LPコンサートなるものに初めて参加した。この日はピアニストで主にイージーリスニング系の曲を弾くことで知られるリチャード・クレーダーマンのLPを聴く会だった。初めて参加した私はどう反応したら良いのか戸惑いながら参加した。

※ ウェブ上から拝借した映像は、クレーダーマンが大活躍していたころの写真と思われます。
3月20日(火)午後、札幌市生涯学習センター(愛称:ちえりあ)で行われた「LPコンサート」に参加した。というよりは、ちえりあのメディアプラザでの調べものをする必要があり、そのときたまたまLPコンサートが行われるのを知って、「どんなものかな?」という思いもあり参加した。
会場はちえりあの5階、「音楽研修室」という中・高校の音楽教室といった感じの部屋で行われた。平日の午後、ということで参加者のほとんどは私のようなシニア層で、40名ほどの人が集まっていたようだ。

※ シニア層が目立った参加者たちはただ静かに聴き入るばかりでした。
このコンサートの売りは、CDプレイヤーではなく、レコードプレイヤー(VICTOR QL-Y44F)というアナログ機器を用いてのLPコンサートだということを担当者は強調されていた。担当者は言っていた。「デジタルにはないアナログの音をもう一度、味わってみるのもいかがでしょうか」と…。

※ レコードプレイヤーを真ん中にしたステレオセット(懐かしい言葉ですなぁ)です。
さて、リチャード・クレーダーマンであるが、彼には「渚のアデリーヌ」という大ヒットした曲がある。この一曲で、イージーリスニングのピアニストとして一気に名声を獲得した人である。
この日は「ベスト・オブ・リチャード・クレイダーマン」という彼のベスト盤を全曲聴くというコンサートだった。その曲目は…、
Side One ⑴ 渚のアデリーヌ
⑵ 秋のささやき
⑶ アルゼンチンよ泣かないで
⑷ ラプソディ・イン・ブルー
⑸ ノスタルジー
⑹ ラ・メール
Side Two ⑴ 愛しのクリスティーヌ
⑵ 星空のピアニスト
⑶ 愛の秘密
⑷ 恋はピンポン
⑸ ムーンリバー
⑹ バラ色の人生
いずれの曲も一度は聴いたことのある曲で、懐かしさの優しさに包まれたひと時だった。
ところでどう反応したら良いのか、については戸惑いがあった。誰もが静かに聴き入るのみで室内は全曲が演奏される間、静寂に包まれた40分間だった。
レコードの演奏に対して、拍手するなどということはないだろうから当然の反応だと思われる。しかし、聴き入る40名がそれぞれの世界に浸りながら、何の交流もないというのもなんだか不思議な世界だった。
レコードプレイヤーでのアナログ機器による演奏であるが、アナログ機器は“柔らかな音”という定評がある。確かにそうした思い込みを持ちながら聴くと“柔らさ”を感ずることができるが、繊細な耳の持ち主ではない私には、その微妙な加減は聞き比べでもしない限り良くは分からない、というのが正直な感想だった。

※ この日使用されたVICTOR QL-Y44Fというレコードプレイヤーです。
ちえりあのLPコンサートは定期的に行われているようである。主として扱われるのはクラシックの曲なのではと想像されるが、いつかの機会にクラシックを取り上げたコンサートにも参加してみたいと思った。

※ ウェブ上から拝借した映像は、クレーダーマンが大活躍していたころの写真と思われます。
3月20日(火)午後、札幌市生涯学習センター(愛称:ちえりあ)で行われた「LPコンサート」に参加した。というよりは、ちえりあのメディアプラザでの調べものをする必要があり、そのときたまたまLPコンサートが行われるのを知って、「どんなものかな?」という思いもあり参加した。
会場はちえりあの5階、「音楽研修室」という中・高校の音楽教室といった感じの部屋で行われた。平日の午後、ということで参加者のほとんどは私のようなシニア層で、40名ほどの人が集まっていたようだ。

※ シニア層が目立った参加者たちはただ静かに聴き入るばかりでした。
このコンサートの売りは、CDプレイヤーではなく、レコードプレイヤー(VICTOR QL-Y44F)というアナログ機器を用いてのLPコンサートだということを担当者は強調されていた。担当者は言っていた。「デジタルにはないアナログの音をもう一度、味わってみるのもいかがでしょうか」と…。

※ レコードプレイヤーを真ん中にしたステレオセット(懐かしい言葉ですなぁ)です。
さて、リチャード・クレーダーマンであるが、彼には「渚のアデリーヌ」という大ヒットした曲がある。この一曲で、イージーリスニングのピアニストとして一気に名声を獲得した人である。
この日は「ベスト・オブ・リチャード・クレイダーマン」という彼のベスト盤を全曲聴くというコンサートだった。その曲目は…、
Side One ⑴ 渚のアデリーヌ
⑵ 秋のささやき
⑶ アルゼンチンよ泣かないで
⑷ ラプソディ・イン・ブルー
⑸ ノスタルジー
⑹ ラ・メール
Side Two ⑴ 愛しのクリスティーヌ
⑵ 星空のピアニスト
⑶ 愛の秘密
⑷ 恋はピンポン
⑸ ムーンリバー
⑹ バラ色の人生
いずれの曲も一度は聴いたことのある曲で、懐かしさの優しさに包まれたひと時だった。
ところでどう反応したら良いのか、については戸惑いがあった。誰もが静かに聴き入るのみで室内は全曲が演奏される間、静寂に包まれた40分間だった。
レコードの演奏に対して、拍手するなどということはないだろうから当然の反応だと思われる。しかし、聴き入る40名がそれぞれの世界に浸りながら、何の交流もないというのもなんだか不思議な世界だった。
レコードプレイヤーでのアナログ機器による演奏であるが、アナログ機器は“柔らかな音”という定評がある。確かにそうした思い込みを持ちながら聴くと“柔らさ”を感ずることができるが、繊細な耳の持ち主ではない私には、その微妙な加減は聞き比べでもしない限り良くは分からない、というのが正直な感想だった。

※ この日使用されたVICTOR QL-Y44Fというレコードプレイヤーです。
ちえりあのLPコンサートは定期的に行われているようである。主として扱われるのはクラシックの曲なのではと想像されるが、いつかの機会にクラシックを取り上げたコンサートにも参加してみたいと思った。