注目を浴びる日本ハムファイターズの新ホーム球場が今年3月にオープンしたが、なかなか球場に行く機会がなかった。本日、ようやくスタジアムツアーに参加し、新しい球場を隅々まで(?)見ることができた。
※ この図は写真ではなく、Fビレッジ全体の概念図です。
友人と「早く一度新球場に行ってみたいですね」と話していたが、なかなか機会に恵まれなかった。そうしている中、ファイターズの対戦がない日に「スタジアムツァー」を実施していることを知った。友人にそのことを話すと「それいいね!」ということになった。善(?)は急げである。スタジアムツアーには「ベーシックツアー」と「プレミアムツアー」の2種類があったが、私たちは無理をせずに「ベーシックツアー」(平日1,800円)をチョイスし、本日10時30分開始の回に申し込んだ。
球場のある北広島市には、見学後に球場内で醸造されているクラフトビールを試飲することもありJRで向かった。北広島駅からは徒歩で球場に向かい、スタジアムツアーの受付のところへ行くと、たくさんの高校生の姿が目立った。高校の修学旅行でスタジアムツアーを組み込んでいる高校が多いようで、その後もたくさんの高校生が球場内に目立った。
※ エスコンフィールドの正面入口です。
いよいよスタジアムツアーである。ガイドはファイターズガールの植村ゆうなさんという方だった。しっかりと訓練を受けているようで歯切れの良い説明と、案内でスタジアムツアーを楽しむことができた。
※ 私たちのツアーのガイドを務めてくれたFガールの植村ゆうなさん。
見学できたところは、バックネット裏の特別席である「ダイヤモンドクラブシート」に座っての球場の眺め、ファイターズの歴史を表示した一角、続いてプレミアム感漂う「ダグアウトクラブシート」席とその後方のレストラン、そしてガラス壁を隔てた「インタビュールーム」などを見て回った。
※ ファイターズのこれまでの歴史を概観するコーナーです。
※ 試合後のインタビューが行われる部屋をガラス越しに見ました。
そしてそこからグランドに足を踏み入れて木製の椅子が特徴のダグアウトに腰かけて選手気分を味わった後に、グランドを実際に歩いてみた。(といってもアンツーカーの部分だけであるが)
※ グランドレベルから球場内を見たところです。
※ ファイターズ側のベンチです。新庄監督が座る席が特徴です。
私たちはツアーを終えた後、ちょうどお昼時間だったこともあり、予定していた球場内のクラフトビール醸造所兼レストラン「そらとしば」でクラフトビールを味わいながら昼食を摂った。ビールは既成のビールとは一味違ったが美味しいビールだった。
※ 見学後にクラフトビールをグィッと…。
その後、スタジアムツアーで回らなかった球場内の施設を見て回ろうとしたが、試合開催日でなかったために立入禁止部分があったりして、球場全体を見て回ることはできなかった。ただ、球場内は試合がないにもかかわらずかなりの人数の人が訪れていて、けっこうな賑わいを見せていた。
※ ホテル・タワーイレブンの入口前に描かれたダルビッシュと大谷選手の壁画です。
全体を見て回っての印象であるが、本場アメリカの球場を参考にしたり、これまでの日本の球場の欠点を補正したりと、理想を追求した球場であるとの印象だったが、球場だけでなく周辺も含めた「Fビレッジ」構想が、地域の発展に繋がることを期待したい。