たった一度だけ訪れた新宿「末廣亭」の舞台を思い出していました…。