田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

石狩浜あそびーち ウォーク

2020-04-28 20:15:25 | 札幌ウォーク & Other Walk

 石狩浜の「あそびーち」を含む海浜ウォークを3時間強楽しんだ。楽しんだというよりは、けっこう難行苦行だったのだが…。今日は先日(26日)とは違い好天に恵まれたこともあり、若干の人出はあったものの、ウォークそのものは人とは交わらない単独のウォークだった。

 先日の「おたるドリームビーチ」ウォークを終えた後、「次は新川の川向いのあそびーちあたりかな?」的な投稿をした。私は過去に新川の川向のところから海浜ウォークをした記憶があった。ところが今日、現地へ行ってみるとそこへ至る道が閉鎖されていた。周辺を探索しても、入れそうなところはなかった。おそらく周辺に風力発電の風車が沢山立っていたことから立ち入り禁止の措置が取られたのではないかと推測した。

 仕方がないので、私はかつて知ったる弁天町の「あそびーち」の駐車場を目ざした。

   

   ※ 石狩あそびーちのスタート地点です。海水浴時の見張り台があります。

     写真の向こうは石狩川の河口方面。遠くには増毛連峰が望めます。

 駐車場には数台が駐車していた。浜へ出てみると、家族連れなどが数組浜辺で遊んでいた。私はそこを遠巻きにしながら、彼らから離れた。

   

   ※ スタートするところには、こうした家族連れが何組かいました。

 弁天町の「あそびーち」からは二つのウォーキングコースが考えられる。一つは石狩川河口を目ざすコースと、石狩新港に向かうコースである。

 私は石狩湾新港を目ざすコースを取った。距離は分からなかったが、ともかく砂浜が途切れるところまで行ってみようと思った。(途切れるところが石狩湾新港の東端にあたる)

   

   ※ 広々とした石狩浜です。私は向こうの二つのタンクが見えるところを目ざしました。

 天気は良かったが、海の波の方は風が吹いていて先日同様やや荒れている感じだった。

 石狩浜は「おたるドリームビーチ」に比べると、砂浜が広くゆったりした感じがした。海岸浸食の問題も起きていないようだ。砂浜が広いことも影響しているのだろうか?ゴミもあまり目立たなかった。砂浜で目立つのは打ち上げられた流木がけっこう目立った。

   

 流木というと、懐かしい思い出が蘇ってくる。若いころ、家族キャンプを盛んにやっていた時、海岸や湖岸でキャンプをするときに、私がまずやったことは流木拾いだった。それを夜になると燃やして、その炎を飽きもせずに眺めて過ごしたことが蘇ってきた。それは何ともいえない至福の時だった。あ~あ、またあの時のような思いに浸ったみたい、と思いながらウォークを続けた。

   

 今日は波打ち際を歩こうと、長靴(例のスパイク付き長靴)を持ち出して歩いた。波打ち際は水分が含まれ砂が固まっていると思われたのだが、そういうところもあるにはあったが、全体としては意外に柔らかく、そのうえ水分を含んでいるので歩きにくかった。

 歩き始めて1時間が経過したころ、海辺に車が数台停まっていた。中には釣りをしていた車もあった。一方、車の中でじーっとしている人もいた。何をするでもなく、海を眺めるために来た人なのか?

    

   ※ 石狩湾新港が近づいてくると、何台かの車が停まっていました。  

 遠くに石狩湾新港の東埠頭岸壁(だと思う)が見えてきた。すると、空に奇妙なものが浮かんでいるのが目に入った。よく見ると、それはカイトボードという風を捉えてサーフィンボードで海面を滑走するスポーツを楽しむ人たちだった。空に浮かんでいたカイトは4~5機だったが、入れ代わり立ち代わり次々と楽しんでいた。若い人のスポーツと思っていたが、傍まで行ってみると意外に年配の姿が目立った。いまやアクティブ老ボーイが多いのかもしれない。

   

   

 と思っていたら、砂浜でもカイトを楽しんでいる人がいた。こちらはボートの代わりに車輪の付いた板に乗っている。けっこう器用にカイトを操っていた。海に入る前のトレーニングなのだろうか?それともそれはそれとして独立した遊びなのか?いったい何という名称が付いているのかな?

   

   ※ 丘カイトです。カイトを操る人は車輪の付いた台に乗っています。

 そうした光景を目にしながら進んでいたが、スタートから1時間30分後過ぎに東埠頭岸壁に到達した。距離計を見ると6キロ超を示していた。岸壁に上がって向こう側を見てみたら、内側は何の造作もしていないようだった。これからの工事で港らしくなっていくのだろうか?

   

   ※ 私が往路のゴールとした東埠頭岸壁(?)です。

   

   ※ 岸壁から中を覗きましたが、港らしき様子には見えませんでした。

 岸壁で一休みした後、私は歩いて来たコースを再び折り返してスタート地点まで戻ったのだった。都合、3時間のウォークで12キロ超を歩いたことになる。砂浜だけにけっこう負荷もかかったウォーキングとなった。

   

 最後に、上の写真は何でしようか?単に砂に刺さった棒切れである。私は今日、この棒切れをウォーキングの友として一緒に歩いた。特に棒切れに頼ったわけではないが、とてもリズムよく歩くことができた。いよいよ私も歩く際に二本足ではなく、三本足となる日が近いのかもしれない…。