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私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

頑張れ!北海道のプロスポーツ

2022-04-09 19:29:19 | スポーツ & スポーツ観戦

 日本ハムファイターズをはじめ、コンサドーレ札幌、レバンガ北海道と、どうも北海道のプロスポーツチームの成績が今一つパッとしない。全国の強豪チームと比べチーム力が劣っていることは否めないが、選手たちの頑張りで私たち道民に明るい話題を届けてくれないものか…。

     

 今年の北海道のプロスポーツチームの成績が振るわない。その象徴ともなってしまっているのが「北海道日本ハムファイターズ」である。本日の対楽天戦も試合前半で勝敗の帰趨が見えてしまったような戦いだった。これまでの成績はなんと2勝11敗と惨憺たる成績で、パリーグで断トツの最下位である。

   

 そして「北海道コンサドーレ札幌」も今年は今一つパッとしない。ここまで7試合を戦って、いまだ1勝もできずに対戦成績は6分1敗である。開幕以来引き分けが6試合続いていたうちは多少の希望もあったのだが、先日の対鳥栖戦では「あれっ?」と思うほど攻め込まれっ放しで0対4とサッカーの試合としては無残な負け方だった。順位もJ118チーム中16位に沈んでいる。

   

 さらに「レバンガ北海道」は今年も苦戦続きである。元日本代表で闘将とも称された佐古ヘッドコーチの就任で期待されたのだが、現在15勝29敗で東地区11チーム中9位と苦戦している。

 北海道の各チームが苦戦している要因については以前に言及したことがあるが、かなりはっきりしていることがある。それはコンサドーレ前社長だった野々村氏がいつも口にしていたことだが「資金力の差」である。プロスポーツの場合、選手たちは契約金の多寡によって所属チームを決めることが多い。ところが北海道では有力なスポンサーを見つけづらいという事情がある。そのことが特にコンサドーレやレバンガではチーム強化の足かせになっている。しかし、日本ハムの場合は少々事情が異なる。日本ハムの場合はあくまで経営の主体は親会社は(株)日本ハムである。(もちろん経営そのものは(株)「北海道日本ハムファイターズ」という形を取っているが、役員は親会社から派遣されている)その親会社が健全経営を球団に促しているようである。これまでも高い年俸となった選手たちをFAなどで放出する傾向があったが、昨年は選手間の不祥事もあって主力選手を放出したにもかかわらず、その主力選手たちに代わる補強をまったくしなかったことが、 今シーズンの大不振に繋がっているように思える。

 と愚痴ばかり述べ立てても、気分は一向に晴れない。確かにチーム力の差は認めざるを得ないが、所属する選手たちはいずれもプロを憧れた多くの人たちの中から選ばれた選手ばかりである。今は年俸が安くとも、活躍次第で年俸がどんどん上がることを励みとして、自分のため、チームのため、北海道のために頑張ってほしい。そして北海道民に明るい話題を提供してほしいと念願するのである。

   

 北海道のプロスポーツというと、旭川に本拠地をおく男子バレーボールチーム「ヴォレアス北海道」がある。国内のバレーボールチームでは初のプロバレーボールチームだという。そのヴォレアス北海道はV2リーグでは3年連続して優勝し、今日からV1昇格を目ざす入れ替え戦をV1リーグ最下位の「VC長野」と戦い、大激戦の末セットカウント3対2で勝利した。明日もう一試合戦うが、その結果次第では数年来の念願だったV1リーグ入りを果たすという夢が近づいてきた。それほどバレーボールを熱心に観ているわけではないが、今日はテレビの前で懸命に応援した。やはり北海道のチームが活躍することは道民にとって何よりの明るいニュースである。

 北海道のプロスポーツチームが明るい話題を届けてくれることを道民の一人として心から願っている。そのことが私たち道民の何よりの心のビタミンとなるのだから…。

※ 掲載写真は全てウェブ上から拝借しました。 



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